地球外生命体を宿した暗殺者   作:蛇廻

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惣「八階に進みコンサートホールにたどり着いた俺たち!そこでは、雇われた3人目の殺し屋が立ちはだかっていた・・・」

万「なぁ、そいつ銃を咥えてたんだよな?怖くないのかな?」

惣「怖かったらやってねぇだろ。つーかお前はさっさと合流しろよ」

万「お前らが早すぎんだよ!!少しぐらい待ってくれてもいいだろ!!」

惣「あのな、今俺たちはお前のようなバカを待ってるほど余裕がないんだよ。分かるだろ?分かったらさっさとお前が合流しろ」

万「合流しろって、今お前ら何処にいんだよ!!」

惣「それは本編を確認しなさいよ。と言うわけで、第47話どうぞ!」

万「説明しろよ!!」




第47話 狂気のボス

惣一side

 

 

3人の殺し屋を撃破し、この潜入も終盤に差し掛かった。俺たちが今いるのは9階。10階に行くにはカードキーが必要だが、それは9階にいた見張りが所持していた。ここまでで烏間先生のだいぶ回復してきたらしく、これならラスボスも倒せんだろ。

 

『ん?・・・・おい惣一、寺坂のやつ・・』

 

寺坂がどうかしたか?

 

『いいから見てみろ』

 

エボルトの言われた通り寺坂を見てみると、様子がおかしいのがわかった。どうしたんだ、あいつ?・・・・・まさか、毒を?

 

「ねぇ寺坂君、様子がおかしいよ?」

 

渚も気づいたようだな。

 

「お前、まさか毒を・・・・」

 

「黙ってろ、渚!石動!これ以上みんなに迷惑かけたくねぇんだ!俺が先走ったから烏間の先公も毒とガスにやられちまったし、それ以前にクラスの連中を殺しかけたこともある!こンなところでリタイヤなんて、できるわけねぇだろ!」

 

「・・・・何かあったら絶対に言えよ」

 

寺坂のことだ、俺たちの言うことなんて聞くわけがない。なら、なんかあった時にすぐに行動できるようにしないとな。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

とうとう10階に到達した。部屋の中の様子を律を通して確認したが、わかるのは一人の男がモニターで毒にやられて倒れたみんなを見ていると言うことだけ。

 

『趣味の悪いやつだ・・・・苦しんでやつらの見ているなんて・・』

 

あぁ・・・・・怒りが湧いてくる・・・・久しぶりだよ、この感覚・・・・

 

『やめろよ、惣一。あの時の二の舞などごめんだからな』

 

わかってるさ。俺だってごめんだ。そもそもあのドライバーがないだろ。

 

『だとしてもだ。あのドライバー・・・・『究極のドライバー』がなくてもトランスチームガンがあるだろ。・・・・同じように人を消滅させられる』

 

・・・・だとしてもだ、俺はもう二度とあんな思いはしたくないんでな。

 

『ならいい』

 

みんながナンバ歩行で歩き出す。見ると、烏間先生が指示を出していた。よし・・・俺も行くか。

 

部屋の中は広く、遮蔽物が多い。奥の方では例の奴がモニターを見ていた。側には爆弾が巻かれたスーツケース、男の手元には爆弾の起動スイッチと思われるものが置かれている。あのスイッチを奪えば・・・・・

 

「痒い」

 

その瞬間、全員の動きが止まった。気づかれたことに驚いて止まったわけじゃない、その声に聞き覚えがあったからだ。それも、以前よりもずっと邪気を孕んで・・・・。

 

「でも、そのせいかな・・・・いつも傷口が空気に触れているから感覚が鋭敏になっているんだ・・」

 

男がそう言って放り投げたのは起動スイッチと全く同じものだった。それがいくつも。

 

「3人の殺し屋の他に、消息を絶った人物はもう一人いる。内部の人間で、暗殺のための資金を盗んで行った人物・・・」

 

烏間先生がそこまで言ったところで、男は立ち上がる。いや・・・・・・男という表現は違うか。

 

「どういうつもりだ・・・・・鷹岡!!」

 

以前E組の体育教師として学校に来て、渚に負けた人物・・・鷹岡が悪い奴がするような笑顔を浮かべている。

 

「悪い子たちだぁ・・・・・恩師に会うのに裏口から来る。父ちゃんそんな子に育てた覚えはないぞ?仕方がない・・・・・夏休みの補修をしてやろう」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

鷹岡に連れられ、俺たちが移動したのは屋上のヘリポート。そこで鷹岡と対峙していた。

 

「防衛省から盗んだ金で殺し屋を雇い、生徒たちをウイルスで脅すこの凶行・・・・・血迷ったか、鷹岡!」

 

「おいおい、俺は至極まともだぜ?お前らが俺にした非人道的は仕打ちに比べりゃあなぁ!!」

 

何が非人道的だ・・・・・お前の方がよっぽど非人道的だよ。鷹岡が言うには、最初に指定した背の低い男女二人・・・・渚と茅野の内、茅野の方を動けない殺せんせーと一緒にセメントで生き埋めにするつもりだったらしい。殺せんせーが助かるには、茅野ごと爆発しなきゃいけない寸法ってことか・・・・・。

 

「・・・・・許させると思いますか?そんな真似が・・・・」

 

鷹岡がこうなったのには経緯が存在する。あの時の任務失敗に対する職場からの非難の声や、渚に植え付けられた屈辱的な敗北。それらが合わさってこいつをここまで狂気にしてしまったのだ。もともと背の低い生徒を要求したのは渚を狙っていたらしい。

 

「へ〜、つまり渚君はあんたの恨みを晴らすために呼ばれたってわけ。その体格差で勝って、本当に嬉しい?俺だったらもーちょっと楽しませてやれるけど」

 

「イカれやがって!てめーが作ったルールの中で渚に負けただけじゃねぇか!言っとくけどよ、あの時てめーが勝ってようが負けてようが、俺らてめーの事大っ嫌いだからよ!!」

 

「誰にもの言ってんだジャリが!!!俺の指先一つでジャリが半分減るってこと忘れんな!!!」

 

まずいな・・・・今のあいつに何を言っても刺激するだけだ。何をするかわかんねぇぞ・・・。

 

「・・・チビ、お前一人で来い」

 

おそらく鷹岡が言ってるのは渚のことだろう。鷹岡は先にヘリポートに登り始めている。

 

「渚、行っちゃ駄目!」

 

「行きたくないけど、行くよ」

 

渚は持っていた殺せんせーを茅野に預け、鷹岡と同じようにヘリポートに登った。・・・大丈夫か、あいつ?

 

『念のため、いつでも撃てるようにしておけ』

 

だがエボルト、トランスチームガンは生身の人間相手には威力が強すぎるぞ。

 

『それでもだ。そうじゃなきゃ、最悪渚が死ぬぞ。・・・・大丈夫だ。確かに威力は強いが、急所を外せば気絶が済ませられる』

 

・・・・・分かった。俺はエボルトに言われた通り、いつでも撃てるようトランスチームガンを握っておく。ヘリポートへ続く梯子は鷹岡が爆弾で壊したため、俺たちはあそこに乱入できない。そもそも乱入したら何をするか分からない。・・・・・頼んだぞ、渚!

 

 

 

 

惣一side out

・・・・・・・・・・

◎side

 

 

 

惣一達がヘリポートで鷹岡と対峙しているその頃、万丈は・・・・

 

「・・・・これ、あいつらがやったんだよな」

 

『ギャオオン』

 

八階にコンサートホールでぐるぐる巻きにされた男、ガストロを発見していた。

 

「・・・よし!放っておいて行くか!!」

 

『ギャオオン!!』

 

状況を理解できず、諦めて進むことにしたらしい。

 

 




いや、本当に主人公の活躍がないな!最後に活躍したのっていつだ?

・・・すいません、なんとか近いうちに活躍させますので・・・・。

感想、評価等宜しくお願いします!

それでは、チャオ!!
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