残酷な表現
やはり駄作
誤字、脱字
都合によって変わる設定
馬鹿野郎ーーっ!何を書いてる!ふざけるなーっ!という方はブラウザバックをお願いします。最終話まで見て勝ちを宣言しよう…!という方はこのままお進みください。
記憶を無くした少女、宇佐見蓮子。彼女は見覚えのない場所で目覚めた。そこは、コキリ族と呼ばれる子供達が暮らす小さな集落だった。そこで、妖精のナビィに導かれるまま、守護神のデクの樹サマの前にやってきた。そして、蓮子は世界を救ってくれ、と言われてしまう。蓮子は渋々了承し、第一歩としてデクの樹サマの呪いを解くことになってしまうが……
「ふええ……。これがデクの樹サマの中ねぇ……」
私は思わず口に出してしまう。
「ナビィもデクの樹サマの中に入ったのは初めてだヨ。」
ナビィも私と同じような感想なのだろうか。私の首元を飛び回っている。
「とにかく、進んで見ないとわかんないから、取り敢えず行こう。」
私はナビィにそう言って、ゆっくりと歩み出す。
私は上を見上げてみる。するとそこには二階や三階が見えた。
「あれ、なんか人工的に作られてる部分もあるんじゃない。ねぇナビィ…」
「あ、蓮子……下、下……!」
私がナビィに質問をしようとした途端、ナビィが下を見るように促してくる。
「……?下がどうしたってのよ?」
そういえば地面の感覚がない。……ん?地面の感覚が、ない?
つんつんと靴先で地面をつついてみる。
ん?
…………ない。地面が。
なんとなく察せた。
私はぎこちなく下を見てみる。
あっ………
そう。私が見下ろした時には全てが遅かった。
「嘘……」
私の足元には、ぽっかりと大穴が開いていた。そうか。上ばっかり見てたから気づかなかったのか……。
サーっと血の気が引いていく。
………………\(^o^)/オワタ
「うわぁぁーーーっ!!!」
私は大穴に向かって真っ逆さまに落ちていく。
「れっ、蓮子ーーっ?!」
ナビィも慌てて追いかけてくる。
どぽーん、という音と共に私は着地、否、着水する。
「……ぷはっ!!」
私は水面から顔を出し、咳き込む。
どうやら水に落ちたお陰で助かったらしい。まあ痛かったのかって言われれば痛かったのだが……。
「れ、蓮子!大丈夫?!」
すると、ナビィが降りてきて私の側に来る。
「あ、うん。まぁね。」
私は水に浮かんでいた帽子を取って水気を切り、被り直す。
そして、近くの陸地によじ登る。
「ふぅっ、なんでこんな水たまりがあるのやら……。ま、お陰で助かったんだけどさ。」
ぶつぶつと文句を言いながら水が滴る服を絞る。
「へっくしっ!寒っ!」
私はくしゃみを一発かまして鼻をすする。
「大丈夫?蓮子。」
「あー、うん。多分大丈夫よ。」
私は両手を擦って、はーっ、と息を吹きかけ、再び手を擦りだす。
その時、私の目に入ってきたのは、1つの扉であった。
「取り敢えず、上には戻れそうもないし、行くしかない、か。」
私は虚空に呟くように言って、ゆっくりと進んで行く。
そして、私がドアの前に立つと、自然にドアは鈍い音と共に開いていく。
「よし、行こう、ナビィ。」
「うん。気をつけてネ、蓮子。」
ナビィは私の帽子の中に入って、私に身を委ねる。
それを確認して、私はゆっくりと中に入っていく。
「あ、宝箱。」
私は部屋のすぐ側にある宝箱に目がいった。
やっぱり、こういうのはパク……、借りていくのが勇者の特権ってやつよね。
私は体重をかけて宝箱を開く。
そして、ぴょんと宝箱にお腹を引っ掛けて、中に手を突っ込んで探る。
「おっ!」
私が手にしたのは……
「ってなんだ、パチンコかぁ……」
大事そうにしまってあったのは、子供用のパチンコだった。
ご丁寧に弾と思われるタネも入っていた。
うん。これ、宝箱にしまうようなもんなのか?
「……まぁいっか。」
私がそれだけ口にすると、地面の中から植物みたいな生物が出てくる。
そして、いきなり口からタネを飛ばしてきた。
「うわっ!!」
私はとっさに盾を構える。
すると、目の前の生物が吐き出してきたタネが私の盾に当たり、反対側に跳ね返った。
「蓮子!あれはデクナッツよ。近づくと草の中に逃げちゃうよ!とばしてくる木の実をはねかえせ!」
「えっ?!」
ナビィのアドバイスを元に、私は再び盾を構える。
すると、デクナッツは再びタネ、否、木の実を飛ばしてきた。
直後、デクナッツの吐いた木の実が私の盾に絶妙な角度で当たって跳ね返り、デクナッツに命中した。
「ピ……、ピピーッ!!ま、参ったっピ!!ご、ゴーマさまの秘密を教えるから、た、頼むから見逃してくれっピ!」
すると、デクナッツは急に喋り出した。
「ゴーマさまにトドメをさすにはひるんだスキに剣で攻撃だッピ。……喋ってしまったっピ。ゴーマさま……、ごーまんなさい。……なんちて。」
おーっ、寒っ……。もう夏も終わりね……。
それだけ言い残してデクナッツはスタコラサッサと逃げていった。
「もしかして、この奥の扉にゴーマとかいうやつがいるのかな?」
私はデクナッツが消えた穴の奥に大きな扉があるのがわかった。
「蓮子、この奥から嫌な気配がするヨ……」
ナビィも私の帽子の中から私に話しかけてくる。
「……まぁ、行かなきゃデクの樹サマの呪いは解けないんでしょ?だったら行くだけよ。」
私はそれだけ行ってゆっくりと扉の鬼進んでいった。
大きな扉は、私に反応したのか重い音を立てて開く。
そして、私はゆっくりと中へ入っていった。
「あれ、何もないじゃない。」
私は周りを見ながらそう言う。
「れっ、蓮子!上!!」
ナビィが上を見てその華奢な体を縮こめる。
私が促されるまま上を見上げると、そこには……
巨大な、魔物、と呼ぶべきなのだろうか。とにかく巨大な生物が居座っている。
「それ」は、巨大な目玉が1つついており、蜘蛛のような体を持っていた。
「あ、あれが、甲殻寄生獣ゴーマ!デクの樹サマに寄生した怪物よ!赤くなった目をねらって!」
ナビィの言葉に耳を傾けるが、ゴーマは天井に引っ付いたまま降りてこようとしない。
「目を狙うったって、剣じゃ届きそうもないし、どうすれば……?」
私がそう呟いた途端、
「蓮子!あなたさっきパチンコ拾ってたわよね?それでうまくあいつを叩き落とせないかな?!」
「えっ、パチンコ?そんなのでいけんのかな……」
冷静に考えてもみてほしい。こんな子供騙しにしかならないようなパチンコであんなデカブツに太刀打ちできないだろう。
それでも今は他に手がない。
仕方なく私は弾用のタネ袋からタネを一粒取り出し、パチンコに引っ掛けて狙いを定める。
「……?」
そこで、私は1つの違和感を覚えた。
わかるのだ。弾が飛んで行くであろう道筋が。
私はお世辞にも視力はいいとは言えないし、遠近感も特別優れているわけでもない。
それなのに、今の私にははっきりとわかる。
「……そこっ!!」
私は自分の感覚に全てを委ね、タネを発射する。
すると、タネはゴーマの目玉のど真ん中にジャストミートした。
そして、バランスを崩したのか、ゴーマは地面へと落下してきた。
「れ、蓮子!今しかないヨ!!」
「!!」
なんであんなのが効いたんだ、とか考えそうになったが、ナビィの一言ではっと我に戻る。
そして、あのデクナッツが言っていた言葉を思い出した。
「ーーーゴーマさまにトドメをさすにはひるんだスキに剣で攻撃だッピ。」
あいつが落ちてきた今しかチャンスが無い……。この一撃で決めてやる!
「見様見真似だけど……。これでどうだっ!!」
私は剣を鞘ごと持って右手で鞘を、左手で柄を持つ。
「一刀流居合……狮子歌歌っ!!」
私はそう呟いた後、猛烈なスピードでゴーマの目玉を切り裂いた。
そして、チンッと剣を鞘に納めると、途端にゴーマの目玉から血しぶきが飛び散り、ズズン、という音と共にゴーマは崩れ落ちた。
「蓮子、怒られるヨ……。」
「でへへ。」
半分呆れ気味に言ってきたナビィに、私は少し申し訳ない、という顔をして苦笑いをし、頭をかいた。
……にしても。
よく出せたな、狮子歌歌。
あんなの普通人間卒業してる人の技なのに……。
まぁ、それだけゾ○さんが凄いってことか。
私はそう結論づけ、ゴーマが倒れた方を振り向く。
すると、ゴーマは灰のようにボロボロと崩れて落ちていった。
「これで、デクの樹サマの呪いは解けたのよね?」
私はナビィにそう聞く。
「うん。多分そうだと思うヨ。」
私はそっか、と言ってゴーマの灰があったところに出来た光のサークルに向かっていく。
「なにかしら、これ。」
「それで多分地上に戻れるヨ!さ、蓮子、早くデクの樹サマのお話を聞かなきゃ!」
ナビィはそう言って私の帽子の中へ入り、急かしてくる。
私がサークルの中へ踏み入った瞬間、私の周りを水晶のようなものが囲み、くるくると回転しだす。
そして、私とナビィは、その場から消失した……。
いかがでしたか?第2話は以上です。
〜〜〜次回予告〜〜〜
「甲殻寄生獣、ゴーマをパクり…、げふん、げふんっ!リスペクトした技によって破った私。でもこれは、私の大冒険の、ほんの序章でしかなかった……。いよいよコキリの森から引っ越しってことか。次は、うわぁ…綺麗……!次回、東方神笛抄、
「ハイラルの姫、ゼルダ姫!」
さァて。次回も、サービスサービスぅ!!」