万「なぁ、これって実際書かれてなかったよな。あらすじになってるのか?」
惣「大丈夫だろ。それに何があったか説明しとかないと読んでいる人たちもわかんないだろうし」
万「今までやってなかったくそによく言うよ」
惣「さぁ、どうなる第41話!!」
万「いきなりだな!」
惣一side
「にしても・・・結構高いな」
「本当に登るのか?」
崖を前にして、その高さを改めて実感する。結構高いが、ここを命綱なしか・・・・・。
「トランスチームガンで行くことはできないのか?」
「無理だな。トランスチームガンで転移するにはその場所のイメージを持ってなくちゃいけないし、この数を一気に転移させたら何かが原因でバレるかもしれない」
以前律の前マスター(笑)の所に行った時はエボルトが場所のイメージを教えてくれたからいけたが、今回は調べてるわけでもないから不可能だ。てか、そもそも使う必要もないだろう。
先生たちが見てないが、すでに生徒達は崖に手をかけ登り始めていた。これぐらいはな。
「渚君、茅野さん、すまないが・・・・・何っ!?」
ここで初めて気づいた。俺たちがすでに登り始めていることに。
「崖ぐらいなら楽勝だよな!」
「普段の訓練に比べたらねぇ」
「だね」
烏間先生の指導の元、俺たちは普段からクライミングはやっているし、俺は昔エボルトの指導でやったことがある。結構の高さはあるが、この崖はそれだけ。俺たちにとってここを登るのはテストで学年一位を取るよりも簡単なことだ。
「でも、未知の場所で未知の敵と戦う訓練は受けてないので、烏間先生!難しいけど、指揮頼みます!」
磯貝が止まって後ろを向いたため、俺たちも止まって後ろを向く。そこでは烏間先生がこっちを見上げていた。
「・・・・・わかった。ハンドサイン等は訓練のものをそのまま使用する。3分でマップを叩き込め!20:58!作戦開始!!」
「「「「「はい!!」」」」」
・・・・・・・・・・・・・・
言われた通り3分でマップを覚え(エボルトが)、再び崖を登り始めた。にしても・・・・・
「遅ぇぞ、お前ら!」
「置いとくよぉ〜」
万丈と岡野・・・相変わらず早いな。こんなことさせたらE組で一番だ。
『それに引き換え・・・・』
下を見ると烏間先生も登っている。ビッチ先生と殺せんせーを持って・・・・。
『なんでビッチの奴まで来てんだ?』
「除け者みたいでいやなんだとよ」
『ただの我が儘か』
とりあえずあの二人は烏間先生に任せて、さっさと登るぞ。
・・・・・・・・・・・・
崖を登り、もう一度マップを確認してからホテルに入る。裏口は鍵がかかっていたが、律のおかげで難なく入れた。そのままエントランスまで行ったのだが、そこで大量の監視がいることがわかった。
『おいおい、こんなのどうやって突破するんだ?』
「んなこと言われても・・・・人数を減らして行くか?」
『だが、それはそれで危険だぞ』
そうなんだよな・・・・おそらく烏間先生も同じ考えだろう。トランスチームガンが使えないのがかなり辛いな・・・・。
「何よ、普通に通ればいいじゃない」
「・・・・は?」
俺たちがどうやって通るか考えてる中、そう行ったのはビッチ先生だった。普通にって・・・どうやってだ?
ビッチ先生は入り口から中の様子を確認し、堂々と中に入って行った。だが、その瞬間から体の動きが変わり、なんか酔ってるみたいな動きをし始め、中にいた監視の一人にわざとらしくぶつかり、二言三言交わしてからピアノを指差した。ピアノで何をするんだ?ビッチ先生はそのピアノに手をかけ、ゆっくりと演奏を始める。なのだが・・・・
『うまいな』
「幻想即興曲・・・・・」
弾き始めた曲は幻想即興曲だった。それも相当うまい。ハンドサインで20分稼ぐといい、その間に俺たちはエントランスを突破することができた。
『あいつ、ピアノ弾けたんだな』
「初めて知ったよ、そんな素振り今まで見せてなかったから」
「普段の彼女から侮らないことだ。優れた殺し屋ほど万に通じる・・・・・君たちに外国語を教えているのは、世界でも一位二位を争うハニートラップの達人なのだ」
万に通じる・・・・か。すごいんだな、殺し屋って。
ビッチ先生の活躍により先に進むことができた俺たちはさらに上に登って行く。
・・・・最後の方適当じゃね?ま、いっか(よくない)。
感想、評価等宜しくお願いします。
それでは、チャオ。