東方神笛抄 〜秘封少女がゼル伝入り〜   作:タミ

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美術館の絵に吸い込まれ、消えてしまった宇佐見蓮子。もしも彼女がゼルダの世界へ転生し、ガノンドロフに戦いを挑んだら?そんなクロスオーバー2次創作作品です。この作品には以下の成分が含まれています。

残酷な表現
やはり駄作
誤字、脱字
都合によって変わる設定

馬鹿野郎ーーっ!何を書いてる!ふざけるなーっ!という方はブラウザバックをお願いします。最終話まで見て勝ちを宣言しよう…!という方はこのままお進みください。

無事に炎の精霊石を手に入れ、次なる精霊石目指し旅を続ける蓮子。そこで蓮子はロンロン牧場に立ち寄り、仔馬、エポナとの親睦を深めた。そして蓮子は最後の精霊石を求め、ゾーラ川へと突き進む。果たして、蓮子を待つものとは……?!


第8話 ゾーラの王とジャブジャブさま!

「わあ、綺麗な川ね……」

 

私は思わずそうこぼす。

 

「ここはゾーラ川。ここの水が湧くところにゾーラ族は住んでるヨ!」

 

ナビィは私の周りを飛びながら言う。

 

私は手で川の水をすくい取り、口に運ぶ。

 

「うん、凄い美味しい……」

 

流石の水の綺麗さ。流石の美味しさであった。

 

「さぁ、早く行って精霊石をもらって、姫さまのところに戻ろう蓮子!」

 

ナビィの一言に私はうん、と答えて、川を遡っていった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんじゃ、こりゃ……?!」

 

私は真上を見上げる。

 

私たちの前に立ちふさがっているのは、巨大な大滝。その奥に小さな、人が通るには困らない程度の穴が開いている。

 

「ねえナビィ。行き止まりじゃないの。」

 

私はナビィに文句を言う。

 

「うーん、この先がゾーラの里のはずなんだけど……」

 

ナビィも唸り声をあげる。

 

「……?」

 

すると、私は何かの石板の上に立っているのに気付いた。

 

そこには三角形が三つ並んだ文様が描かれてあった。

 

「蓮子、もしかしてこれって、王家の証明ができたら……ってことかな?!」

 

ナビィの言葉に私ははっとして、オカリナを構える。

 

そして、私はゼルダの子守唄を吹いた。

 

すると、滝が割れて、穴が露わになった。

 

「「やった!」」

 

私とナビィは声を合わせる。

 

そして私たちはその穴に向かって飛び、穴の奥へと入っていった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わあ……」

 

私たちはそんなことしか言えなかった。

 

そこは水色が美しく輝いているホールのようなところであった。

 

「よし、とりあえず、親分のとこに会いに行きましょう!」

 

私はそう言って奥へと入っていった。

 

私が道なりに進んでいると、魚人のような人に声をかけられた。

 

「やぁ!ボクらは誇り高き水の民、ゾーラ族!君がハイラル王家の使いかい?なんの御用かな?」

 

「えっと、私は精霊石を探してまして……」

 

「精霊石……うーん、よくわからないな。とりあえずキングゾーラ様に聞いてみたらどうだい?」

 

「キングゾーラ?」

 

私は小首を傾げる。

 

「うん。ボクらゾーラ族の王様さ。」

 

ゾーラ族の人は私の質問に快く答えてくれた。

 

「じゃあ、その人に会えばいいんですね。」

 

「そうなるね。」

 

「わかりました。ありがとう!」

 

「あ、そうだ。今はボクら、姫さま、ルト姫を探しているんだよ。」

 

「姫さま?行方不明なんですか?」

 

私が問うと、ゾーラ族の人は頷いた。

 

「キングゾーラ様の玉座の裏にはゾーラの泉に繋がる道があってね。そこに住むジャブジャブさまのお食事のお世話をなさっていたのさ。それが、パッと姿を消してしまわれてね。」

 

「そうなんですか……。」

 

「うん。あ、そうだ。せっかくここまで来てくれたんだ。とれたてのおサカナをあげるよ。煮るもよし、焼くもよし。」

 

そう言うとゾーラ族の人は私の空き瓶におサカナを入れてくれた。

 

「あ、ありがとうございます……」

 

私はそう言って魚の入ったビンをしまい、さらに道なりに進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

歩いている私の靴に何かがコツンと当たった。

 

「? なにこれ?」

 

私は訝しげに蹴飛ばしたものを拾い上げる。

 

「ビンみたいだネ。なにが入ってるの?」

 

ナビィに聞かれるがまま、私はビンを開ける。

 

「手紙みたいよ。」

 

私は手紙を開いて中身を読む。

 

内容はこうであった。

 

「助けてたもれ!わらわはジャブジャブさまのお腹の中で待っておる!ルト

追伸 お父様にはナイショゾラ!」

 

「……え?」

 

「……え?」

 

私とナビィは顔を見合わせる。

 

「ん?ん?ルト姫が、ジャブジャブさまに、食べられている……?」

 

「れ、蓮子、このままだと姫さまは胃液で……」

 

ナビィの一言で私たちの顔から血の気が引いた。

 

「やっ、やばい!!」

 

私たちは慌ててキングゾーラの玉座目指して走っていった。

 

 

 

 

「はぁっ、はぁっ、キングゾーラ様、ってあなたのことですよね?」

 

私は岩の壁に座る一回り大きなゾーラに声をかける。

 

「あ、ああ。確かに余がキングゾーラだゾラ。」

 

「とっ、とりあえず、これを見てください!!」

 

私は大慌てでルト姫の手紙を差し出す。

 

「なっ、なんと?!余のかわいいルト姫はジャブジャブさまの腹のなかとな?!しかし、我らの守り神であるジャブジャブさまがそのようなことを……?」

 

キングゾーラは酷く狼狽しているようだ。

 

「いや、しかし、ここ最近、ガノンドロフとかいう男が来てからは、ジャブジャブさまの様子がヘンだゾラ。……よし!そちを信じてジャブジャブさまの祭壇に続く道を通してやろう!そちはハイラル王家の使いであろう?ならば尚更信用できる!頼む、余のかわいいルトを救ってくれ!」

 

流石にドロドロの姫さまなんて見たくないからね…!

 

「はい、わかりました!行ってみます!!」

 

私が力強くそういうと、キングゾーラ様は横にずれて道を開けてくれた。

 

「ジャブジャブさまはこの奥だ!頼む、急いでくれ!」

 

「よしきたっ!!」

 

「蓮子!急ごう!!」

 

そうして、私とナビィは大急ぎで泉へと向かっていった……

 

 

 

 

 

 

 

「ここがゾーラの泉……」

 

私は膝のあたりまで水に浸かったまま泉の祭壇に出てきた。そこにはジャブジャブさまと思われる大きな魚がいた。

 

しかし、ジャブジャブさまは口を閉ざしたままピクリともしない。

 

「うーん、どうにかして口を開けてもらわないと……」

 

私が悩んでいると、

 

「ねえ蓮子。そのおサカナ、あげてみたら?」

 

「へ?」

 

ナビィからそんな提案がくる。

 

いやいやいや。そんな簡単なことで……。

 

いや、この世界なら簡単なことが案外正解だったりする……

 

「そうね。物は試しっていうし……」

 

私はビンからサカナを出して地面に落とした。

 

すると、ゆっくりジャブジャブさまは口を開けていき、サカナを吸い込もうとする。

 

「ちょ、ちょ、ちょっと?!これ、私たちも吸い込まれてない?!」

 

そう。余りにも吸引力が強すぎて、サカナどころか私たちもジャブジャブさまに引き寄せられていた。

 

ダ○ソンかあれは……っ!!

 

「も、もう限界……!」

 

「「うわぁぁぁぁぁぁーーーっ!!!」」

 

私たちは耐えられなくなり、吸い込まれるままジャブジャブさまの中へと消えていった……




いかがでしたか?第8話は以上です。

〜〜〜次回予告〜〜〜
「もう!本当に私たちも吸い込まれちゃったじゃない!」
「お、落ち着くのよ、素数を数えて落ち着くのよ……!」
「あれ?なんか、様子がおかしいような……?
次回、潜入、ジャブジャブさまの中!vsバリネード!!
目覚めろ、その魂!」
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