残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
都合によって変わる設定
お前の小説は読まれるに値しない、という方はブラウザバックをお願いします。あんたの全てを壊して、オレは読む、という方は巻き方を忘れないように右手の包帯を取ってからお進みください。
「ここが、旧地獄街道……」
咲夜たちは旧都に続く橋に差し掛かっていた。
「………嘘でしょう……?!」
しかし、旧都は既に火の海になっており、そこかしこから猛獣のような声が響く。
「……あれが、燼魔の鳴き声ですか……?!」
早苗は生唾を飲む。
「ここも燼魔が……!」
妖夢は刀を抜いて構える。
「とりあえず、霊夢が来るまで耐えるわよ……!」
咲夜がナイフを持った瞬間、橋の向こうから燼魔の怒号が飛んでくる。
「………歓迎されてますね……!」
美鈴は気を解放する。
「とりあえず、魔理沙が言ってた地霊殿の妖怪たちと鬼の四天王と合流しましょう!あの人たちならそうそうやられません!」
早苗はお祓い棒を構えて走りだす。
「よし、早苗に続くわよ!」
「燼魔……、彼らもまた被害者なんでしょうか……」
マーシーは俯く。
「それでも私たちにとってはあっちが加害者で、こっちが被害者なんです。私たちにとってはそれが真実なんですから。」
妖夢はマーシーに言う。
「私は、ずっと考えているのです。正義とはなんなのかと。私もまだまだ「ただしいこと」とはかけ離れた事をしているのかもしれません。それでも、私は自分の信念に従ってきました……。妖夢さん、それは間違っているのでしょうか。」
「………私には何が正しくて、何が間違ってるかなんてわかりません。それでも、自分が正しいと思うなら、それが自分にとっての正解だと思うんです。」
「………難しいですね。」
「………そうね。きっと私たちの人生より長い時間をかけてもわかりませんよ。」
妖夢はそう言って火の海に飛び込んでいった。
「ううっ、ぐっ………、がッ………ぎぇッ………」
霊夢は未だに痛みに悶えている。
「霊夢……!」
魔理沙は不安そうに霊夢を見つめていた。
(魔理沙……、あんたは、私を遂に超えてしまった……。超えられる筈のない私を。……悔しい。絶対に超えられないと、超えさせないと慢心してた。幽助も、きっと私より強い。私以上に「強さ」を理解してるんだ……。魔理沙……!!私はあんたに嫉妬していたのかもしれない……、あんたにできて、何故私に出来ないの?!)
「くっ………!」
「勇儀!無理しないでください!」
旧都奥、地霊殿前。ここで勇儀や華扇、萃香や地霊殿の面々が真澄と対峙していた。
「くそっ、燼魔とかいう野郎さえいなきゃ……っ!!」
勇儀は悔しそうに地団駄を踏む。
真澄と勇儀たちの間には、普通の燼魔とは少し違う変わった燼魔が五体ほど立ちはだかっていた。
「………これが私の研究の究極形、完全体の燼魔だ!!」
「こいつは永久のエネルギー機関に霧雨魔理沙、博麗霊夢の細胞を取り込んだ、燼魔の完成形……!」
「霊夢や魔理沙の細胞だと……?!」
萃香は肩で息をしながら真澄に言う。
「どうだ、霧雨魔理沙や博麗霊夢、浦飯幽助の姿が見えないが、何を企んでいる?まぁ、私には関係ないんだけどね!」
真澄はそう言って高笑いを始める。
そこに、普通の燼魔を蹴散らして咲夜たちが合流する。
「おお………、お仲間さんがこんなに……」
真澄は感心したように腕を組む。
「さぁ、この完全なる燼魔相手に何秒保つかな……?」
真澄は手でやれ、と指示する。
「ガァァァァッ!!」
燼魔は咆哮し、咲夜たちに突撃する。
(魔理沙……っ!!)
「くそっ、やっぱり無理か……!」
幽助は霊夢の胸部に手を当てて、霊光玉を取り出す。
「なに、すんのよ……!」
「てめーにゃまだ無理だ。他の手を考えるぞ。」
「ふざけないで……!一回渡したんならもう私のよ……!!」
すると霊夢は幽助から霊光玉を奪い取り、再び体内に押し込む。
「くっ、ぐぅっ………!!」
「霊夢………、」
刹那、魔理沙の無線機が再び電波を受信する。
「どうした?!」
「い、今までとは違う燼魔が……、もの凄い強さで………」
瞬間、通話は途切れてしまった。
「おい、おい咲夜!どうした?!返事しろ!」
「なんだ?!」
幽助が魔理沙に問う。
「別の燼魔が現れたって……!咲夜たちがボロボロになってるんだ!」
「くそっ……!」
幽助は地団駄を踏む。
「私が助けに行くから、幽助は霊夢が試練を越えるまで待っててやってくれ!」
「ああ!」
「行きなさい幽助……!私は、大丈夫よ……!!なんか、掴めてきた、気がするわ……!!」
「馬鹿言うな!今度こそ死ぬぞ!!」
「お願いだから行ってちょうだい……、私のわがままよ……。」
「………!!!」
幽助は深く考えた後、
「いいか!絶対に死ぬんじゃねーぞ!!」
そう言って魔理沙の肩を掴んだ。
「魔理沙!早く連れてけ!」
「よしきた!霊夢!負けんなよ!!」
魔理沙はそう言い残して幽助と共に瞬間移動した。
「魔理沙……っ!!」
霊夢は拳を血が滲むほど握りしめる。
「私は、なんで、魔理沙を超えられないのよ……っ!!」
霊夢は透明なオーラを纏う。
直後、霊夢のオーラが少しずつ金色に変色していく。
「………っ!!!はぁぁぁぁぁっ!!!」
やがて霊夢の気は完全に金色になり、次の瞬間霊夢を中心に大きな爆発が起こった……
いかがでしたか?第21話は以上です。
〜〜〜次回予告〜〜〜
「なんだ?!霊夢の気が爆発的に上がったぞ?!」
「まさか霊夢のやつ、本当に霊光玉を押さえつけやがったぜ……!」
「待たせたわねみんな。あとは、……私がやるわ。」
「次回、覚醒の時!燃え上がる神の瞳!
伊達にあの世は見てねーぜ!!」