残酷な表現
やはり駄作
誤字、脱字
都合によって変わる設定
馬鹿野郎ーーっ!何を書いてる!ふざけるなーっ!という方はブラウザバックをお願いします。最終話まで見て勝ちを宣言しよう…!という方はこのままお進みください。
ダイゴロンにまことのメガネを直してもらったついでに、コキリの剣を強化してもらい、ダイゴロン刀を譲り受けた蓮子。意気揚々と最後の神殿のあるゲルドの谷に乗り込んでいくが…
「…………」
「…………」
「………ねぇ、蓮子」
「………なんでしょうナビィさん」
「………どうしてこうなった」
「………知らんがな」
「………知らんがな………じゃないでしょ?!私たち牢屋にいるんだヨ?!」
そう。ここは砂漠前の砦の牢屋。しかも離れという特別サービスだ。
「エポナとも逸れちゃったし……」
「元はと言えば蓮子、あなたがなんの警戒もなくエポナで砦を突っ切ろうとしたから……」
「だって、盗賊団だったなんて知らなかったんだし。」
「それでも武器持って見張りしてるんだから一応警戒しようヨ……、聞くところによると橋を落としたのも盗賊団らしいし……」
「まぁとりあえず、脱出しますか。」
「えっ?脱出って、どうやって……」
私はちょいちょいと人差し指で上を指差す。
そこには大きな窓が開いており、木でできた蓋のようなものがある。
「ほいっと。」
私はロングフックを蓋に刺して窓に飛び移る。
「うわぁ!凄い凄い!」
警備は凄いけど、牢屋はザルね……
私はそう思案し、下を見下ろす。そこには沢山の女たちが薙刀を持って警備に勤しんでいた。
「よーし、スナイプしてやるわ……」
私は帽子を目元が隠れるくらいまで深く被り、弓矢を構える。
「鉄が食べたいんならそう言いなさいよね……!!」
私は弓に矢をつがえ、よく狙い、矢を連続で放つ。
矢は寸分狂わず命中し、女たちは気絶してしまった。
「はい一丁〜」
私は帽子を元の位置に戻す。
「S&W M19コンバットマグナムが欲しいなぁ……」
「なぁにそれ。」
これを持ってさっきの撃ち方すると完全にアレになるからね……、向こうに帰ってからだと銃刀法に引っかかるし。
「銃よ、銃。カッコいいじゃんアレ。」
私はロングフックで近くのドアにフックを突き刺し、そこに飛び移る。
「よし、……」
私はドアをゆっくり開けた。
「あっ、あなた、誰?!」
するとそこにはオカマ口調で話す男の人が4人ほどいた。
「あたいたちここに捕まってるの!カギ持ってない?カギ!」
「んなもん持ってないわよ……。私もたった今牢屋から逃げてきたばっかだし……」
すると、私の後方から殺意を感じ、私は咄嗟に身構える。
「くっ!!」
私が剣を抜き放ち、間一髪その太刀筋を見切る。
「あっぶないわね……。いきなりなにすんのよ!」
「ふふん……」
他の盗賊とは少し格好が違うその女は不敵な笑みを浮かべて、サーベルを二本抜く。
「ああそう!あんたがやる気ならこっちもやってやるわよ!!」
私はマスターソードとハイリアの盾を構える。
「そらっ!!」
女は二本のサーベルで斬りかかってくる。
私はそれを盾で防ぎ、女の腹部に蹴りを入れる。
「ちっ!!」
女は仰け反り、飛び退く。
私はそれを見逃さず、盾を投げる。
「うっ!!」
女は盾を避けるため、身体を右に逸らす。
盾は壁に深く突き刺さった。
女の注意が盾にいった瞬間を逃さず、私はマスターソードで思い切り突きを入れた。
それのせいで、壁が崩れてしまう。
「………くっ、参ったよ。あたいの負けさ。」
私は女盗賊の顔面から左に数十センチずれたところに剣を突き刺していた。
「んじゃあこの檻のカギちょーだいよ」
私は左手を差し出す。
「………ほら、持っていきな」
女盗賊は大人しくカギを差し出した。
私はそのカギで檻を解放する。
「おお!オネエチャンありがと!アタイらやっと帰れるワ!」
「………そーすか」
私は呆れ気味に答える。
オネエたちはルンルンと帰っていった。
「アンタ、なかなかやるじゃないか。ここの守りを突破するとはね。」
すると、先ほどの盗賊が話しかけてくる。
……油断して捕まったばっかだったとか言えないな。
「は、はぁ。」
「アタイはナボール様からこの砦を任されてる者さ。」
「ナボール?」
「ナボール様はガノンドロフ様の右腕。ゲルド族の首領さ。」
………じゃあそいつが今回の敵なのかな。
「ふんふん、それで?」
「今は魂の神殿においでなのサ。あんた、アタイらの仲間になりたいんだろ?」
「へ?」
私は思わず抜けた声が出てしまう。
「いや、そんなんじゃ」
「いいんだ皆まで言わなくたって。ほら、これで砦を自由に歩けるよ。」
……会員証を半ば強引に渡された……
まぁいいか。この先は砂漠っぽいし、ここにエポナを預けて行こうかな。
「そういや、さっきそこら辺にいた馬、アンタのだろ?アタイらが保護してるヨ。今は厩舎にいるだろうから。」
そっか。よかった。
「そういや、この先は「真実を見る目」がなきゃいけないらしいよ。気をつけな。」
「真実を見る目」……まことのメガネか。
私はまことのメガネをかけて、外に出る。
「うひゃあ……」
私は大きな開閉扉を前に開いた口が塞がらない。
ガインガインという音とともに木でできた門が開いていく。
その先には、広大な砂漠が広がっている。
「うわぁ……」
暑い…
私は我慢しつつ先に進んでいく。
砂の吹雪に打たれ、砂の大河に飲まれないように苦労して、オバケにビクビクしながらも、なんとか私は巨大な邪神像の前までやってきた。
どうやらこの像が神殿になっているらしい。
私は疲れた身体に鞭打って、像内部に侵入する。
まず出たのは大広間。目の前には階段と分かれ道。
それより、私が考えていることは一つだった。
「疲れた……」
「たしかに疲れたネ……」
こんなにも砂が吹雪いているとクチの中がジャリジャリになってしまう。
イライラするので、毎度毎度飲み水で軽くうがいをしていたのだ。
「まぁ、とりあえず神殿に着いた。それでよしとしましょう。」
私はため息をつく。
そこで気付いた。
右の道は大岩が塞いでいる。
恐らく押してもビクともしないだろう。
一方左の道は小さな穴が開いているだけ。
また前みたいにお尻がつっかえる事態になるのが目に見えている。
「参ったな……。これじゃあ神殿攻略出来ないじゃん……」
まさかとは思うが、また子供の姿でここに来ないといけないのだろうか。
そう考えるとゾッとする。
またあのクチがジャリジャリになりながら、今度は往復しないといけないのだ。
そして私の口から出るのはため息である。
「どうしよう蓮子、手がつけられないヨ……」
「しょーがないわ。ナビィ、とりあえず出よう。」
私はとぼとぼと神殿から出る。
私が神殿から出た直後、聞き覚えのある声がした。
「過去、現在、未来……。君の持つマスターソードはその流れを旅する舟……。時の神殿にその港はある。」
「……やっぱりあんたねシーク。今日もむずかしーいお話でしょう?」
「……まぁ聞け……」
………なんだろう、少し呆れられた気がする。
「砂漠の邪神像を魂の神殿として復活させるには時の流れを遡らねばならない。」
やっぱりか……
「幼き者を砂漠に誘う調べ、魂のレクイエムを聞くがいい……」
そう言うとシークはハープでまた音楽を奏で始めた。
………魂が癒されるような音色が響いた……
よし、覚えた……気がする。
「よーし、今日という今日は逃がさないよ!!」
私はシークに不意打ちで近づこうとするが、砂煙が舞い、それが晴れた頃にはもうシークの姿はなかった……
「ちぇっ、また逃した……」
さて、しょうがない。時の神殿に戻りますか。
「はあっ、はあっ……」
めんどくさかった……
時の神殿の台座にマスターソードを刺し、うろ覚えの魂のレクイエムでどうにか戻ってこれた……
やれやれ。
まぁでも、コキリの剣より長くて少し重いけど、これも強そうね。
私は金剛の剣を見る。
その刀身はキラキラと金色に煌めいていた。
さて、魂の神殿、再突入しますか!
「あれ?」
左の道の穴の前に誰かいる。
「ねぇナビィ。あれ誰だろ?」
「うーん、とりあえず話しかけてみようヨ。」
「あの……」
私が話しかけると、そこにいた女性は振り返り、
「おや、見慣れない子供だね。ここに何の用だい?」
うっ
どうしよ。賢者探しにきた、だなんて信じてくれなさそうだし……
「べ、別にこれといった用は……」
「そうか!用がないなら丁度いい!アタイの頼みを聞いておくれよ。」
へ?
「っと、その前にあんた……、ガノンドロフの一味じゃないだろうね?」
「んなわけないでしょ!!」
私は少し怒気を孕んだ声色でその女に言う。
「ふふっ、そうかい。あんた、いい根性してるな。……アタイはナボール。一匹オオカミの盗賊さね。」
ナボール……
そうか、こいつが敵か……
私がゆっくり剣に手をかけようとしていると、
「けどね、勘違いするんじゃないよ!大勢で寄ってたかって弱いやつから物を盗んだり、人殺しするガノンドロフとは違うんだ!」
あれ?
さっきの盗賊はガノンドロフの右腕とか言ってたような……
気のせいかな。
「あんたは知らないかもしれないけど、アタイらは女だらけの民族。男が生まれるのは100年に1人さ。」
へぇ、そうだったんだ。
「そうして生まれたゲルド族の男は王になれる「掟」だが、アタイはあんな奴認めないからね!……さっきから自分の話ばっかしてすまないね。あんた、なんて言う名前だい?」
「………蓮子。宇佐見、蓮子です。」
「蓮子?ヘンな名前だねぇ……」
そこまでヘンじゃねーだろ……
「ま、いいや。アタイの頼みってのは、このちっこい穴をくぐって、その先にある「銀のグローブ」を取ってきてほしいのさ。」
「そいつは重いもんでも押したり引いたりできるすんごい代物さ。おっと。そいつを横取りしようったってそうはいかないよ。「銀のグローブ」は子供が装備したって意味ないのさ。大人しくアタイに渡すこったね。」
するか!
私は内心でそう叫ぶ。
「そいつがあれば、あっち側から神殿の奥に潜り込める。そこのお宝をたんまりいただいて、ガノンドロフの鼻を明かしてやろうって寸法さ!」
なるほど。
「どうだい?もちろん礼はするよ。やってくれるかい?」
……うーん、結局私も神殿の奥に行かないといけないし……
「わかった。行ってくるよ。そこで待ってて。」
「よしきた!交渉成立だね!」
「さぁ、アタイとあんたで、ガノンドロフに一泡吹かせてやろうじゃないか!」
ナボールが私と肩を組んでくる。
「わかった!わかったから離してよ。そんじゃ、行ってくるから!」
「気ぃつけてなー」
ったく……
穴を抜けて、出た先はまたしても邪神像がある広場だった。
「また像か……」
まぁでも今度は色々と扉があるみたい。
とりあえず、道なりに進んで行こうか。
私がどんどん進んでいくと、いかにもボス部屋のような部屋に来てしまった。
「うわっ、それっぽい…」
私の口から思わずそう零れてしまう。
すると、部屋の奥に座っていたヨロイが急に動き出し、斧を持って私に襲いかかってくる!!
「うわっ!!」
私は斧の一撃を地面を転がって避ける。
「こんにゃろう……やる気か……?!」
私はデクの盾と金剛の剣を持って構える。
「こいつの試し斬りにはぴったりっぽいわね!」
私はヨロイが斧を振り下ろした瞬間を狙い、連続して斬りつける。
ヨロイが重いのか、動きがトロいそれは私に斬られるまま、遂には倒れてしまった。
金剛の剣は、恐らく鉄で出来ているであろうヨロイをいとも簡単に切り裂いてしまった。
「凄いわね、ダイゴロンの技術は……」
私は剣をしまって、さらに先へ進む。
すると、いつのまにか外に出てしまったようだ。
私は巨大邪神像の右の手のひらの上にいた。
「ここに繋がってたのか……」
私は周りを見回す。
すると、宝箱が置いてあった。
「おっ、これが銀のグローブかな?」
私は体重を乗せてそれを開き、中から銀のグローブを取り出す。
やっぱりぶかぶかみたい。
「しょうがない、大人しくナボールに渡すか……」
「そうだね。」
私とナビィがそんな会話をしていると、急に女性の悲鳴が響いた。
「!?なにごと?!」
「アタイをどこへ連れてく気だい?!ちくしょうっ!!離しやがれ!!」
私が周りを見ると、魂の神殿入り口に、何かブラックホールのようなものに引きずり込まれるナボールの姿があった。
その周りには婆さん2人が箒に乗ってナボールの周りをぐるぐる回っている。
「て、てめぇら、ガノンドロフの一味だな?!れ、蓮子っ!!早く逃げろ!!こいつら、怪しげな魔法を…!!」
ナボールが叫んでいるが、どんどんと穴に吸い込まれ、最終的にはいなくなってしまった。
「あわわわわ………」
私は隠れながらその様子を見ていることしか出来なかった。
「ど、どうしよ……」
「どうしよう……」
私とナビィは顔を見合わせる。
「………しょうがない、大人に戻ってナボールの代わりに神殿攻略しますか!」
大人の身体ならグローブも合うだろうし。
「それでいいのかなぁ……」
「大丈夫よ、んじゃあまたオカリナ吹いて……」
「ふうっ、また帰ってきた……」
私は再び大人の姿に戻り、巨大邪神像の前に戻ってきた。
よし。んじゃあ、気を取り直して……
行くか、魂の神殿!!
いかがでしたか?第26話は以上です。
〜〜〜次回予告〜〜〜
「おいっす!蓮子だ!ナボール、どこ行ったんだろ……、まぁとりあえず神殿進んでったらわかるか。あっ、あんたら……、7年前の婆さん!あんたらがボスか……、よーし、老人だからって手加減しないよ!!
次回、激突ツインローバ!魅せろ二刀流、グランドクロス!!
そこんとこ、よろしくっ!