第一話からビルドとクローズ、戦兎と龍我が出てきて一人ですごい盛り上がってました。
予告を見る限り次回も出てきそうですし、来週もすごい楽しみです!
あ、とりあえず第3話、どうぞ!
惣一side
修学旅行当日。
持ち物の中にトランスチームガンと数本のフルボトルを入れてから、集合場所である駅に有希子と向かう。
修学旅行先は有名なあの京都。もはや定番とも言えるだろう。
だが、俺たちは暗殺教室の生徒。当然向こうでも任務が待っている。
事前に烏間さん・・・いや、今は烏間先生か。に聞かされた話によると、今回政府は腕利きの殺し屋を雇ったらしく、俺たちはその殺し屋のサポートをしろとのことだ。
「ったく、めんどくせぇ」
『どうせお前は何もしてねぇだろうが』
「エボルトさんの言う通りだよ」
「反論はしないけどな。それで、俺たちは何をするんだ?」
「・・・昨日までに何回か確認したんだけど、覚えてないの?」
「・・・いや、全く」
「はぁ・・・・」
正直に答えたらため息を突かれた。だってしょうがないだろ。全くもって興味がないんだから。
「それじゃあ、ここでもう一回説明するから覚えてね?私たちが今回やることは、政府に雇われた殺し屋の人が、殺せんせーを暗殺しやすいよう、殺せんせーを誘導し、注意を引くこと」
「ほうほう」
「場所に関しては今回、私が色々調べてまとめておいたから。あとはその場所に殺せんせーを誘導すればいいの」
「なるほど、分かった」
「普段もこれくらい真面目に聞いてればいいのに・・・」
『全くだ』
ふ、そいつは無理な相談だな。
「さ、着いたぞ」
話しているうちに駅に到着する。駅前にはすでに俺たち以外の生徒が来ていた。
「あ、神崎さん!石動君も!」
「おはよう茅野さん」
その中にいた緑色の髪をした『茅野カエデ』がこちらに気づいて声をかけ、有希子がそれに返す。
俺?わざわざ返すわけがないだろ。
「もうそろそろ時間だよ、早く行こう!」
茅野に急かされ、俺たちは駅に入る。他のクラスはすでに車内に乗り込んでいたのだが・・・
「うわぁ〜、A組からD組までグリーン車だぜ?俺らは普通車なのによ」
クラスメートの
『いつもの奴か』
俺たちE組は学校内では『落ちこぼれの生徒』と言われている。だから、このような事なはっきり言って日常茶飯事だ。
そう思っていると、この場に似つかわしくない格好をした人物がやってきた。
「ごめんあそばせ」
俺たちE組の英語教師のビッチ先生だ。明らかに引率の教師の服装ではなく、どう考えてもおかしい。
『もはやこいつの価値観がわからん』
俺もエボルトに同感だ。全くわからんし、わかりたくもないがな。
と思っていると、ビッチ先生の後ろに鬼の形相を浮かべたE組の副担任が現れた。
「明らかに引接の教師の格好じゃない。着替えろ」
「固い事言ってんじゃないわよ、烏間!こういう時に・・・」
「脱げ、着替えろ」
烏間先生に言われ、ビッチ先生は一般的な服装に着替えてから車内に乗り込む。中ではかなりいじけていたが。
「あれ?そういえば殺せんせーは?」
そんな言葉が聞こえ、俺たちは車内を見渡す。あんな巨体、気付かないはずがないんだけ・・ど・・・。
『・・・なにやってんだ?あいつは』
「さぁ・・・」
俺たちの視線の先は窓。そして、その窓に外から張り付いている殺せんせーの姿。
「何やってんだよ、殺せんせー!?」
「にゅや、駅中スイーツを買っていたら乗り遅れまして、次の駅まではこのまま行きます。あぁ、ご心配なく。透明になっているのでただ荷物と服がついてるだけに見えますので」
「それはそれで不自然だよ!」
・・・・・・・・・・・・
あれから時間が経ち、俺たちは今京都にある旅館の中にいた。
今現在、俺たちはその旅館のロビーに集まりソファーに座っているグロッキー状態の殺せんせーを見ていた。
「・・・乗り物酔いか?」
『なんで地球破壊ができる超生物が乗り物酔いしてんだよ』
ソファーの後ろには磯貝、片岡、岡野の3人が回り込み、グロッキー状態の殺せんせーに対先生用ナイフを突きさしている。
ま、全て躱されてるけどな。
「それで?そのメモは見つかったのか?有希子」
「ううん、確かにバックに入れてたんだけど・・・」
『・・・そのメモって惣一に説明するときに持ってた奴だよな。それなら確かにバックに戻してたぞ』
エボルトが他のみんなに気づかれないように、小声で言う。
エボルトの言う通り、あのメモは確かにバックに戻していた。
「神崎さんは真面目ですからね、独自にまとめていたとは感心です。ですがご安心を。先生が作ったこのしおりを持って入れば何も心配はいりません!」
そう言って殺せんせーが取り出したのはとてもしおりとは言い難い、とてつもなく分厚い物体だった。
「「「それを持ち歩きたくないからまとめてんだよ!!」」」
なんか殺せんせーが来てから意見が一致するようになった気がするんだが。
結局、有希子のメモは見つからずに一夜が明けた。
・・・・・・・・・・・・
翌朝、俺と有希子に渚、茅野、赤羽、杉野、奥田は殺せんせーを暗殺するためのコースを歩きまわっていた。
その道中で渚が言っていたが、この京都には坂本龍馬が暗殺された『近江屋の跡地』や、織田信長が殺された『本能寺』などがある。
この二人以外にも、この京都では暗殺された人物はかなり多く、俺たち暗殺教室の生徒にとっては立派な暗殺旅行だとわかった。
それから場所を移動し、次は祇園。
「へぇ〜、祇園って奥に入ると人気ないんだね」
「一見さんお断りの店ばかりだから目的もなく来る人はいないし、見通しがいい必要もない、だから、私の希望コースにしてみたの。暗殺にピッタリなんじゃないかって」
茅野が言う通り、確かに回りに人の気配は全くしない。
『さすがは有希子、よく調べているな。惣一とは大違いだ』
「おいエボルト、お前あとで覚えてろよ」
「ん?石動なんか言ったか?」
「いや別に」
エボルトに言ったことを杉野に問われたが、適当にごまかす。別に知る必要のないことだしな。
それにしても・・・・
『おい、惣一。気付いてるか?この気配に・・・』
「あぁ、当然だ」
エボルトの質問に小声で返す。さっきまではなかった気配が俺たちを囲むようにしている。
「なんでこんな拉致りやすい場所来るかね君たち」
俺たちの後ろからかけられる声。後ろを見るといかにも不良って格好の奴らがぞろぞろと現れた。
「何?お兄さんら。観光が目的じゃないっぽいね」
そんな不良たちを見て赤羽が挑発する。
「男に用はねぇんだよ。女置いて帰れ」
不良の一人がそう言った瞬間、赤羽がそいつの顎に手の平を打ち込み、電柱に叩きつける。
「ほらね、渚君。目撃者がいなければ喧嘩しても問題ないでしょ」
そう言う赤羽の後ろに接近する男がいることに気づく。
俺はすぐさまその男に接近し、その胴体に蹴りを入れる。
「サンキュー、石動」
赤羽のお礼を聞いた後、すぐに次の不良に殴りかかろうとした瞬間、後ろから二人の女子の悲鳴が聞こえた。
急いで振り向くと、有希子と茅野の二人が捕まっていた。
「有希子!」
「チッ!」
赤羽が舌打ちをした瞬間、リーダー格と思われる不良が赤羽を頭を殴った。
「赤羽!」
『!惣一、後ろ!』
「っ!しまっ!」
エボルトに言われて後ろを向いた瞬間、俺の頭に衝撃が走った。
「ぐぅ・・・くそ・・・」
俺は意識を奪われ、その次に杉野、渚も倒れ込んだ。
「有希・・・・子・・・」
この作品でビルドに出てきた他のライダーも出そうかな?
とりあえず一人・二人は出すつもりですけど、他にも出して欲しいなどの要望がありましたら教えてください!
それでは、チャオ!!