I.S. 猫耳の忌み子は戸惑いながら生きていく お試し版からの連載版 作:ホタル火
ガストレア、
私がなろうとしている化け物、
わかるの、
内側から徐々に外に出てこようとしているの、
みんなを襲いたくない、
だから、
バイバイ、
彰摩さん、
里見さん、
あれ?
匂いがします、
草の匂い、
風も感じる、
私・・・死んだはず・・・
私は目を開けました、
・・・どこだろう?
近くに街が見えます、
私は・・・
大きなとんがり帽子、
そして猫耳・・・
やっぱり逃げられないんですね、
私は帽子を深々と被り直しました、
わから・・・ないですよね、
私は街に向かいました、
ここにはガストレアの襲撃はないのでしょうか?
街の皆さんは怯えた様子はありません、
テレビのニュースにはアイエスとわからない単語があります、
それと・・・私のような子供もいません、
「次のニュースです、なんとI.S.搭乗者に世界初の男性搭乗者が現れました!世界は驚きと驚愕に包まれております!」
アイエスって乗り物なんですね、
でもなんで女の人しか乗れないのですか?
世界初とニュースで言っていましたがそれまでは女性しか乗れなかってことですよね、
子供の私でもこれは欠陥品だとわかります、
彰摩さんもそういいます、
私は歩きました、
ここは本当にどこなんでしょうか?
ガストレアもいないです、
モノリスもありません、
こんなところがあるのですね、
そう思いながら歩いていますと大きな建物の前に来ました、
学校ですか?
私には縁がありませんでした、
この耳のお陰で、
でも大きいです、
彰摩さんと一緒にいましたけどここまで大きい学校は見たことがありません、
里見さんも学校の教師していたと聞いてましたけどこれくらい大きな学校の教師をしていたのでしょうか?
私は学校から離れました、
でも誰かに見られてました、
誰でしょう?
デパートですか、
初めてはいります、
いっぱい色々なものがあります、
私の事見られています、
なんででしょうか?
耳も帽子で隠しているのに、
私はいそいそと歩いて先に進みました、
帽子がいっぱいです、
でも耳を隠せるものは少ないです、
お金は・・・ないです、
彰摩さんがいつも少ないお給料でやりくりしていました、
子供の私にはできない事です、
あきらめましょう、
盗みをする気はありません、
彰摩さんが言っていました人の道を外れてはいけないと、
自分のようになると、
理由は知っています、
私と彰摩さんはそう言う契約で一緒にいました、
私はデパートを出ようと入り口に戻ろうとしましたら、
銃声が聞こえました、
はじめはびっくりしました、
ガストレアが出たと思いました、
私は思わず銃声の所まで走りました、
微かな火薬の匂いがします、
そして着きました、
そこには変な機械をまとった女の人が2人いました、
その人の手には銃が握られていました、
見たところ連射出来るような形です、
どうしよう、
強盗かな?
「今すぐ金をかき集めろ!」
強盗でした、
ここには警察はあるのでしょうか?
それと民警もあるのでしょうか?
そう思っていましたら女の子の声が聞こえてきました、
「やだよ!私にこんなことさせないでよ!」
どこからでしょう?
声の主があの機械をまとった女性から聞こえました、
そう思っていると男の子が泣いちゃいました、
怖いからです、
子供は強盗の人に出会ったら怖くて泣いちゃうもんね、
そしたら機械をまとった女の人が、
「うるせえんだよ!男風情が!不要な男は消えろ!」
男の子に銃口を向けました、
私は思わず走りました、
あの女性から感じる匂いは殺気です、
あの男の子が殺されます、
それに・・・
女の子が泣いていました、
やめてって、
私は指から爪を出して女の人の銃を斬りました、
銃は真っ二つに斬れました、
「なに!?」
女性は驚いていました、
私は続けて女性のまとっている機械を斬りました、
ちょっと硬かったけど斬れました、
「バカな!I.S.はI.S.でしか傷つかないはず!」
そうなんだ、
でも斬れました、
私は女性を傷つけないように機械を斬りました、
女性から機械が消えて床に座り込みました、
「なんなんだこのガキは!」
もう1人の女性が私に銃を撃ってきました、
私はそれを左右に避けながら女性に近づきます、
女性が驚いていますが私は先ほどと同じように銃を斬りました、
「くそっ!ここは逃げるか!」
「待って!置いていかないで!」
女性は座り込んでいる女性を置いて天井を突き破って飛んでいきました、
飛べるんですね、
すごいです、
でもあの人は悪いことをしました、
ちゃんと反省してもらいます、
私は穴の空いた天井に向けて跳びました、
デパートですから何階もあるのですね、
屋上まで跳びましたら女性に驚かれました、
「化け物!」
その言葉に胸を締め付けられます、
私は女性の機械を斬りました、
そしたら一気に落ちていきました、
私は屋上に着地しますと女性は近くに落ちてきました、
女性は気を失っています、
安全な機械です、
私は急いでそこから離れようとしましたら、
「ありがとう!お姉ちゃん!」
女の子の声が聞こえました、
私は周りを見ましたが誰もいませんでした、
でも確かに聞こえました、
初めてです、
お礼を言われましたのは、
少し嬉しいです、
私は走って屋上から逃げました、
「あの子すごいね、生身でI.S.を壊したよ、それに私の子供の声も聞こえてた、あの子ならこの世界に別の新しい風を運ぶかも、」
違う世界に来た少女、布施翠(フセ・ミドリ)はこの世界でなにを思うのか、
それは神にも天災にも、
そして本人にもわからない、
それは誰にもわからない
ブラック・ブレッドを先日一気見してからこの子がかわいそうだったので思わず短編で書かせていただきました、
連載はまだしません、