さてさてどうなる第8話!!
惣一side
「ふぁ〜あ・・・・」
「惣一君・・・眠そうだけど、昨日何してたの?」
『ちょっと調べ物をな・・・。気づいたら朝になってて寝そびれちまったってわけだ』
昨日家に帰ってからずっとあの固定砲台の持ち主について調べていたんだが・・・思った以上に時間がかかって気づいたらもう朝になっていた。まぁ、なんとか持ち主を見つけることはできたがな・・・・。
「・・・・惣一君、何か企んでない?」
「え?」
「なんか・・・・不気味なくらい笑顔だよ」
「マジか」
う〜ん・・・・昨日もエボルトに言われたんだよな・・・・。俺ってこんなに顔に出やすかったけ?
「あ、そうだ。今日はちょっと用事があってな、途中から居なくなるけど、そのつもりでいてくれ」
「今日はって・・・・惣一君はいつもサボってるでしょ」
『それもそうだな』
うん、それについては反論しない。そもそもするつもりもない。
「いや、サボりとかじゃなくて、学校から離れるから。まぁ、放課後までには帰ってくるから」
「そう・・・・」
よし、とりあえず有希子には伝えたし、あとは状況に合わせて行動するだけだな。
『クックック・・・・楽しみだなぁ惣一』
あぁ・・・・お前も随分と楽しみみたいだな、エボルト。
『当然だ、むしろワクワクしない方がおかしいさ』
そうか、それなら学校に着いたら早速向かうとするか。
惣一side out
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
有希子side
学校に着くと、惣一君は宣言通りバックを置いて居なくなってしまった。どうしてわざわざバックは置いていくんだろう・・・。
昨日から来た転校生・・・えっと、自律思考固定砲台さんはガムテープでぐるぐる巻きにされていた。普通なら、かわいそうとか思うかもしれないけど、そうなっても仕方ないと思ってしまう自分がいる。他にも何人か来ているけど、誰一人としてカムテープを剥がそうとしていない。やっぱり、みんなも迷惑だと思っているだ。
それから時間が経ち、殺せんせーがやってくる。そのすぐあとに彼女も起動したが、ガムテープによって昨日のように砲台を展開できないでいた。
「殺せんせーこれはあなたが?明らかに生徒への危害であり、禁止されているはずですが・・・」
「ちげーよ」
殺せんせーに反抗していた彼女に、寺坂君が持っていたガムテープを投げつけた。
「俺だよ、どう見ても邪魔だろうが!常識くらい身につけてから来いよポンコツ!」
「ま、仕方ないよな」
寺坂君の文句に杉野君が同意し、みんなも頷く。
結局、彼女は今日一度も暗殺を仕掛けることはできなかった。
有希子side out
・・・・・・・・・・・・
惣一side
さてと、そろそろ向かうとするか。
『昨日得た情報によると、あの固定砲台の持ち主は今は日本にいるらしいからな。余計な体力を使わないで済むしわけだし、トランスチームガンで向かうぞ』
「わかってるよ、エボルト」
ん?どうやって情報を集めたかって?・・・・・・知らない方が良いと思うぜ。
とりあえず学校から離れないとな。トランスチームガンを使う以上、目撃されるわけにはいかないし。
校舎から離れ、山の奥へと進んでいく。うん、この辺りでいいだろう。
『コブラ!』
「蒸血」
『コブラ・・・・ファイヤー!』
ブラッドスタークに変身して、早速トランスチームガンから煙を撒く。
煙が晴れる頃には場所は変わっており、先ほどまでの山とは違い薄暗い建物の中だった。
しばらく建物の中を探索していると、今回の目的の人物とその取り巻きと思われる奴らを見つけた。そいつらは近くの部屋に入っていき、扉の前には一人だけ立っている。
『ビンゴだな・・・。んじゃ、まずはあいつからだな』
俺は早速扉の前に立っている奴に高速で近づく。まるで蛇のようにな。
『ふっ!』
「ぐぁっ!」
首元をちょっと叩いて気絶させる。この間不良でいつも通りは強すぎるとわかったからな。少しは威力を抑えている。
『よし、中に入るか』
だが、普通だとつまらないな・・・・。どうせなら派手にいきたいんだが・・・・。あ、そうだ。この間手に入れたこのボトルがあるじゃないか。
俺はゴリラの顔が描かれている『ゴリラフルボトル』を数回振ってトランスチームガンに装填する。
『フルボトル!』
トランスチームガンの銃口を扉に当てて、トリガーを引く。すると、ゴリラの手を模した光弾が発射され、扉は大きく音を立てて吹き飛んでいく。
「な、なんだ!?」
「何が起こった!」
『お〜お〜、慌ててるな。よいしょっと、お邪魔しますよっと』
「な、なんだ貴様は!?」
『ん?俺か?俺はブラッドスターク、今回はお前に用があって来たんだよ』
俺は真ん中で驚いている奴を指差す。あ〜、結構面白い顔になってるな。こりゃ笑えるぜ。
「き、貴様、あの超生物の仲間か・・!?」
『あ?違う違う。俺はむしろあいつの敵みたいなもんだ。さて、今回の目的だけど・・・・』
俺はゆっくりと歩いて近づく。ちなみに他の奴らはもう逃げ出していた。
『お前は所有物であるあのAI・・・・名前は確か自律思考固定砲台だったか?そいつの所有権を俺によこせ』
「な、何!?」
『お前からしたらどうでもいいことだろうが、あの教室からしたらあいつはただの迷惑な奴なんだよ。だから、この俺が改良してやるよ』
「何をバカなことを・・・そんなこと、できるわけがないだろう!あれは我々の最新兵器だぞ!」
『はぁ・・・ま、別にいいけどよ、・・・・あまり俺をイラつかせるなよ?思わず殺しちまうかもしれないぞ、お前をな』
俺は腕から『スティングヴァイパー』を取り出し、その先を向ける。
「ひっ!わ、わかった!わかったから、命だけは!!」
『ふっ、それでいいんだよ。んじゃ、早速頼むぞ』
すると、奴は先ほどまでは全く違うスピードで動き始める。待つこと5・6分。必要な書類やらを持って俺の前に戻って来た。
「あ、あとはこの書類にあんたの名前を書いてくれ。それでお前のものになる」
『おーおー、ご苦労さん。んじゃ、目的も終えたし退散するとしますか。・・・・あ、言い忘れてたが、このことは他言無用だ。もしバラシでもしたら・・・・』
俺は再びスティングヴァイパーを向ける。
『分かってるな?』
そう言い残して、俺はその部屋から転移する。去り際に奴の顔を見たが、めっちゃくちゃ冷や汗をかいてたな。
元の山に戻り、変身を解く。
「ふっふっふ・・・・はーーーはっはっはっは!!!!おい見たかエボルト!あいつのあの顔!」
『ハハハハハハハハ!!!めっちゃ焦ってたな、あいつ!!しかも面白いぐらいに冷や汗かいてよ!!』
「はーはー・・・・・とにかく、これで目的は達成した。あとは、あの固定砲台をどう改良するかだな」
『とりあえずはあいつの思考をどうにかするべきだろうな。あとで今日はどうだったか有希子にも聞かなくてはな』
「あぁ、まずは毎回銃弾ぶっ放すところを改良しないとな。あとは・・・・殺せんせーも何か考えてんだろ」
『うわっ、他人任せだな』
「ふっ、どうせ改良するのは俺なんだ。だったら、その程度は考えさせてもいいだろう」
さぁ、どう改良しようかな?あの固定砲台を・・・・。
以外とこの回が終わらない・・・・。
おそらく次回には終わると思います!
感想、評価等宜しくお願いします!
それでは、チャオ!!