東方神笛抄 〜秘封少女がゼル伝入り〜   作:タミ

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美術館の絵に吸い込まれ、消えてしまった宇佐見蓮子。もしも彼女がゼルダの世界へ転生し、ガノンドロフに戦いを挑んだら?そんなクロスオーバー2次創作作品です。この作品には以下の成分が含まれています。

残酷な表現
やはり駄作
誤字、脱字
都合によって変わる設定

馬鹿野郎ーーっ!何を書いてる!ふざけるなーっ!という方はブラウザバックをお願いします。最終話まで見て勝ちを宣言しよう…!という方はこのままお進みください。

モーファを倒し、新たな力を手に入れ、戻ってきた蓮子。その寄り道として、蓮子はロンロン牧場に寄ることにした。しかし、そこはかつての従業員、インゴーによって乗っ取られてしまっていた。蓮子はかつての牧場を取り戻すため、立ち上がる…


第21話 レース対決!!エポナを勝ち取れ!!

「………ねえ」

 

私はインゴーに声をかける。

 

「なんだぁ?こんなとこにネエちゃんが来るなんて珍しいな。……俺が牧場をだまし取った、なんて噂してる奴がカカリコ村辺りにいるらしいが……。ふざけんじゃねえ!タロンの野郎がお人好しなんだよ!このインゴー様が一生懸命働いたから今の牧場があるんだ!!」

 

「それでも、ちょっとやりすぎなんじゃない?」

 

しかしインゴーは鼻で笑い、

 

「ふん、赤の他人のネエちゃんに文句を言われたかねえな。それにガノンドロフ様がこの俺の腕を見込んで牧場を任せてくださったんだ。俺は立派な馬を育てて大魔王ガノンドロフ様に認めてもらい、出世するんだ!……」

 

「そんな……っ!あんた!わかってんの?!このままガノンドロフを放っておくと、今度こそ世界は終わりよ?!あいつに媚びへつらってたって無駄よ!きっとあいつは全部壊してしまうのよ?!」

 

「ふん。知るかそんなこと。……まぁいい。なぁネエちゃん。ここの馬、乗りたかねぇか?」

 

「はぁ?」

 

私が訝しげな顔をすると、インゴーはニヤッと笑い、

 

「どれか一頭、選んでいいゼ。その馬で俺とレース対決だ。掛け金50ルピーでどうだい。」

 

「…………上等じゃない。やってやるわ。」

 

「ね、ねぇ蓮子……?今私たちって一文無しじゃあ……」

「うっ……、か、勝てばいいのよ!勝てば!!」

 

私とナビィはボソボソと会話する。

 

「?一人で何言ってやがる。ほら、サッサと選べ。」

 

インゴーはナビィに気づいていないのか、苛立ちを見せながらゲートを開く。

 

 

 

 

「よーし、私たちが選ぶ馬はもう決まってるわよねナビィ。」

 

「うん!」

 

私はよし、と言ってオカリナでエポナの歌を演奏した。

 

すると、広場の奥から一頭の大きな馬が走ってきた。

 

「おお!あれエポナ?!でっかくなったわね!!」

 

エポナは私に擦り寄ってくる。

 

「へへ……、よしよし、久しぶりね!」

 

私は頭を撫でて、エポナに乗る。

 

「よ………っと。」

 

乗馬は生まれて初めてかもなぁ。

 

「ほいっ!」

 

私が手綱を握ってお腹を軽く蹴るとエポナは歩き出した。

 

「おおー!偉い偉い!!」

 

私は頭を撫でてあげる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

インゴーは私がエポナを乗り回しているのを柵に寄りかかってじっと見ていた。

 

「おいネエちゃん!馬はそいつでいいか?!なら始めるぞ!!」

 

「おっ、よし、初陣だぜエポナさん!」

 

私は手綱を軽く引いてエポナを止める。

 

 

 

 

 

 

 

 

「レースはコース1周。簡単だろ?」

 

「ええ。吠え面かかないでよね。」

 

「さて、かくのはどっちかな……、まぁ、俺にゃわかるがな。」

 

インゴーは自分の馬にまたがって雄叫びをあげる。

 

「ヨーイ………ドン!!」

 

瞬間、私とインゴーは同時にスタートする。

 

「ふっ!」

 

私はムチで一回エポナを叩いて刺激し、加速させる。

 

「いいよ!その調子!」

 

ナビィも私の後を必死についてくる。

 

「へへっ、私センスあるのかもね!」

 

私は更に加速させ、そのままインゴーをぶっちぎって勝利した。

 

「へへー……!!ピースピース!!」

 

私はVサインをしてナビィに喜びを伝える。

 

「やったネ蓮子!」

 

「すんごいわねエポナ!あんたカスケードより速いんじゃない?!」

 

「それなら有◯記念に勝てるネ……、って、そうじゃないヨ蓮子!」

 

「てへへ、そうだそうだ。」

 

私が頭をかいていると、

 

「くっ、くっそー!!こ、こんなことが……!!も、もしもこんなことがガノンドロフ様に知れたら……!!て、てめぇ!!もう一回だ!も、もしてめぇが勝てたら……、その馬くれてやるよ!」

 

「へぇ。負けといて偉そうね。でもいいわ。乗ってあげる。この馬くれるんでしょ?」

 

「か、覚悟しやがれ……!今度こそ吠え面かかせてやる!!」

 

インゴーは無様な小悪党のように狼狽する。

 

「はいはい。」

 

私は終始にやけ顔でインゴーを見ていた。

 

「よし、エポナ!もっかい行くよ!」

 

私は再び手綱を持つ。

 

 

 

「よ……ドン!!」

 

「あっ!!こら!!ズルすんな!!」

 

今度はインゴーはスタート時にズルをしてフライングでスタートする。

 

「ちっ!!」

 

私も慌ててスタートするが、1メートルほど話されてしまう。

 

「はっはっは!!ザマァみやがれ!」

 

「くっそ、舐めんなよ畜生め……!!」

 

私はムチを打ってエポナを加速させ、カーブでインを刺してインゴーを追い抜かす。

 

「なっ?!」

 

「へへっ、イニD見てる私の方が1枚上手みたいね!」

 

「蓮子、イニDは関係ないヨ……」

 

ナビィのツッコミと同時に更に加速させ、そのままゴールした。

 

「大、勝利!!」

 

私は再びVサインをする。

 

「そ、その馬は?!え、エポナじゃねぇか!!その暴れ馬をどうやって手懐けやがった?!」

 

「へへ、ちょっち秘密があんのよねー……。」

 

私はニヤニヤしながらインゴーを見る。

 

「ガノンドロフ様に差し上げるはずの馬を賭けてレースに負けるなんて……!!」

 

あ、そうだったんだ。

 

んじゃあエポナを助け出せてよかったかな。

 

「ふん!!や、約束通りその馬はお前にくれてやる!ただし!」

 

インゴーはそう言って小屋の方へ続く道に行って、

 

「この牧場からは出られねえがな!!」

 

柵を乱暴に閉じた。

 

「あっ!」

 

くっそ、卑怯者め……!!

 

そこで、私に妙案が浮かんだ。

 

「エポナ、もうひと頑張りお願い!」

 

私は柵から距離をとり、ムチでエポナを加速させた。

 

「跳び越えろっ!!」

 

瞬間、エポナは柵を飛び越え、再び走り出す。

 

「なにっ?!」

 

インゴーも目を見開く。

 

その時、表にマロンが出てきた。

 

「マロンちゃん!エポナ、ちょっと借りてくね!インゴーも懲らしめといたから、もう大丈夫!」

 

「え?ほ、ほんと?!」

 

「うん!そんじゃあね!!」

 

私はそのままエポナに乗って牧場を後にした……




いかがでしたか?第21話は以上です。

〜〜〜次回予告〜〜〜
「おいっす!蓮子だ!なんか嫌な気配を追ってカカリコ村に来たはいいけど、なによこれ?!炎の神殿へ行くために寄ったときはこんなになってなかったのに!」
「蓮子!井戸から何か出てくるヨ!」
「くそっ、なんなんだあれ?!なんにも見えない!
次回、闇の巨人、現る!手がかりは7年前!
さて、どうする折部やすな!」
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