っていってもほんの1〜2行だけど・・・。
とりあえずあの言葉から始めましょう!
さてさてどうなる第2話!!
惣一side
スマッシュを倒した後、俺は転移で家に帰ってきた。
ま、家って言ってもカフェだけどな。しかも客は全く来ない。
『当たり前といえば当たり前だろう。こんな路地裏みたいな場所にあるカフェ。誰が来るんだよこんな場所』
「俺が知るわけないだろエボルト。ここに作ったのは父さんなんだから」
エボルトと話しながら入り、まっすぐ冷蔵庫に向かう。
何故冷蔵庫?と思うかもしれないが、この冷蔵庫はとある場所への入り口になっているんだ。
扉を開けると目に入るのは地下へと繋がる階段。
俺は階段を降りてそこそこ広い地下空間に入る。
地下には冷蔵庫や水道、ベットがあり、奥にはさらに広い空間が広がっている。
目立つのは真ん中にある巨大な装置。俺はバックを置くとその装置に近づき、先ほど採取したスマッシュの成分が入ったボトルを装置についている小窓から中にいれる。
『さて、今回はどんなボトルになるのかな?』
「俺たちが持っていないボトルはまだまだある。そもそもボトルを作った張本人が何でこんな事をしているんだよ」
『仕方ねぇだろ。まさかボトルの成分が抜けるなんて思ってなかったんだから。ていうか何で抜けたんだよ!しかもこの地球上に撒かれちまってるしよ!』
そう、俺が使ったコブラフルボトル以外のボトルはエボルトが『パンドラボックス』を使って作り上げたもの。
だが、俺がパンドラボックスに触った瞬間、パンドラボックスから6枚のパネルが外れ、中にあったボトルからは成分が抜けてなくなっていたのだ。
そもそもパンドラボックスが何かって?それは俺にもわからない。ある日、突然宇宙から飛来してきたかと思うと、以前の俺の家に落ちてきたんだから。
落ちてきたパンドラボックスに、俺が一番最初に触った。そしたら、中に入っていたエボルトの魂が俺に入ってきたんだ。
まぁ、その時はまだ気づいていなかったけどな。
その後、パンドラボックスは研究者である父さんと母さんが回収し、研究をしていた。
だが、研究を進めていくうちにパンドラボックスに宿る強大なエネルギーに、一緒に研究していた研究員の一人が気づいた。いや、気づいてしまったんだ。
そいつはパンドラボックスを独り占めしようとし、父さんと母さんを殺した。
その日、俺は母さんと父さんに呼ばれてその場所にいた。そして、見てしまったのだ。父さんと母さんが殺されるその瞬間を。
その時だ、俺とエボルトが初めて会話し、ブラッドスタークになったのは。
エボルトから受け取ったトランスチームガンとコブラフルボトルを使ってブラッドスタークになり、その研究員に襲い掛かった。
その研究員は逃がしてしまったが、無事にパンドラボックスは回収できた。だから、パンドラボックスは今俺の手元にある。
エボルトが言うには、どうやらボトルから抜けた成分はこの地球上に撒かれているらしく、時たま人間に入っている。
その成分が入った人間は先ほどのようなスマッシュに変わり、自我が消えて人を襲い始める。
俺はそんなスマッシュを倒して成分を回収し、成分が入っているフルボトルに戻すことが目的だ。
『おい、惣一!ボトルの浄化が終わったぞ!』
「あ?何だ、もう終わったのか」
『何考えてたんだ?そんな集中して』
「別に、特に意味はない」
そうエボルトに返事をしてから小窓を開け、ボトルを取り出す。
ボトルは先ほどと変わって動物の顔が描かれている白いボトルに変わっていた。
「エボルト、こいつは?」
『お、今回はハリネズミフルボトルか』
「ふ〜ん、ハリネズミねぇ」
ハリネズミフルボトルをパンドラボックスから外れた内の一つの緑の『パンドラパネル』にはめる。
パンドラパネルには他にも数本ボトルがはまっている。
エボルト曰く、ボトルには相性があって最も相性がいいボトル二本を、パネルで確かめることができるらしい。
だが、未だに見つかったことがなく、本当なのか怪しくなってきたがな。
『おい、今なんか失礼なこと考えなかったか?』
「いや、気のせいだろ」
『そうかぁ?』
たく、変に勘がいいんだよなこいつ。
「とにかく、ボトルの浄化も終わったし、今日はもう寝るぞ」
『さっきまで寝てたろ。まだ寝るのか』
「当たり前だ」
『せめて飯を食え。また有希子にあーだこーだ言われるぞ』
「んじゃ、パスタで」
『それは勘弁してくれ!』
・・・・・・・・・・・・・・
翌朝、目が覚めた俺の前にはすでに朝食が用意されていた。
「・・・エボルト、また勝手に俺の体使ったな」
『こうでもしないとお前は飯を食わねえだろうが。いいから黙って食え!』
「・・・はぁ」
仕方なく、俺は朝食に手をつける。
エボルトが作る料理は決してまずくなく、むしろうまい。のだが・・・・
「・・・・・」
俺はゆっくりと視線を横に置かれているカップに移す。
カップの中にはコーヒーが入っているのだ。
コーヒーぐらい普通だろ?と思うかもしれないが、はっきり言ってこいつはコーヒーではない。ある意味殺人兵器だ。
『今回はかなり自信がある。騙されたと思って飲んでみろ!』
「そのセリフ、もう何十回と聞いたんだが。しかもうまかったことは一度もない」
俺は恐る恐るカップを手に取り、中を見る。
見た目は普通のコーヒーなのだが、どうしても躊躇ってしまう。
『さぁ、さぁ!』
「うぅ・・・・くそ!」
俺は覚悟を決め、コーヒーを口の中に入れる。
「・・・・・マッズ!!」
あまりの不味さに、俺は残りのコーヒーをすぐに捨てる。こんな不味いコーヒー誰が飲めるんだよ!
『っかしいなぁ。何がいけないんだ?』
「明らかにお前が原因だよ。ってかお前が俺の中にいるおかげで、俺の淹れるコーヒーも同じくらい不味くなっちまってるんだよ!」
『もう少し豆の量を多くしてみるか?いやそれとも・・・』
「・・聞いてねぇな」
俺がぼやいていると、店の扉が開く。この時間に、そもそもここに来るのはあいつぐらいしかいない。
「おはよう惣一君」
「おう有希子、お前もエボルトのコーヒー飲むか?」
「ううん、遠慮しとく」
ま、そうだろうな。有希子もエボルトの淹れたコーヒーの不味さは知っている。飲もうと思うわけがない。そもそも、もう捨てた後だけどな。
「そろそろ行かないと遅刻するよ?」
「どうせ行ったところで授業は受けないんだ。遅刻したところで問題はない」
「・・・なんで授業を受けないのか、って言いたいところだけど、惣一君は頭いいもんね。それこそなんでE組にいるのか不思議なくらい」
「だろ?だから俺が授業を受ける必要はないんだよ」
「・・・・はぁ、とにかく早く行くよ」
「あっ、おい!引っぱんなよ!」
有希子に連行されて、仕方なく学校に向かう。あ、バックは一応取りに戻ったけどな。
(『・・・・相変わらずだな、こいつら』)
・・・・・・・・・・・・
学校に着き、さっさと教室から立ち去ろうとすると、クラス委員長の『
「なぁ石動、班は決まったか?」
「あ?班?」
班と聞いて考えるが、なんのことだが全く思い出せない。
「なんだ、忘れたのか?修学旅行の班だよ。決まったら、俺か
そう言って磯貝は立ち去っていった。
そういえば修学旅行の話があったな。ほとんど聞いていなかったが。
「・・・ま、そのうち決めればいいか」
『お前な・・・』
エボルトがなんかぼやいているが気にしない。
結局、有希子に言われて『
今回主人公のフルネームが出てきましたね。
といってもビルド本編に出て来る、エボルトに取り憑かれていたマスターと同じ名前ですが。
それと本編ではベルナージュが宿っている美空がいないと浄化できませんでしたが、この作品ではベルナージュがいなくても浄化できることにしました。
それでは次回からは修学旅行編です!楽しみにしていてください!
それでは、チャオ!!
ってか殺せんせーとか渚とか全く出てきてないんだけど!