ガールズ&パンツァー ~白い死神~ 作:ReiFeL@Ayuru
やぁ、優音だよ。
入学してからまた少し経ったよ。
今は夏休みで愛里寿との約束通り私と千歳は今群馬の家に帰ってきてるんだ。
本当は五十鈴達も誘ったんだけど、五十鈴は実家に帰る予定があって冷泉と武部は冷泉の実家に用があるって断られちゃったんだ。運が悪いね。
という訳で今和室でくつろぎながら愛里寿と話をしているよ。
ちなみに千歳は隣で昼寝しているよ。
多分疲れていたんじゃないかな?
愛里寿「お姉ちゃんたちの学校ってどんな感じの所なの?」
優音「う〜ん…特にそこら辺の学校と違わないよ。強いて言うなら個性的な人が多いぐらいかな」
いや、本当に。
愛里寿「例えばどんな人がいるの?」
優音「例えば朝はゾンビみたいな人がいたり、もんの凄い勘違いをしてる人とか…後は見た目に合わずすごい大食いの人とかね」
五十鈴の大食いなんか最初見た時はびっくりしたね。
事前に知ってはいたけどもいざ目の前で見ると凄かったよ。
愛里寿「ほんとに個性的だね…」
千代「みんなご飯できたわよ〜」
愛里寿・優音「は〜い」
私は千歳を起こして食卓へ向かった。
ちなみにご飯はハンバーグだったよ。
〜その日の夜〜
どうも、千歳です。
今私は和室でお母様と話しています。
実は今朝昼寝をしちゃいましてあんまり眠くないんですよ…
なのでお母様と話すいい機会かなと思って話しています。
千代「ところで千歳。夏休みこれからどうするの?」
そう言われると決めてませんでしたね。
どうしましょうか…五十鈴さん達は今用事で無理ですし…
千歳「まだ決めてないですね」
千代「なら学園艦にでも行ってみたら?」
あっ、いいですねそれ。
採用です!
別に優音に話さなくてもあの子なら逆に喜ぶでしょう。
千歳「じゃあそうしますね」
千代「ならどこの学園艦に行くの?」
そうですね…
……アンツィオとかどうでしょうか?
あそこならすぐに馴染めそうですし。
決めました!
千歳「アンツィオに行きたいと思います」
千代「そう。それで、いつ出るの?」
千歳「明日には出ようと思ってます」
だって早く行きたいじゃないですか!
千代「たまに貴方達って男の子みたいなこと言うわよね…まぁいいわ、気をつけて行ってらっしゃい」
千歳「ありがとうございます!お母様!あっ、それよりも学校で面白いことがあったんですよ!この前…」
その後も私とお母様はしばらく他愛もない話をしていた。
おはよう、優音だ。
今はヒトマルマルマル。
私達二人は朝ごはんを食べて学園艦へ行く準備をしているところだよ。
いや〜驚いたよ。
朝起きて歯磨きとかしてたら千歳が急に「アンツィオ行こう!」とか言い出して何言ってんだこいつって顔をしちゃったよ。
でもまあ確かに夏休みやることないからちょうど良かったけどね。
地味にアンツィオの料理とか楽しみでワクワクしてるよ。
千歳「優音、準備出来た?」
優音「大丈夫だよ。」
千歳「よし!じゃあ行きましょうか!」
優音「張り切ってるねぇ〜」
千歳「ではお母様、行ってきますね」
優音「じゃあ行ってくるよ」
千代「ええ、二人とも向こうに迷惑かけないようにね?」
愛里寿「行ってらっしゃい!またお話いっぱい聞かせてね!」
それで私達は家を出て電車に乗ってアンツィオの学園艦へ行ったよ。
ちなみに電車の中で千歳は愛里寿の可愛さをずっと話してたよ。
シスコンめ。(ブーメラン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という訳でアンツィオの学園艦に着いたよ。
いや〜ちょうど物資の補給で寄港してたから良かったよ。
何で事前に調べとかないのかな?
まぁいいや。今はアンツィオの街中を歩いてるんだけど
凄いね。なんというかザ・ヨーロッパみたいな街並みをしてるよ。
民家に石を使ってたりしてて日本では見れない光景だね。ここ日本やん…
千歳「優音!このフレッシュパスタ美味しいよ!」
優音「хорошо。これは美味しいね」
今は千歳と一緒に食べ歩きをしてるよ。
この屋台で買ったフレッシュパスタがすごく美味しいんだ。
シンプルなトマトソースだけどそこがまたいいんだ。
ん?あれは?
?「鉄板ナポリタンはいかが〜!」
セモヴェンテの屋台に鉄板ナポリタン…
ペパロニ「おっ!そこのお嬢さんたち!鉄板ナポリタンはいかが?」
ペパロニだー!
容姿とかも完全に一致してるし間違いないね。
しかしパスタにパスタか…ちょっときt…
千歳「じゃあ二つ貰えますか?」
優音「いや何勝手に買ってるんだい?」
千歳「じゃあ食べないの?」
優音「いや食べるけどね?ちょっと声かけるぐらいしよう?」
千歳「ほら、今から調理始まるよ?」
優音「はぁ…」
ペパロニ「ん?もう始めていい?」
優音「大丈夫だよ…」
ペパロニ「ほい!じゃあまずオリーブオイルはケチケチしない。具は肉から火を通す。今朝とれた卵をトロトロになるくらい。ソースはアンツィオ高秘伝トマトペースト。パスタのゆであがりとタイミングを合わせて…はい!300万リラ!」
優音「何時の為替レートだい?」
ペパロニ「いい返しだねぇお客さん、本当は300円だよ!」
千歳「かなり安いですね」
ペパロニ「だろ?これでも赤字ギリギリだけどな!」
いや、ダメじゃないか。
千歳・優音「「ご馳走様でした」」
ペパロニ「毎度あり!また来いよ!」
千歳「ええ!是非!」
優音「またいつかね」
何か無駄に疲れたね…
でも美味しかったから結果的に良かったかな。
千歳「あっ!あそこにも美味しそうな屋台があるよ!行こうよ優音!」
千歳ってこんな食べたっけ?私はもう結構きついんだけど…
まぁいいか。
優音「いいよ。ただ私は食べないからね?」
それでしばらく2人で食べ歩きを続けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千歳「いやー沢山食べましたね」
優音「どこにあの量が入ってるんだい?」
どうも千歳です。
今は食べ歩きを終えて2人で公園のベンチに座って休憩しているところです。
この公園もすごい綺麗ですね。日本にはないような感じです。
しかし優音はそう言ってますが私としてはそんなに食べてないと思うんですが…
あれ?なんか向こうの方で誰か悩んでますね?
?「あーもうどうしよう…」
ちょっと行きましょうか。
優音「?どうしたんだい?」
千歳「ちょっと向こうの人に話しかけてきます」
あれ?あの人よく見たらアンチョビさん?
髪型だってドリルツインテールですしあのツリ目…
間違いなくアンチョビさんですね。
しかしどうしたんでしょう…
千歳「あのーどうしたんですか?」
アンチョビ「ん?誰だ?」
ほぇ〜これが生アンチョビさんですか…
ってそんなことを考えてる場合じゃない!
千歳「あっ、えーと…千歳って言います」
アンチョビ「千歳か、私はアンチョビだ。それで私に何か用か?」
千歳「なにか悩んでるようでしたので何があったのかなぁと」
だって頭抱えて体を捻りながら唸ってるんですもん。
そりゃどんなことが起きたのか気になるじゃないですか。
アンチョビ「あぁ…この学校に戦車道があるのは知ってるか?」
千歳「はい。イタリアの戦車を使ってるんでしたよね?」
アンチョビ「そうだ。実は近々戦車道全国大会があるんだ。そのために今は戦車道の練習にも気合が入ってるんだが今日メンバーの2人が休んでしまってな…普通ならその2人の仲間は休みなんだが大会があるから練習をさせるために先輩が探して来いって行ってきてな。それでどうするか悩んでたんだ」
練習ですか…
でもちょうど2人お休みなら私達で協力できるんじゃないですか?
千歳「ねぇ優音、これ私たちで協力しない?」
優音「まぁいいんじゃないかい?たまには練習しないと腕が鈍っちゃうからちょうどいいと思うよ」
よし、決まりですね。
千歳「アンチョビさん、それ私達にやらせてくれませんか?」
アンチョビ「いいのか?って言うか戦車道出来るのか?」
千歳「ええ、一応嗜む程度にはやってますよ」
アンチョビ「本当か!?ありがとう!本当に助かる!」
すっごい笑顔で顔近づけて来ました…
でも可愛いので結果オーライです。
アンチョビ「千歳達が担当するのは車長と砲手だが大丈夫か?」
千歳「問題ないです。ね?優音」
特に理由もない振りが優音を襲う!
優音「なんで私に振ったんだい?まあいいや…大丈夫、私も問題ないよ」
アンチョビ「ありがとう二人とも!あっ、そう言えばもう1人の方の名前を聞いていなかったな、なんて言う名前なんだ?」
優音「優音(ゆん)だよ」
アンツィオ「優音か…分かった!じゃあ千歳、優音ついて来てくれ!」
私達二人はアンチョビさんの後ろについて行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やぁ、アンチョビだ。
今私達は戦車のある倉庫にいるぞ。
いやぁでも良かったぁ〜代わりの人見つけられて〜
でも大丈夫か?一応戦車道はやってるとは聞いたがどのくらいできるか聞いてなかったな…
おっ、着いたな。
アンチョビ「これが2人に乗ってもらう戦車、セモヴェンテだ!」
千歳・優音「ホッ…」
アンチョビ「ん?どうしたんだ二人とも?」
千歳「いや、もしかしてCV33に乗せられるんじゃないかと心配してて…」
優音「もしカルロ・ベローチェだったら私達無能になってたからね」
こういうことか…
アンチョビ「実は最初はそうしようと考えてたんだがカルロ・ベローチェは結構普通の戦車とは感覚が違うからな」
アンチョビ「そこでさすがにいきなりは無理だろうと思ってセモヴェンテにしたんだが正解だったな」
操縦手の事とか説明後…
アンチョビ「それじゃあそろそろ試合の説明をするぞ」
アンチョビ「今回戦う場所は中央に崖があって右の方に崖に登るところがあるところだ。チーム分けは5対5、ルールは大会を意識してフラッグ戦、フラッグ車は私の乗っているセモヴェンテだ。」
アンチョビ「実は相手は全員3年生でな…来年は私がリーダーだからそのためだ〜とか言ってこうなったんだが正直勝てる気がしないんだよな…」
正直1年の差なんて大したことないと思うだろうが私的にはかなり差があると思う。
部活をやったことあるならわかると思うが1個上の先輩には勝てないだろ?あれと同じだ。
しかし本当にどうするか…
千歳「アンチョビさん」
アンチョビ「なんだ?」
千歳「今回私に指揮権を譲ってくれませんか?」
え?
アンチョビ「え?」
しまった、驚きすぎて思わず声に出してしまった。
でもいくらピンチを救ってくれたとはいえさすがにそこまでは出来ないな…
千歳「お願いします」
アンチョビ「いくらなんでもそこまでは…」
千歳「信じてください」
今日会った人に信じろなんて無理な話だが…
いい目をしてるな…しょうがないか。
アンチョビ「分かった…他のメンバーにも伝えとくぞ」
千歳「本当にありがとうございます!」
アンチョビ「代わりにヘマはするなよ?」
千歳「もちろんですよ」
まぁ信じてみるか…
あれ?これって私達の強化練習のはずだよね?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やぁ優音だよ。
今は試合場所のスタート地点だ作戦の最終確認をしているところだ。
実はさっきペパロニに会ってね。
今回私達が参加することを教えたら喜んでくれたよ。
ちなみに試合会場はWoTの崖そのまんまだよ。
千歳「では最終確認をします。こちらの編成はCV33が3両、セモヴェンテが2両、敵さんの編成はこちらと同じで、フラッグ車はアンチョビさんが乗るセモヴェンテです。まず試合が始まったらフラッグ車を一応CV33の護衛をつけて丘の下に行きそこに来ている敵を崖の上に逃げるふりをして後退してください」
千歳「敵さんは引き付けには気づくと思いますが恐らく崖の上にも何両か出していると思うので、このまま行けば挟撃になるのであえて乗ってくると思います。そのタイミングで全車両で崖の下を全力で抜け、敵フラッグを叩きます。勿論フラッグ車も一緒です」
アンチョビ「なぁ…相手が乗らなかった時どうするんだ?」
確かにもっともな意見だね。
でも…
千歳「はい、相手がもし乗らなかったら私が崖から降りて相手の裏から行くつもりですがまぁ乗らない可能性は低いと思いますよ?なぜならここはアンツィオ、ノリと勢いの学校ですからね」
確かにノリと勢いは時として強い時もあるし弱い時もある。
勢いでいってもダメな時はダメなんだ。
アンツィオ「分かった、信じてるぞ」
千歳「こちらもです」
優音「そろそろ乗り込もうか」
千歳「そうですね。じゃあ皆さん!各自戦車に搭乗して下さい!」
千歳がみんなに呼び掛けて全員戦車に搭乗したタイミングでアナウンスが流れた。
アナウンス『これから、1、2年生対3年生の試合を始めます。各員、礼!』
各員『よろしくお願いします』
千歳「それでは皆さん!作戦開始です!戦隊出撃!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アンチョビが敵を誘き出すために待っている途中で…
アンチョビ「うぅ…何だかんだ言っときながら本当に成功するのか不安になってきたぞ…」
今アンチョビはG2地点にいる。
だってよくよく考えたらちょっと頭を捻った馬鹿凸じゃん…
流石に無理だろ…
操縦手「信じてるぞとか言ってたくせにどうしたんですか」
アンチョビ「うるさい!あの時はホントにいい作戦だと思っていたんだ!でも頭を冷やしてみるとめちゃくちゃな作戦だと思ってな…」
砲手「でも私はいい考えだと思いますけどね〜だって全員で突撃って単純で楽しそうじゃないですか?ペパロニさんも単純でわかりやすいって言ってましたよ」
アンチョビ「そんなので勝てたら苦労しないよ…」
これで勝てたら土下座してやる!
砲手「!敵戦車の土煙を発見!正面です!」
来たか…
アンチョビ「了解だ、相手が私たちを確認したらH4辺りまで引いてアンブッシュ組に連絡だ」
砲手・操縦手「了解!」
砲手「アンチョビさん!敵のCV33が2両追いかけてきました!」
アンチョビ「本当に乗ってきたのか…」
そのままアンチョビのセモヴェンテは敵のCV33に背を向けて崖の上に逃げるふりをした。
H4地点
こんにちは、千歳です。
今さっきアンチョビさんから通信が来てこっちに敵さんを無事に釣れてるようです。実は釣れるか心配だったのですが私の杞憂でしたね。
優音「そろそろ来るんじゃない?」
千歳「そうですね、『皆さん、そろそろ戦闘の準備をしてください』」
ペパロニ『よーし!任してくださいよ!』
千歳『カルパッチョさんも大丈夫ですか?』
カルパッチョ『はい、準備完了です!』
あ、そう言えばカルパッチョさんのことを言っていませんでしたね。
カルパッチョさんとは作戦を皆さんに説明する時に知り合ってですね、そこで少し話してそれでお互い気が合ったようで仲良くなりました。
カルパッチョさんはこの学校の中でまともな方で
そのせいで結構苦労してるみたいです…
ちなみにカルパッチョさんはCV33に乗ってます。
意外ですね。
優音「千歳、アンチョビさんのセモヴェンテが見えたよ」
来ましたか…
千歳「じゃあ皆さん!作戦開始です!全車両突撃!」
こちら側の全車両が崖の下に向かって全力で進んでいます。
アンチョビ『相手のセモヴェンテが崖の上から撃ってく…あれ?』
千歳『どうしました?』
アンチョビ『いや、普通なら崖の上からうってくると思うんだが撃ってこなくてな…』
そういうことですか。
千歳『この崖って結構急じゃないですか?』
アンチョビ『そうだな…まさか俯角が足りない?』
千歳『そうです、しかも私達は崖にかなり寄って進んでいるので余計ですね、まぁそれならちょっと乗り出せば俯角はどうにかなりますけどね』
まぁ代わりに落ちる可能性がありますけどね。
ドォォォォォォォォォォォォォォン!
千歳「なんの音ですか!?」
アンチョビ『上からカルロ・ベローチェが2両、セモヴェンテが1両降ってきたぞ!!』
うっそ!?いくらノリと勢いがいいからってそんなことまでするんですか!?
アンチョビ『おい、撃ってきたぞ!』
そりゃそうでしょうね!
千歳『CV33組さん!足止めをお願いします!ただ、捨て身の特攻じゃなくて気を散らす程度で大丈夫です!』
CV33の搭乗員『『『了解です!!』』』
3両のCV33が敵車両に向かって駆けていく。
ペパロニ「オラオラー!!こっちを見やがれ!」
カルパッチョ「ペパロニ大丈夫なんですか!?」
ペパロニ「このペパロニ様に任せろ!」
敵セモヴェンテ「クソッ!鬱陶しいな!喰らえ!」ドーン
!
ペパロニ「へへっ、そんな弾当たらないっすよ!」
うわぁ…あんなちょこまかと動かれたらウザイでしょうね…
千歳『アンチョビさん!ペパロニさん達が気を引いてるうちに行きましょう!』
アンチョビ『分かった!』
千歳とアンチョビは敵フラッグ車がいるであろう場所に向かった。
敵フラッグ車『おい!奇襲は上手くいったか?』
敵セモヴェンテ『ダメです!CV33に遊ばれてます!』
マジか…このままじゃこっちに来てしまうな…
アンチョビ『敵フラッグ車を発見!護衛はいない!』
お、ようやくだね。
千歳『了解!そのまま動きながら砲撃して気を引き付けてください』
アンチョビ『あんまり長い時間引き付けたら撃破されるぞ?』
大丈夫。
千歳『大丈夫です。その前に仕留めます』
千歳「大丈夫ですよね?優音?」
そんなの決まってるじゃないか。
優音「もちろんだよ」
アンチョビ『うおぉぉぉ!!こっちを見ろぉぉー!』
アンチョビさんが凄い頑張ってるね。
これは期待に応えなきゃ。
千歳「よし!戦車を停止してください!」
戦車がブレーキをかけ一瞬安定する瞬間…
優音(ここだね)
打ち出された砲弾は敵セモヴェンテの戦闘室の正面左横に着弾。
それと同時に白旗が上がった。
アナウンス『敵フラッグ車走行不能!1、2年生チームの勝利!』
私たちの勝利だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
試合の後、アンチョビさんに宴会に誘われて一緒に楽しんでるよ。
このピザ美味しい。
アンチョビ「そういえば千歳、何であんなに上手くいったんだ?」
千歳「あぁ、その事ですか。それはですね、こういう勢いのある作戦の方がいいかなと思ったからです」
アンチョビ「なんでそう思ったんだ?」
千歳「アンツィオはノリと勢いがすごいですからね。そういう作戦の方がいいと思っただけです」
アンチョビ「よくうちの学校を知ってるな」
千歳「ちょっと興味があって調べたことがあるんで、それでですね」
まぁ原作知ってるからなぁ…
ペパロニ「姐さん達!ここにいたんすね!」
カルパッチョ「ちょっとペパロニ!急に走らないでくださいよ!」
ペパロニとカルパッチョが走ってやってきたね。
2人とも息が切れてるけどそんなに走ったのかい?
優音「2人ともどうしたんだい?」
ペパロニ「いやー今日協力してくれた姐さん達にお礼がしたくて…」
いい子だ…
今私の中でペパロニの株が急上昇してるよ。
カルパッチョ「今日は本当にありがとうございました」
ペパロニ「ありがとっす!」
アンチョビ「そう言えば私も忘れてたな…改めて今日は協力して更にはうちのチームを勝たせてくれてありがとう」
千歳「いえいえ、私達はやれる事をやっただけですよ」
優音「それにいい練習にもなったしこっちから感謝をしたいぐらいだよ」
流石に来年まで練習サボってると腕が落ちるからね…
だから今回の練習試合はちょうど良かったんだ。
アンチョビ「そう言ってくれるとありがたい…がそれだとこっちの気が済まないんでこれからもちょくちょく遊びに来てくれないか?」
ペパロニ「姐さんいい考えっすね〜」
カルパッチョ「私も来てくれたらありがたいです」
これは断る理由が見つからないお誘いだね。
千歳「是非行かせてもらっていいですか?」
優音「私も同じだよ」
アンチョビ「ああ!何時でも来い!歓迎してやるぞ!」
この後も宴会は日が沈むまで続いた。
〜港にて〜
優音だよ。
実は意外とアンツィオに長く滞在しててもう夏休みが残り少ないんだ。
だからもう帰らないといけないんだよね。
アンチョビ「もう帰っちゃうのか…」
ペパロニ「また来てくださいよ!」
カルパッチョ「また一緒にお話しましょうね!」
千歳「ええ、絶対にまた来ます!」
優音「その頃にはアンチョビはリーダーかな?」
アンチョビ「つまり一年後ぐらいか…まぁ会えないわけじゃないからいいか!正直連絡先も交換したからいつでも喋れるしな!じゃあまた今度会おうな!」
千歳「勿論です!!」
優音「ああ、またいつかね!」
その後私達はアンチョビさん達と別れ、帰りは電車に乗って大洗に帰った。
その後の家には宴会の時撮ったアンチョビ、ペパロニ、カルパッチョ、千歳、私が全員笑顔で撮られてる写真が飾ってあった。
因みに話に出てきてはいませんが、内海と彩月も大洗に入学しています。