残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
都合によって変わる設定
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幽助を前に計画を滅茶苦茶にされた真澄は激昂し、栞に投与した薬を強化させた薬を自らに投与。寿命はおろか自我すら失いかけ、幽助に襲いかかる。一方、魔理沙は最後のパワーを使い切り、完全体燼魔を今度こそ撃破。幽助は、真澄を倒しきることができるのであろうか?!
「………」
「………」
霊夢と栞は互いに背中を向けて立ち尽くしていた。
栞は優しい笑みを浮かべて、霊夢の方を振り返る。
(………しかと見た……。博麗の巫女の行く末……)
「ほんとう……強くなったな……れいむ……」
栞は霊夢に笑いかけ、背中から倒れる。
「………」
霊夢は唇を噛み締め、涙が浮かんだ目で倒れた栞を見る。
「………ありがとうな霊夢。冷たい鉄を劈いて聞こえたよ……。幽助君の声が、霊夢の声が……。お陰で私も、もう1人の私との喧嘩に勝てた……。本当に強くなったんだなぁ、霊夢……」
「………嘘ばっかり。あなたはいっつもそう。いくら負けても諦めない私に根負けして、最後の最後で負けて、私に勝ちを譲ってくれるんだから……」
「いーや、今回は本気でやってたよ。」
栞はゲホゲホと咳き込み、赤い塊を吐き出す。
「栞姉、もう何処にも行っちゃダメ……。もう、1人は嫌……」
霊夢は栞の背中を支えて涙ぐみながらそう言う。
「大丈夫。もうお前には友達がいてくれるだろ?霊夢……、ずっと見てた……。へへ……羨ましいくらいたくさん仲間がいてくれる。妬いちまうよ……」
栞はゆっくり立ち上がる。
「まだ真澄本人に繋がってる……。今は幽助君と戦ってるんだよね……。それにしても、真澄本人に何か異常があれば作動するはずの緊急装置が作動しない……。真澄の自我が消えかけてるのか……?」
栞はゲホゲホと咳き込む。
すると、
「栞さん、霊夢さん!」
にとりに連れられ、マーシーがやってくる。
「マーシー……、あんた、待ってろって言ったでしょ?」
「私にも何かお役に立てることがあるはずです!幻想郷を救いに来たのに、救われてばかりですから……」
マーシーは霊夢に微笑みかけ、栞の怪我の部分に触れる。
「お、おい、何して……」
「大丈夫。すぐに治りますよ。」
すると、マーシーが触れた部分からどんどん傷が塞がっていく。
「お、おお、治った!」
いつの間にか栞の怪我は完治していた。
「驚きました?これは我々の星の人間が得意とする技術なんです。霊夢さんも、回復させますね……」
マーシーは続けて霊夢の怪我も治療した。
「凄い……、ほんとに治ってる……。」
「残念ですが、私にできることはこのくらいしかありません。お力になれず、申し訳ない……」
「何言ってんの。お陰で助かったわ。栞姉、私は真澄のところへ行く。あなたはにとりと一緒にいて。」
霊夢は大幣を持って奥へ進もうとする。
「待て霊夢!」
「?」
「………私も行く。私の身体を好き勝手してくれた奴にお礼しなきゃいけないしな。」
栞も鉄パイプを持って霊夢と並ぶ。
「……はぁ。分かったわよ。無茶だけはしないでね。」
「にとり、マーシー!あんたらは他の燼魔と戦ってる奴らのバックアップをお願い!」
霊夢の声に、にとりたちは頷いて、エアバイクを飛ばす。
「よし、幽助の元へ……さっさと行きましょう!」
「喰らえ……霊丸ーーーーッ!!!!」
幽助は全霊、妖力を込めた霊丸を放つ。
「こレで最後だァァぁぁぁーーっ!!!」
真澄は天に両手を掲げて紫のエネルギーの塊を作り出す。
そして、エネルギー弾を幽助に向けて投げる。
霊丸とエネルギー弾は激しくぶつかり合う。
「フルパワーだーーーーっ!!」
幽助は霊丸を放った後でも霊丸に霊気と妖気をこれでもかと送り込み続ける。
(ゆ、幽助……無茶よ……)
紫は倒れたままそう思案する。
「サぁ、さぁ!!死ネェぇぇぇっ!!」
真澄は更にエネルギー弾にパワーを送り込み、エネルギー弾を巨大化させる。
「ぐっ……こんの………」
幽助は持てるありったけの力を解放し、霊丸に送り込むが、徐々に押し返されてきている。
幽助の身体は徐々に後ろに下がっていている。
「幽助!これを……、私の妖気を……!!」
紫は倒れたまま左手を幽助に向けて、妖気の塊を送り込む。
「ばーさん……、分かった。あんたの力、受け取ったぜ……!!」
紫の妖気を受け取った幽助は更に霊丸を大きくする。
「無駄なこトを……!!そんナに死にたイなら、今楽にしテやるゾ!!」
真澄は両手に紫のオーラを纏い、紫の雷を放つ。
雷がエネルギー弾に当たった瞬間、更にエネルギー弾は巨大化する。
「くっ……くそっ……」
幽助の霊丸は遂に打ち消されてしまい、エネルギー弾が直に幽助を襲おうとする。
「まだだぜ……、真澄ーーっ!!」
幽助は両手を突き出し、すんでのところでエネルギー弾を止める。
その時、
「幽助っ!!」
霊夢と栞がやってきて、それぞれ幽助の両隣に降り立つ。
そして、幽助と同じく両手を突き出し、エネルギー弾を止める。
「栞……貴様何故……ッ!!」
真澄は更に怒りを増幅させる。
「もっと力上げやがれッ!!」
「私に命令しないで!!」
幽助と霊夢は互いに怒鳴り散らす。
そのお陰かは定かではないが、少し真澄のエネルギー弾が押し返された。
「……おい栞!俺と霊夢で奴を叩く!お前は援護してくれ!」
「わ、分かった!」
「………足引っ張らないでよ?」
「………てめーもだ。」
霊夢と幽助はお互いに嫌味を言ってから、3人同時に力を高め、真澄のエネルギー弾を相殺する。
そのエネルギーは核エネルギーの施設全体に甚大な影響を及ぼし、其処彼処でひび割れが起こり、そこから地底のマグマが噴出する。
「……!!」
真澄は少し困惑した顔を浮かべた。
「「うぉぉぉぉっ!!!」」
幽助と霊夢は同時に飛び出す。
「え……と、えと、弾幕は……こうか!!」
栞は両手を突き出して、弾幕を乱射する。
弾幕は見事に走っている霊夢と幽助をすり抜け、真澄に命中する。
「おノれぇぇぇっ!!」
真澄は再び巨大なエネルギー弾を放つ。
「おい、やべぇぞ!!」
「……突っ込む!!」
「マジかよ……」
幽助は霊夢の返答に苦笑いを浮かべる、
が、その時、
「真・夢幻弾幕結界〜無双泡影〜」
紫が最後の力を込めた弾幕の雨で、真澄のエネルギー弾を打ち消した。
しかし、大爆発が起きてしまい、爆煙が捲き上る。
幽助たちはそれに突っ込んでいく。
「………!!八雲……紫……っ!!」
力を使い果たし、倒れる紫を一瞥し、爆煙を睨んだ真澄の目の前に、爆煙から現れた幽助と霊夢が同時に真澄の体に乱打を浴びせ始める。
「「おらぁぁぁぁぁーーーっ!!!」」
幽助と霊夢は同時にそれぞれ左足、右足で真澄を蹴り飛ばし、壁に叩きつける。
そして、2人も壁を経由しつつ真澄の元へ突っ込んでいき、幽助はキック、霊夢はパンチでそれぞれ真澄に重い一撃を入れる。
「ガぁっ………!!」
刹那、幽助と霊夢は同時に離脱し、人差し指を構える。
「「霊丸ーーーーッ!!!!」」
2人の霊丸が炸裂し、真澄を中心に大爆発が起こる。
「ゴ……ミ、どモが………ッ!!」
真澄は指を鳴らし、体力を回復させ、栞の元に瞬間移動する。
そして、栞に殴りかかろうとするが、真澄を追って瞬間移動してきた霊夢に蹴り飛ばされた。
霊夢も真澄を追い、右手を突き出しオーラを纏い、真澄に攻撃を加える。
「おらぁぁぁーーーーっ!!」
幽助も赤いオーラが混ざった青いオーラで霊夢と共に更に追い打ちをかける。
「霊夢っ!幽助君!!」
(お願い……これで決まってちょうだい……!)
栞と紫は2人を見つめる。
「こいつで……!!」
「終わりよ!!」
霊夢は右手、幽助は左手のパンチから霊力を解放し、大爆発が起こった……
いかがでしたか?第28話は以上です。
蓮子「………何か言い残すことは?」
タミ「お情けを……」
「実は年末をナメきっていたせいで……」
「色々と買い物があったり、大掃除があったりで……」
「まぁ、もう呆れて物も言えないわ。それで、完結までどうする気よ?」
「と、とりあえずいつになるかはわかりませんが、大晦日までにあと3話ずつ……」
「…まったく、約束守りなさいよね……」
「すいません……」
〜〜〜次回予告〜〜〜
「霊夢よ。真澄のやつ、なんてタフなのかしら……!あれでも死んでないなんて……」
「俺に考えがある。そいつでトドメだぜ……!!」
「で、でも幽助!もうここが保たないわ!!どうすんのよ?!」
「次回、死闘決着!最後のフルパワー
伊達にあの世は見てねーぜ!!」