ゆめいろ世界の真ん中で   作:蒼宙 伊月紀

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夢を叶えるための準備は大変ね

晴れてYouTuberになったわけで3人揃って夢のような話ばかり妄想する。

とりあえず、YouTuberになる訳だからとYouTubeアカウントを作った。

張り切ってLINEやTwitterのアカウントまでもできてしまった。

そんなこんなで謎の満足感があったのだがやはり私たちには問題が付きものだった…

「アイコンとかどうするよ!」

「「そうだった!!」」

そう、準備が足りてなかったのだ。結果、絵が上手な夢空と陽夏が担当。ほんとに助かった……

コテキャラをそれぞれ考えてそれをアイコンにすることになった。私は二つ結びの元気な感じのキャラをお願いした。

 

そしてとうとうアイコンができてコテキャラも完成。アカウントが完璧になったわけだ。投稿ができる状態になったからそのテンションですることになった。

3人で集まり―

「やっぱり最初の投稿は大切だぞ!慎重に考えてからとるよ!(?)」

「いつき少し落ち着こうよ(笑)初めだから自己紹介動画はどうかな❔」

「それいいね!じゃあとりあえず撮ってみようか!」

「待て待てぇぇぇぇ!!(泣)」

あがり症の私は動画を撮るとなりだんだんあがり症なのが出てきてテンパっていった。それに比べ、夢空はしっかりしていて陽夏の勢いにおされて初投稿は自己紹介となった。

 

「じゃあ撮るよ!3,2,1」[陽夏]

「「「ゆめいろ世界征服!ゆめいろです♪」」」

「えっと、今日は記念すべき初投稿!ゆめいろメンバーで自己紹介をしようと思います!じゃあね~私からいくね!」[夢空]

「夢空です!絵を描いたり歌うことが好きかな、将来は声優志望!夢みる少女は目覚めた!(笑)」

「厨二病感出てるぞ~(笑)じゃあ次は私だねぇ~、なぴたろです!んーと、好きなことは絵を描いたり猫と一緒にいることかな?これからよろしくね!」[陽夏]

「えっと、自分か!伊月紀であります!好きなのは軍艦や読書ですかな!おかしい奴ではございますがどうぞよろすくおねがいしまずっ!」

「痛っ!!舌噛んだ(泣)」[伊月紀]

「「伊月紀、落ち着け」」

……

 

私は緊張しすぎてこのあとはもうよく覚えていないけど陽夏と夢空がフォローしてくれてアドリブで歌ってたかな…?

そしてなんとか初めての動画ができた。投稿できた時に自分は嬉しさと同時にパニクってたのを見るのは恥ずかしかったけど―

でも2人が楽しそうで自分まですごく楽しかった。

 

夏休みが終わり学校が始まった。友達に会えて嬉しそうに話す人や久しぶりに学校でだるそうな人がいた。

私達はその前に動画を撮った時に会っていたから夏休み前のような感じで日常的な会話をしたりふざけてた。

その頃から私達は3人でする活動以外に個人でも活動を始めた。

夢空は音声動画、陽夏は音楽作り、私は小説作り―

そしてだんだんそっちに熱中していきグループを忘れて約1ヶ月。

「「「グループ忘れてた!!」」」

(おいっ!!)

やっと思い出したが受験があるためお互いに忙しく3人で集まれる状態じゃなかった。だから1曲だけ歌って受験が終わるまで休憩することになった。集まれないから通話で音声を録音することになったがやはり起きた問題。

「「「録音ってどうやるの!!」」」

誰も通話を録音する方法を知らなかったのでアプリを探すことから始まった。アプリが見つかり、初めはバラバラだった歌声も3人が好きな歌だったからすぐにそろっていった。まるで一緒にいるかのように思えるほど楽しくって動画を作っていることを忘れるぐらいだった。

そして編集が終わり2個目の投稿が完了した。

まもなくしてグループは休憩に入った―

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