ガチャから出てきたタマゴがスマホの画面を貫通して現実世界にやってきた 作:マスクまる
前回のつづきになります7話です。(実質6話)
なので前書きは少なめに。では後書きで
▼前回のあらすじ▼
仁人は博士の研究所から帰宅後すぐに熟睡,朝起きるとものすごい量の不在着信が
「あ,昨日のシフト忘れてた」
急いでバイト先のコンビニへ
そのあとなんやかんやあって無事帰宅…
しようとしたんだが,雪葉さんに連れられ向かった先はなんと博士の研究所だった!
そんなわけで本編スタート
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クーゲル「お?雪葉じゃないか。どうしたんだ?ん?仁人君もいるのか」
雪葉&仁人「「え?」」
仁人「博士,雪葉さんと知り合いなんですか?」
雪葉「仁人さんこそどうして…」
博士「なんだ二人は知り合いだったのか。まあ,入りたまえ」
博士に言われるまま研究所の中へ入る
通された部屋は応接間のような部屋で,2人掛けのソファがテーブルを挟むように置かれていた
博士「そこでちょっと休んでてくれ」
2人は言われた通りソファに座る
博士は3人分の紅茶を入れてソファに腰かけた
仁人「それで,雪葉さんはどうして博士のことを?」
博士「それは,私が有名だからだな」
仁人「確かに,そうですけど…」
雪葉「どうしてって,博士は,私の義理の姉ですから」
仁人「そうなんですか!?」
博士 コクン
博士はカップを置き,説明を始めた
博士「そうだぞ,私が14の時か?事故で両親を亡くした雪葉はここに引き取られた。」
仁人「ということは,雪葉さんが7歳の時ですね」
博士「日本に来て2年ほどだったからな少し驚いた」
雪葉「でも,その時から日本語がとても上手で私が困ることはなかったですね」
仁人「そうなんですか?」
博士「ああ,仕事の関係上,日本の科学者や技術者とも関係があったからな」
その後も話は続いた
雪葉さんが博士のところに来てからの生活ことなどの話で盛り上がっていた
そうして,時間が過ぎて行った
博士「そういえば,今日は何しに来たんだ?」
仁人「そういえば」
雪葉「あ,すっかり忘れてた!」
そういうと鞄からスマホを取り出し,ニュースアプリを開く
雪葉「これ!」
雪葉は2人に画面を向ける
博士「ん?…これは…!?」
仁人「これって…」
画面には何者かに破壊された研究所らしき建物の残骸が映し出されていた
雪葉「何か知ってるの?」
仁人「博士,これは…」
博士「間違いない,まさかこんな所で影響が出ていたとはな」
雪葉「何?何なの?」
博士「これは,私が研究していたものが招いた事態のようだな…」
雪葉「お姉ちゃんの研究…それって!」
仁人「二次元と三次元を繋ぐ研究…他の何者かが完成させた…」
博士「間違いない…この写真からでもはっきりとわかる。3年前ここで起きた爆発と同じものだ。しかも」
仁人「1件だけじゃないっていうのが気になりますね…」
3年前に起きたものと同じ爆発が,ここ1週間で3件起きている
博士「確かに,小規模な自然爆発は今までも何回も観測されている。だが,これは違う。
間違いなく人為的なものだ」
仁人「これは…どういうことなんでしょうか」
雪葉「もしかして,あの人たちなんじゃ…」
仁人「あの人…?」
博士「あいつらか…確かに可能だな」
仁人「誰ですか?」
博士「かつての私の研究仲間だ。今はよくわからん組織を作ってるとか」
雪葉「それで,対抗措置は?」
博士「あるにはあるが,仁人君次第だな…」
仁人「え?」
博士「もっと言うと,このタマゴ次第だな」
雪葉「何それ?」
博士「ほれ」
博士が雪葉に向かって小型の機械を放り投げる
雪葉「っと,ねえ,お姉ちゃんこれって…」
博士「そのタマゴがなかなか孵化しなくてな…」
雪葉「ちょーっとパソコン借りるよ!」
そういうと,慣れた手つきでパソコンと機械を繋げ,プログラムを書き換えていく
雪葉「はい!できた」
仁人「え?」
雪葉「この機械,孵化機能のロックがかかってたから外したの」
博士「・・・」
仁人「博士,そんな機能あったんですか?」コソコソ
博士「・・・いや、知らなかった…」
博士は、雪葉の背中を見ながらぽかんとしていた。
雪葉「でも変ね,このタマゴ孵化に1か月もかかる」
博士「それはどうにかなるのか?」
雪葉「う~ん…ちょっとやってみる」
そういうと、またパソコンの画面に向き直る
仁人「あの、博士?」
博士「ん?」
仁人「それくらいなら博士でもできますよね?」
博士「ああ、もちろん」
意外とあっさり…
博士「できない!!」
仁人「え?」
博士「いま言ったとおりだ。私には無理だ。私に電子制御系は向いてないんだよ」
どういうことだ?
ん?ちょっと待てよ…
あの機械は博士が作ったんじゃないのか?
と、いうことは…
仁人「まさか!」
博士「はぁ…そういうことだ。あれは雪葉が作ったものだ」
仁人「そういうことでしたか…」
数十分後
ずっとパソコンの画面とにらめっこをしていた雪葉が振り返って言った
雪葉「う~ん、これは無理みたいだよ?」
博士「そうか、ではあと1か月待たねばならないな」
雪葉「でも、その間に何か起きたら?」
博士「その時は私が何とかしよう」
雪葉「じゃあ、お願いね」
博士「ああ、任せておけ」グッ
博士「じゃあ、仁人君頼んだぞ」
仁人「はい」
博士「何かあったら連絡してくれ」
仁人「はい。じゃあ、お邪魔しました」
そういって、テレポーターを使って家に帰った
なんだろう。すごい疲れた…
いかがだったでしょうか、今回は少し長めになってしまいました。
次回はいつも通りの長さに戻ると思います。
では、また次回ノシ