それでは第7話、どうぞ!
あ、今回はいつもより短いです。
惣一side
色々なことがあった修学旅行が終わり、一夜が明けた。
俺はいつも通り、有希子と学校に向かっていた。
「そういえば、惣一君。烏間先生からのメール見た?」
「ん?あぁ、転校生のやつか?」
昨日の夜に烏間先生からメールが届いた。その内容は転校生が今日から来るという事だったのだが・・・・
「あの内容、十中八九殺し屋だろうな」
「やっぱり、そうだよね」
『転校生ってことは、お前たちとはタメってことだよな。どんな奴なんだろうな、楽しみだ』
「面倒ごとは起こすなよ」
「ははは・・・・」
やはりエボルトも気になるらしく、学校に着くまでこの話題は絶えなかった。
校舎について教室に入ると、教室の隅に今までなかった四角い巨大な箱があった。
明らかに異様なその箱に、思わず教室に入る足を止めてしまった。
『・・・なんだ、あれ』
「俺に聞くな・・・」
その箱を見ていると、箱の液晶画面がパッとつき、ピンク色の髪の少女が映し出された。
「おはようございます。今日から転校してきました、『
そう言って、その少女・・・えぇっと、自律思考固定砲台は液晶画面から再び姿を消した。
「『・・・・そう来たか!!」』
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ノルウェーからやって来た、自律思考固定砲台さんだ・・・」
『あいつも大変そうだな・・・・』
顔をヒクつかせながらも転校生を紹介する烏間先生に、エボルトが同情する。正直俺も同情するね。
烏間先生によると、彼女は高度な
『新型の兵器って言っても、トランスチームシステムに比べれば劣ってるだろうぜ』
まぁ、トランスチームシステムに関しては本来極秘事項。世界中を探しても内容を詳しく知っている人は両手で数えれる程度だろう。
そんなこんなで始まった一時間目、いつも通り殺せんせーが授業を進めている。
『いつも通りって、お前は普段サボってるだろうが』
確かに本来ならサボっているが、今日はあの転校生がどうやって暗殺をするのか気になるからな。それはお前も同じだろう?
『ま、確かにそうだが』
エボルトとそう話していると、転校生に動きがあった。
箱の横や後ろから様々な銃・・・というよりも砲台が出現した。
「うわっ!?」
それら全ての砲台から一気に発射される銃弾。だが、殺せんせーはそれらの弾丸を持ち前の速さで全て避けていき、最終的にはチョークでBB弾を弾いた。
それを見た固定砲台は一旦銃をしまう。
殺せんせーの顔は黄色と緑のシマシマ模様になり、見るからに舐めてるのがわかる。だが、その表情は次の固定砲台の攻撃によって一気に変わる事となった。
床でビチビチ跳ねる殺せんせーの触手、とうの殺せんせーの方はその触手をじっと見つめていた。
『なるほどな・・・・一回目の砲撃は殺せんせーの回避パターンの分析が目的・・・そして二回目の砲撃で確実にダメージを与えるか・・・』
確かに、これならば卒業までには確実に殺せんせーを殺す事ができるだろうな。だが・・・・・これは幾ら何でも身勝手すぎる。殺せんせーを殺すためとはいえ、生徒たちからしてみればはっきり言って迷惑だ。
一時間目が終了し、床には先ほどのBB弾。だが、それを片付けるのは固定砲台ではなく生徒たちだった。目的である固定砲台の暗殺方法を確認できた俺は二時間目からいつも通りサボっていたが、その間も固定砲台による砲撃は続いていた。
『なぁ惣一、お前ならあいつの改良ぐらい楽にできるんじゃないか?』
「確かに、できなくもないだろう・・・だが、俺が勝手に改良するわけにもいかないだろう。下手したらあいつの持ち主から文句が飛んでくるぞ」
『だがな、お前は問題ないだろうが今のままだと生徒たちのストレスが溜まりまくるぞ。有希子も言ってたろうが、今のままだと授業に集中できないって』
家に帰宅してからエボルトと話していたが、帰りの時に有希子が言ってた通り確かに今のままでは授業は集中できないだろうしな。おそらく、あの暗殺はこれからも毎日続くだろう。
「・・・・はぁ〜、しょうがない、ちょっくら調べるか」
『調べる?何をだ?』
「あぁ・・・・あの固定砲台の持ち主をな・・・・」
後からエボルトに聞いたが、この時の俺はものすごく笑顔だったらしい。
一体持ち主を調べて何をする気なんだ惣一は・・・。
今回は短かったですが、次回はもう少し長くできると思います。
感想、評価等よろしくお願いします!
それでは、チャオ!!