とりあえず第37話、どうぞ!
惣一side
A組との賭けで手に入れたリゾード旅行兼暗殺を間近に控えたとある日。俺たちE組は学校に集まって訓練、作戦会議をしていた。
「ふん、この暑い中ご苦労なこったね」
そう言ったのはビッチ先生。俺たちが訓練で射撃をしている中、一人くつろいでいる。ウゼェ・・・・・。
「ビッチ先生も訓練しろよ、射撃じゃ俺たちと大差ないだろうに」
「大人は卑怯なのよ、ほとんどあんた達に任せて美味しいところだけ持っていくわ「ほほう・・・・随分えらくなったな、イリーナ」・・・ロ、ロヴロ先生!?」
偉そうに語ってたビッチ先生の後ろに現れたのはビッチ先生の師であり、俺と万丈の戦闘の師でもあるロヴロさんだ。突然の師の登場にビッチ先生は見るからに慌てている。ざまぁ。
「1日休めば腕や体は殺しを忘れる・・・・・落第が嫌ならさっさと着替えろ!!!」
「へ、へい!喜んで!!」
ロヴロさんに怒鳴られたビッチ先生はすぐに立ち上がって校舎に向かっていく。ビッチ先生もあの人には頭上がらないもんな。
「よっ、ロヴロさん!」
『ギャオオン!!』
「万丈君か・・・それと?」
「あぁ、こいつはクローズドラゴンだ。惣一が俺のお目付役に作ったんだよ」
『ギャオオン!!』
「そうか、大事にするといい」
ロヴロさんはまだドラゴンのことは知らなかったな。万丈がドラゴンの事をロヴロさんに紹介した。
『にしても、随分久しぶりだな。何かあったのか?』
「あぁ、困ったことが続いてな」
「困ったこと、ですか?」
「有能な殺し屋達と連絡が取れなくなったんだ」
『プロが次々に失敗しているのを聞いて、怖気付いたとかか?』
「かもな。今は、君たちに託すしかないんだが・・・ふむ」
ロヴロさんが紙の束を取り出す。そこには南の島で俺たちが行う予定の暗殺計画が書かれている。しかも、万丈でもわかるように絵付きだ。
「おい、なんか今バカにしなかったか?」
「何のことだ?」
咄嗟に誤魔化す。万丈の奴、変に勘が鋭いんだよな。
「なるほど・・・先に約束の触手9本を破壊、間髪入れずに一斉射撃か。それはわかるのだが・・・・この最初の精神攻撃とは何だ?」
書類の一番上には精神攻撃と書かれており、ロヴロさんはそれがわからずに聞いてきた。あ〜、それか。
「どうやら触手の扱いには精神が大きく左右されるらしいんです」
『そこでだ。まずは奴の恥ずかしいところを大量に見せ、精神を乱すことにしたんだ』
「この間なんかよ、山の中でエロ本拾い読みしてたぜ!」
「そうそう、『みなさんには内緒ですよ!』って、アイス一本配られたけど、今時アイス一本で口止めできるわけないだろう!!」
「「「「クラス皆で散々いびってやるぜ!!!」」」」
「他にも揺するネタはいくつか抑えていますので、まずはこれで追い込みます」
「・・・・・・残酷な暗殺方法だ・・」
そうか?まぁ、確かにこんな事しないだろうけどな。マッハ20が相手なんだからこんぐらいしてもいいだろう。あっ、そうだ。どうせだったら飲み物にコーヒーでも出すか。
『お、そりゃいいな!俺に淹れさせろよ!』
はいはい、分かった。任せるぞ、とびきり不味いのをな。
次にロヴロさんが注目したのは、E組の射撃能力だった。だが、プロの目線から見てもなかなかのものらしく、特に千葉と速水の二人に注目していた。教え子に欲しいくらいだと。
その後、ロヴロさんの指導のもと射撃を行ったり、渚がロヴロさんから何かを教わってたり、俺と万丈対ロヴロさんと烏間先生の模擬戦を行ったりした。え?結果?んなもの言わなくてもわかるだろ、ボロ負けだったよ。途中でエボルトに体奪われたしな。
『まぁいいじゃねぇか!』
何がいいんだよ、それじゃ意味ねぇだろ!!そんなこんなで、暗殺決行の日を迎えた。
次回から南の島編に突入ですね!どう変えるか決まってないけど。
感想、評価等宜しくお願いします!
それでは、チャオ!!