白夜side
白夜は綾斗と一緒に走っていた。
「急がないとユリスに怒られるんじゃないか?」
綾「わかってるよ。白夜も万由里に怒られるんじゃない?」
「まあ、少しは怒るだろうな。けど、あの担任に雑用を押し付けられたことを言えば許してくれるだろ。」
綾「それも、そうだね。」
話ながら走っていると、前を走る綾斗が渡り廊下を横切ろうとした時、柱の陰から出てきた少女と衝突した。
綾斗は少女と衝突しないように無理して避けたが、少女もまた綾斗と同じ方向に避けたため衝突する結果になった。
「大丈夫か、お前ら。」
綾「ああ、俺は大丈夫だよ。君、大丈夫?」
少女「あ、はい・・・大丈夫です。」
綾「本当にごめん。」
二人とも無事なことを確認して、急いでトレーニングルームに行くため綾斗に声を掛けようとして、綾斗の顔が赤くなっているのに気が付いた。
綾斗の視線の先を見ると少女がスカートを押さえて顔を赤くしていた。
それで何を綾斗が顔を赤くしている理由を理解して白夜は左手を頭に軽く当てて呆れた顔で綾斗に声をかけた。
「綾斗、お前は何をやってるんだ。」
綾「いや、これは事故で。」
「はあ、まあいい。それよりも急がないとやばいんだろ、早く誤って急ぐぞ。」
綾「そうだね。ごめん、不注意だったよ。」
そういって、綾斗は少女に手を伸ばした。
少女は、恥ずかしがりながらも綾斗の手をとって立ち上がった。
少女「いえ、こちらこそごめんなさいです。」
?「綺凛、なにをしている!」
綺「はい、ごめんなさいです。」
怒鳴るような男の声に少女はそちらに向かって謝り、落ちていた荷物を拾った。
綺「それでは。」
綾「ああ。」
少女は最後にこちらに頭を下げてから男の声がした方に走っていった。
綾斗は、少女が走っていった方を見て何か考えているようだ。
「もう時間は過ぎているが、随分余裕そうだな。」
綾「あ!」
綾斗が急いで駆け出そうとした時、ちょうど携帯に着信が入ったようだ。
綾斗が空間ウィンドウを開くと不機嫌そうなユリスの顔が映った。
白夜と綾斗はユリスからの着信があった後、急いでトレーニングルームに向かい現在訓練をしている。
普段は別々でトレーニングしているが、今回は綾斗やユリスと一緒に白夜と万由里の四人で合同訓練をすることにしたのだ。
現在は、綾斗とユリスの二人が訓練しているのを万由里と一緒に休みながら見ているところだ。
「やっぱり、綾斗は強いな。封印が全部外れたら面倒そうだ。」
万「よく言うわ。白夜に強いって言われても嫌味に感じるんじゃない?」
「それは流石にないだろ。」
万「わからないわよ。サイラスとの戦いの時、綾斗はセル=べレスタを使ってたけど、白夜は素手だったし。綾斗にそう思われても仕方ないんじゃない?」
「そうか?あいつもセル=べレスタ使いにくそうにしてるからそうでもないと思うんだが?」
万「確かに、扱いにくそうではあるけど、それでも素手よりはましだと思うわよ。」
「・・・返す言葉がございません。」
万「まあ、私も素手で倒し切るとは思わなかったわ。紗夜のあの攻撃を耐える人形が相手だったわけだし。」
「あんなのに刀抜く気がしなかっただけだよ。それより終わったみたいだぞ。」
万「そのようね。」
白夜と万由里は、訓練を終えて近づいてくる綾斗とユリスを見つめた。
「お疲れ。」
万「お疲れ様。」
綾「お疲れ。」
ユ「ああ、それより何を話していたんだ。」
「綾斗の力について少しな。」
綾「俺?」
万「ええ、けど大したことは話してないから気にしなくていいわよ。」
綾「そ、そうなんだ。」
白夜と万由里の言葉に綾斗は少し戸惑って返事を返した。
ユ「それより、私たちの訓練は見ていたのか?」
「見てたぞ。綾斗が飛び跳ねて炎を切ってた。すごかった。」
ユ「なんだ。その小学生みたいなふざけた感想は。」
万「まあ、白夜が言ってることも間違いじゃないけどね。ユリスの技のバリエーションが多いのは少しうらやましい。」
ユ「まあ、そのあたりは私も自負するところではあるが・・・、万由里にうらやましいと言われても嫌味にしか感じんのだが。」
万「そ、そう?」
ユ「今の私ではお前に勝てないからな。」
万「まあ、私も白夜に対して似たようなものよ。」
綾「確かにこの前の白夜、すごく強くて驚いたよ。」
ユ「確かに万由里が勝てないと言っていたから強いと思っていたが、まさかあそこまで圧倒的だとわ。」
「別に俺そこまで圧倒的に強いってわけじゃないぞ。」
ユ「どういうことだ?」
「俺は身体能力は万由里より上だが、プラーナの量で言えば万由里の方が上だからな。」
綾「そうなの?」
万「ええ、プラーナだけで言えば私が勝ってるわ。」
「プラーナだけで言えば綾斗より少し上なだけで大して変わらない。」
綾「俺、プラーナの量には多少自信があるんだけど・・・。」
「世の中上には上がいる。」
綾「それはそうだけど・・・。」
「それじゃあ、次は俺と万由里が試合するから休んでな。」
白夜がそういってトレーニングルームの真ん中に歩いていこうとした時、空間ウィンドウが展開された。
『来訪者です。取り次ぎますか?』
機械音声がそう告げると、白夜達はお互いに顔を見合わせた。
白夜達は来訪者をトレーニングルームに招き入れるために扉を開けると、紗夜とレスターが入口に立っていた。
ユ「ほほう、これはまた意外な組み合わせの来局だな。」
ユリスは面白がっている顔で言った。
二人はムッとした表情でユリスを睨んだ。
綾「紗夜に・・・レスター、どうしてここに?」
綾斗の言葉に紗夜は一歩前に出てユリスに人差し指を突き付けた。
紗「ずるい」
ユ「は?」
紗「リースフェルトは綾斗を独り占めしすぎ。綾斗と二人きりで放課後、密室にこもって人に言えないような行為に耽っていたことは調べがついている。」
ユ「人聞きの悪いようなことをいうな!私たちはフェニクスに向けてトレーニングしていただけだ!」
ユリスと紗夜がもめている横で綾斗はレスターと話始めた。
白夜と万由里は完全にそんな四人を呆れた顔で見ながら話が終わるのを待った。
「完全に無視されてるな。」
万「今回は私たちもいるから綾斗とユリスの二人きりじゃないのにね。」
「確かにな。」
白夜と万由里が話していると、入口が開いてクローディアとアルルカントの制服を着た女性が二人入ってきた。
ク「あら、みなさんお揃いでしたのね。」
エ「ほほう、ここが星導館のトレーニングルームかー綺麗だね。」
カ「あまりはしゃぐんじゃない、エルネスタ。」
「クローディア、その二人は誰だ?」
白夜がクローディアに問いかけると、クローディアは二人の紹介を始めた。
ク「ご紹介しますね。こちらはアルルカント・アカデミーのカミラ・パレートさん、そしてエルネスタ・キューネさんです。」
綾「アルルカント・・・?」
ク「この度我が学園とアルルカントが共同で新型の煌式武装を開発することになりまして、今日はその契約のためにいらしたのです。」
カ「どうも。」
ユ「ふっ、そういうことか」
レ「どういうことだ」
ユ「サイラスの一件を告発しないという条件で技術提供を取り付けたのだろう。」
レ「なっ!」
ク「さて、なんのことでしょう。」
ユリスの言った言葉にレスターは驚いた声を上げてユリスの方を向いた。
クローディアはいつも通りの笑顔で返した。
「それはどうでもいいんだが、なんでその二人がここに来てるんだ?」
万「契約だけならここに連れて来る必要はないわよね。」
ク「ええ、それは。」
白夜と万由里の質問にクローディアが答えようとすると、エルネスタが手を上げて答え始めた。
エ「はいはい、それは私が見たいって言ったからでーす。」
エルネスタはいいながら綾斗に近づいて周りを回り始めた。
エ「私の人形ちゃんをぜーんぶぶった斬ってくれた剣士ちゃんを」
そういってにぱっと笑うエルネスタにカミラは頭を抱え、クローディアは驚いたように口元に手を当て、ユリス達も白夜を除いて全員が驚いた。
ユ「貴様、今すぐ綾斗から離れろ」
ユリスはレイピア型の煌式武装をエルネスタに向け、紗夜は無言で煌式武装を起動させた。
エルネスタはそんな二人を気にせずに綾斗の観察を続けた。
エ「なるほどなるほど、なかなかいいわね気にいちゃた。」
エルネスタは綾斗を指さしながら言った。
綾「あの・・・人形を斬ったのは僕だけじゃないんだけど」
エ「知ってるよ、彼もだよね」
エルネスタが白夜に近づこうとすると、万由里が間に入りエルネスタを遮った。
万由里が刀の柄に手をかけると、エルネスタは両手を挙げて後ろに下がりカミラの後ろに隠れた。
エ「怖いな怖いなー。挨拶しようとしただけじゃないか」
カ「悪いな、エルネスタは御覧の通りの性格でね。代わりにお詫びする。」
カミラは謝ると、紗夜の持っている煌式武装見て紗夜と話し始めた。
白夜は紗夜とカミラが話している間に万由里に話しかけた。
「別に割って入らなくても良かったんじゃないか。特に何かする様子もなかったし。」
万「ちょっと嫌な予感がしたから割って入ったの。」
「嫌な予感ね、あれが何か出来るとは思わないけどな。」
万「白夜に危害は加えられないだろうけど、何かイラつくことをされそうな予感がしたの」
「そうか。まあ、もう終わったことだし気にするな。」
万「それもそうね。」
白夜と万由里が話している間にエルネスタ達はトレーニングルームから出ていっていた。
カミラと何かあったらしい紗夜はフェニクスに綾斗と出ると言い出し、ユリスともめ始めた。
それを見かねたレスターは黙ってトレーニングルームから出て行った。
翌日の昼休み、白夜と綾斗はアルルカントについて夜吹に聞きながら食堂に移動していた。
万由里は白夜と一緒に昼食を食べるために夜吹の話はとくに聞かずについてきた。
四人が歩いていると、パァンという乾いた音が響き渡った。
四人が音のした方を向くと、先日の放課後に綾斗が渡り廊下でぶつかった少女と彼女を怒鳴っていた男だ。
「あの二人何してるんだ?」
万「あれは刀藤綺凛ね。」
「万由里、あの子知ってるのか。」
万「知ってるも何もあの子は。」
万由里が綺凛について話そうとした時、綾斗が駆け出して綺凛を叩こうとしていた男の手を止めた。
「あいつ何やってるんだ。」
万「さあ、お人好しなんじゃない。」
「お人好しにも程があると思うがな。」
白夜と万由里が話していると、綺凛と綾斗が決闘をする流れになり綺凛が綾斗に決闘の申請をした。
それを綾斗が受諾すると、綺凛は刀を抜いた。
「あの綺凛とかいう子、なかなかやるようだな。刀を構えただけで綾斗を身構えさせるとは。」
万「そうでしょうね。なにせ彼女はうちの学園の序列一位なんだから。」
「!?」
万由里の言葉に白夜は驚いた顔で万由里の方を向いた。
「一位ってことは万由里より強いのか?」
万「直接戦ったことはないから分からないけど、剣技だけだと負けるかもしれないわ。」
「それはすごいな。今度手合わせしてみたい。」
万「勝負の結果は分かりきってるけどね。」
「分からないぞ、もしかしたら負けるかもしれない。」
万「そんなことないと思うけどね。」
万(白夜が勝つなんて一言も言ってないのに、負けるかもしれないって、何かない限り負けないってことね。)
万由里は白夜の圧倒的な自信に呆れながら綾斗と綺凛の決闘を見守った。
綺凛は綾斗のセル=べレスタを刀を合わせずに躱しながら攻撃していた。
「確かに剣技だけなら万由里より上かもしれないな。セル=べレスタの攻撃を躱すだけじゃなく、防御も軌道を変えて躱している。あれだけの才能を持ったものが同年代にいるとはな。」
万「彼女まだ十三歳よ。」
「は!?」
万由里の言葉に白夜は驚いた声を出した。
「あれで十三歳か、末恐ろしいものだ。」
万「五歳で私の師匠の剣術を奥義まで見ただけで師匠に負けず劣らずの完成度で習得した人が良く言うわ。」
「なんのことだか。」
万「まあ、彼女の才能がすごいけど、白夜程ではないわってだけだし。」
「それにしても綾斗はセル=べレスタを扱いきれてないな。」
万「そうね。セル=べレスタが綾斗の扱いやすい形だったら綺凛は負けてたかもね。」
「かもな。」
白夜と万由里が話している間に綾斗の校章が綺凛によって斬られたことで決闘は終了した。
決闘が終了してすぐにユリスが綾斗を連れて行った。
「俺たちも綾斗のところに行くか。」
万「それもそうね。」
「じゃあ、夜吹飯はまた今度な。」
白夜と万由里は何か言っている夜吹を無視してユリス達の後を追った。
白夜達はユリスのトレーニングルームに移動し、綾斗をトレーニングルームの床に寝かせた。
ユリスは不機嫌そうに綾斗の額に冷やしタオルを乗せた。
綾「それで、あの子が序列一位っていうのは本当なのかい?」
ユ「こんなことで嘘をついても仕方あるまい。というよりだな、お前こそ自分の所属する学園の序列トップを知らないとはどういう了見だ、この馬鹿者。」
「いや、俺も知らなかったぞ。」
万「白夜は序列とかに興味ないだけでしょ。」
「まあな。」
ユ「序列に興味がなくてもフェニクスに出るなら各学園の有力な選手くらい調べるだろう。」
「いや、まったく。」
万「そこは少しは調べようよ。」
「別に警戒している相手がいないわけじゃないが、あいつは出てこないからな。」
万「誰の事か分からないけど、もう少し調べようよ。」
「そんな必要ないけどな。」
万「そ。」
白夜と万由里が話している内容に呆れて頭に手を当てた後ユリスは綾斗に話しかけた。
ユ「それよりも、刀藤綺凛はお前でも勝てないほどの強さか。」
綾「・・・悔しいけど、剣の腕じゃ彼女の方が上かな。」
ユ「そうか・・・。」
万「ユリス、この場合は彼女を褒めるべきよ。なにしろ、あれでまだ13歳なんだから。」
綾「十三歳!?」
綾斗は少しの間何か考えた後ぶんぶんと首を振った。
ユ「?どうした?」
綾「ああ、いや、なんでもないよ。それよりもう少し彼女のことを教えてくれないかな?」
ユ「・・・随分と彼女のことが気になるようだな。」
綾「う、うん、まあね。」
ユ「ふん・・・そうか。まあいい。」
ユリスはつまらなそうに答えると空間ウィンドウを開き、ネームド・カルツの一枚目を表示した。
ユ「以前にも言ったが、私より強い者はそれなりにいる。この星導館学園の学生に限れば、『今の私ではどうしても勝てない』と思った者は五人―――三人はお前たち、それからクローディア、そして最後は刀藤綺凛だ。」
綾「クローディアも?」
万「私も?」
ユ「不本意ではあるが、事実は事実だ。クローディアは強い。何しろあれでうちの序列三位だからな。万由里、お前は普通に強いだろ。」
万「確かにそれなりに強いとは思っているけど、ユリスがどうしても勝てないって言うほど強いとは思わないけど。」
「万由里、お前はユリスよりかなり強いぞ。そう思われても仕方ないくらいにはな。」
万「そう。」
白夜の言葉に万由里は少し嬉しそうな顔をして下を向いた。
綾斗はクローディアについて詳しくユリスに問いかけた。
ユ「クローディア・エンフィールド。二つ名は《パルカ・モルタ》。未来視の能力を持つ純星煌式武装《パン=ドラ》の使い手だ。」
綾「未来視ってことは、つまり予知能力?」
ユ「詳しくはわからん。あれはクローディア以外、まともに使いこなせたものがいないらしいのでな。」
「未来視の能力かそれは少し厄介そうだな。」
ユ「噂では数十秒先までの未来を見ることが出来るのではないかと言われているが、詳しくは万由里に聞いたらどうだ。万由里はクローディアに公式序列戦で唯一ただの日本刀で勝った生徒だからな。」
綾「そうなの?万由里ってそんなに強かったの。」
ユ「当たり前だ。万由里は序列二位、二つ名は《雷霆万鈞》。ストレガでありながら、日本刀だけでクローディアを倒すだけの実力を持っているんだからな。」
綾「万由里って、ストレガだったの?」
万「ええ、まあそうだけど。」
綾「どうして、能力を使わないの?」
万「能力を使ったら刀の修行にならないでしょ。」
綾「・・・え?」
万由里の言葉に綾斗とユリスは何を言っているか分からないような顔をした。
白夜はそれを見て呆れながら補足説明を始めた。
「つまり、能力を使って戦うと剣術使わなくても勝てるから剣術の修行にならないってことだ。」
万「そういうこと。」
ユ「それはつまり、能力を使えば剣術よりも強いってことか?」
万「ん。」
ユ「否定しないのか。」
綾「じゃあ、能力を使えば白夜よりも強いってこと?」
万「それはないわ。」
綾「え?」
万「白夜はダンテだもの。」
綾「え!?」
ユ「そうだったのか!?」
「言ってなかったけ?」
万由里の言葉に綾斗とユリスは驚いて白夜の方を抜くが、白夜はいつも通りの顔で首を傾げた。
ユ「一言も言ってないぞ。」
綾「白夜はなんで能力を使わないの?もしかして、白夜も剣術の修行?」
「いや、能力どころか刀を抜く必要がない相手ばかりだから。」
綾「・・・・。」
ユ「・・・・。」
綾斗とユリスは先日のサイラスとの戦いの時白夜が刀を抜かずに人形を倒していたことを思い出して、無言のまま白夜を見つめることしか出来なかった。
万「まあ、私は白夜相手以外で能力を使う気はないから大丈夫よ。」
ユ「それはどうしてだ?」
万「だって、能力を白夜に一回でも見せたら白夜に対策を練られるから、白夜との一騎打ちまでは絶対に誰にも見せないって決めてるの。」
ユ「確かに、ストレガやダンテは能力は知られてしまうと優位が無くなるからな。」
「俺は気まぐれで使うかもな。」
綾「気まぐれって・・・。」
「そりゃあ、いい勝負した相手とかには少しくらい本気を見せてやろうかなって考えるかも知らないからな。」
万「ほどほどにね。」
ユ「はあ、ともかくフェニクスの話をしたいから万由里達は席を外してくれないか。」
「それもそうだな。」
万「じゃあ、また合同訓練しましょ。」
ユリスの言葉に白夜と万由里はトレーニングルームから出てた。
「それじゃあ、俺たちは昼食を食べに行くか。」
万「それもそうね。」
二人は食堂に向かって移動を始めた。