万「渚の奴すごかったな!!こう手をパンってやって、バリバリって!!」
惣「てか、お前はいつになったら合流すんだよ。早くしろよ」
万「お前たちが早すぎんだよ!!」
惣「あぁもうほら!鷹岡よりもやばそうな奴が来ちゃったよ!!どうなる第49話!!」
惣一side
渚が鷹岡を無事に倒し、そのことにみんなが喜んだ直後だった。
「同じ少年に負けるとは・・・・せっかくボトルを渡したのに使えない男だ」
そんな声とともに、オレンジと黒の二色の体を持った何かがヘリポートに降り立った。いきなりのことに全員が戸惑うが、それよりも俺はそいつが腰につけているベルトに目がいった。大きな歯車と赤いレバーが付いている黒いベルト、そしてそのベルトに装填されているオレンジと黒の二本のフルボトル。特に黒い方のフルボトルには見覚えがあった。
「ガトリングフルボトル・・・・」
あのボトルは以前イトナ・・・・グリスに奪われたボトルだ。それをあいつが持っているってことは・・・
『間違いない。奴はカイザー共と繋がっている』
やっぱそうだよな。てかあの姿、データにあった『仮面ライダービルド』にそっくりなんだけど。
『確かビルドはボトルによって姿を変えるはず。あの姿はその内の一つなのだろう』
そういえばそうだったな。ボトルによってってことは・・・・形態多くね?
「ん?・・・・そういえばカイザーが言っていたな。あいつが言ったことは本当だったか」
そいつ・・・・おそらくビルドでいいのだろう。ビルドは俺を見ると、そんなことを言った。
「やっぱ知られてるか・・・」
「知らないわけがないだろう?・・・久しぶりだな、惣一」
「は?久しぶり?・・・・・どういうわけだ」
「あぁ、そういえば変身を解いていなかったな」
ビルドはそう言ってベルトからボトルを二本抜いた。・・・・・まさか・・・・
「これでわかるだろう?私が誰なのか」
「・・・・・・父・・・さん・・」
「「「「父さん!!?」」」」
俺の言葉にみんなが驚く。・・・・やっぱり、生きていたのか・・・・。
「・・・なんで・・・・」
「ん?」
「なんで、俺を騙したりなんかした・・・・なんでカイザーと手を組んでんだ!!」
「なんで、か・・・・・簡単だ。人類を救うためだ」
「人類を・・・救うため・・だと?なに言ってんだ!!あいつのせいで余計な被害が出てんだぞ!!それのどこが人類を救うためだ!!」
正直、父さんが何を言ってるのか理解できなかった。人類を救うため・・・・・本当にそうだとしても、カイザーのせいでスマッシュが誕生したようなものだ。そのスマッシュが人々に被害をもたらしてるのに、人類を救うことに繋がるとは思えなかった。
「それはお前が何も知らないからだ」
「なんだと・・・・!」
「来るべき脅威から人類を救うには、必要なことなのだよ。・・・・邪魔するというなら、私がお前を倒そう」
「・・・・・やってやるよ!」
『コブラ!』
「蒸血!!」
『ミスト・マッチ!コブラ・・・・・ファイヤー!!』
「ふ・・・・」
俺がブラッドスタークになってヘリポートに転移したのを見た後、父さんは今度は赤と青の二本のボトルを取り出した。・・・あれは、タンクフルボトル・・・。
「さぁ、実験を始めよう」
『ラビット!タンク!』
父さんがボトルをベルトに装填すると、そんな音声が鳴り響いた。鳴り終わった後、父さんは赤いレバーを回し始め、今度は何かを建設するような音がする。そして、父さんの周りに透明なパイプが張り巡らされ、そこに赤色の液体と青色に液体が流れる。やがて赤と青のパイプは形を形成しはじめ、赤と青の二つの半身が完成した。
『Are you ready?』
「変身」
『ラビットタンク!!』
それらの半身が父さんを挟むように閉じ、蒸気が噴射される。その姿は、データに描かれていた姿と一致した。
『それが・・・仮面ライダービルド・・・・か』
「そうだ。二つのボトルを組み合わせて変身する、私が作ったライダーシステムだ。さて・・・・こいつにもまだやってもらうの事があるのでな」
父さんは足元で気絶している鷹岡のポケットの中から何かを取り出した。あれは・・・ボトル!?
「これはパンドラボックスから作られた60本もボトルの中には含まれない、私が作ったボトルの内に一本だ。このボトルをこうすると・・・・」
ボトルを数回振った後、父さんはそれを鷹岡に突き刺すように当てた。すると、鷹岡の姿が人間の姿からスマッシュの姿に変わった。そのスマッシュは両手と頭の部分がハンマーのような形をしていて、全身が黒い。
「ハードスマッシュ。従来のスマッシュとは違い、自我が存在している。そこにいる少年と同じスマッシュだ」
父さんが指差した先には寺坂がいた。・・・あの姿のことか。
「だが、このハードスマッシュは彼とはまた違う。その証拠に、体が黒いだろう?」
『それがなんだ』
「彼にネビュラガスを注入した際、これを使ったのだよ」
そう言って取り出したのは、赤いトリガーと思われるようなものだった。
「『ハザードトリガー』。また、禁断のアイテムとも呼ばれているこのアイテム。これを使用したため、彼のハザードレベルは3.9・・・・お前よりも高いし、ハードスマッシュよりも戦闘能力も高い。その名も『ハザードスマッシュ』だ」
ハザードレベルが3.9・・・か、確かに俺よりも高い。
『今のお前のハザードレベルは3.7だからな。勝てるか?』
どちらにせよ、やるしかないだろ!!
『ふっ!!』
「はぁ・・・正面から向かってくるだけか・・・」
俺は真っ先に父さんが変身しているビルドに目標を定め殴りにかかったが、右手で簡単に止められてしまった。
『なっ!くっ・・・』
「言っておくが、私のハザードレベルも3.9・・・・対してお前は3.7だ。その程度のハザードレベルで勝てると思っているのか?」
『そんなの・・・・やって見なくちゃわからないだろ!!』
殴った手は掴まれたままだが、俺はその体勢からビルドの腹に蹴りを放つ。近距離だったこともあり、父さんは今の攻撃を交わすこともできず、防ぐこともできなかった。
「くっ!・・・・まさか、今の体勢のまま攻撃をしてくるとは」
『おらっ!!』
ハザードレベルが向こうのほうが高い以上、隙を見逃すつもりはない。攻撃をしたすぐ後は休むことなく追撃を加える。が・・・・
「誰か忘れてないか?」
『!何!?』
俺の攻撃を横からの攻撃で阻まれた。今のは・・・
『ハザードスマッシュだ』
エボルトの言う通り、父さんの横にはハザードスマッシュが立っている。
『2対1かよ・・・』
『いや、2対2だ』
俺の横に煙が発生し、晴れるとナイトローグが姿を現した。
『烏間先生・・・』
『俺も完全に回復した。一緒に戦うぞ』
『っ・・・・あぁ』
なんか色々盛り込みすぎたかな?ビルド初登場にハザードスマッシュにハザードトリガーに。
次回は久しぶりの戦闘回ですね。お楽しみに!
感想、評価等宜しくお願いします!
それでは、チャオ!!