ガールズ&パンツァー ~白い死神~   作:ReiFeL@Ayuru

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やっと原作前エピソードが終わった(白目)。あと前回書いていた『プラウダ高校に行く』と言うのは、この回が予想以上に長くなったのでカットしました。



6『決勝戦』

 

 

 

どうも、千歳です。

 

夏休みが開けて9月に入りました。この時期は戦車道全国高校生大会があり、何かと賑やかな時期なんですよねぇ。

 

で、現在私と優音はお母様や愛里寿と一緒にその大会を見に来ています。今は準決勝が終わって、もうすぐ決勝戦の黒森峰女学院対プラウダ高校戦が始まるところです。私と優音は原作を知ってるのでこの後の展開を阻止しようかなとか思いましたが、現実は残酷でした。確かに止めることは可能なんですが、下手をすると怪しまれるので出来ませんでした。

 

 

優音「……千歳…」

 

千歳「…ええ…」

 

 

優音も浮かない顔をしていた。

それもそのはず、これから黒森峰女学院がプラウダに負けて負けたのはみほさんのせいだと言われ叩かれるんですから。

 

アナウンス『これより黒森峰女学院対プラウダ高校の決勝戦を始めます!一同、礼!』

 

さて、いよいよですね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アナウンス『プラウダ高校の勝利!』

 

試合は原作道理に進み、フラッグ車のみほさんが川に落ちた味方さんを助けようとして川に飛び込み、その隙に

撃破されて終わりました。

 

 

優音「千歳。みほに会いに行こう」

 

 

そうですね…

ここで少しでもフォローしてあげた方がみほさんのダメージも減るでしょうし。

 

 

千歳「ええ。じゃあ行きましょうか」

 

 

そう言い、私達はみほさん達がいる場所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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……初めまして。西住みほです。

 

 

現在試合が終わり、みんなで集まっているところです。ですが、皆さん私の事を見ています。

 

………理由は分かっています。私がフラッグ車から降りたからです。でも、私は後悔していません。仲間を助けるのは当然だから。

それに千歳ちゃんや優音ちゃんが中学生大会で助けてましたしね。

 

でもマスコミとかエリカさんと赤星さん以外の同学年に何か言われそうだなぁ(エリカには危険な行動をしたことを怒られ、赤星さんにはお礼を言われている)。

 

私は今お姉ちゃんと二人きりで話しています。

 

 

まほ「それでみほ。何故あの様な事をした?」

 

みほ「お姉ちゃん……」

 

まほ「あれは下手をすればお前が危険な目に遭ったかもしれなかったのだ。何故だ」

 

みほ「それは……」

 

 

いざ言おうと思うと言葉に詰まる。でも…

いや、ダメだ。ここで言葉を選んでちゃ。

私の正直な思いを言おう。

 

 

みほ「私は…怖かったの…もしかしたら死んじゃうんじゃないかって…」

 

 

私はお姉ちゃんの眼をまっすぐ見つめながら言った。

 

 

みほ「確かに私も危なかったけど目の前で何もせず見てるだけの方が嫌だった。もしそれで赤星さん達が死んじゃったら悔やんでも悔やみきれないから…後悔をしたくなかったの…」

 

 

確かに川に落ちただけじゃ死なないかもしれない。

でも絶対とは言い切れないから私は助けにいった。

後悔はしたくないから…

 

 

まほ「……ふふっ…」

 

 

え?なんでお姉ちゃん笑ったの?

私そんなおかしいこと言った?

 

 

みほ「お姉ちゃん?」

 

まほ「あぁ、すまない。あまりにもみほらしい考えでな」

 

 

私らしい考え?

 

 

まほ「まあそれは良い。兎も角、次からこの様な事はしないように」

 

 

お姉ちゃんがそこまで言うと、

 

 

千歳「みほさん、お疲れ様でした」

 

優音「みほ、お疲れ」

 

 

高校入学以来会っていなかった千歳ちゃんと優音ちゃんが声を掛けてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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千歳「みほさん、お疲れ様でした」

 

優音「みほ、お疲れ」

 

 

私と千歳は黒森峰の生徒達の死角になる位置に来てそう言った。当然生徒達は驚き私達の方を向く。

 

 

みほ「千歳さんと優音さん!?」

 

まほ「どうしてここにいるんだ?」

 

 

二人とも驚いた顔をしている。

 

 

千歳「みほさんとまほさんの試合があるから見に来ただけですよ」

 

優音「私達がここに来た理由は応援しにきたついでに会いに来たんだ」

 

まほ「それに何故今回の大会に出なかった?お前達なら出てくると思ったんだが」

 

千歳「まあ、それには色々ありまして……」

 

優音「まあかくかくしかじかあったんだよ」

 

みほ「かくかくしかじかって…」

 

 

だって神様に頼まれたなんて言えないじゃないか。

そりゃはぐらかすしかないだろう。

 

 

まほ「まぁ、大方他の人には言いたくないことなんだろう?無理に理由を話す必要もない。と言うか優音。お前の説明かなりふわふわしているな」

 

 

何かまほが丸いね。

 

 

エリカ「え、待ってください隊長、千歳さんや優音さんってまさかあの人たちですか?」

 

まほ「……ああ、二人があの『白い死神』の二人だ」

 

 

みんな驚いたような顔をしてるね。……ん?ちょっと待って!

 

 

エリカ「えっ!隊長知り合いなんですか」

 

まほ「まあ、小学生からの付き合いだしな」

 

優音「それよりも、『白い死神』と言うのは何だい?」

 

まほ「知らなかったのか?戦車道を嗜むものの間ではかなり有名だぞ?『何処に隠れていようと必ず撃ち抜く、消して姿を見せない白い死神』。戦車道界ではこう呼ばれている」

 

 

え、めっちゃ恥ずかしいね…

誰だい?そんな中二病が考えそうな異名をつけた人は?

 

 

優音「そ、そうか。おっと、そろそろ行かないと」

 

千歳「え? もうそんな時間でしたか。ではまほさん、みほさん、またいつか」

 

まほ「ああ、また」

 

みほ「千歳ちゃん、優音ちゃん、またね」

 

 

私達は互いに手を振り、それぞれ別れる。が、

 

 

千歳「あ!? 良い忘れていた事がありました!」

 

 

千歳が何かみほに言うのを忘れていたらしい。そして千歳はみほの所へ戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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千歳「みほさん!」

 

 

千歳ちゃんが走ってこちらに戻ってきた。何かな?

 

 

みほ「千歳ちゃん、どうしたの?」

 

千歳「はぁ、はぁ……みほさん、貴女に伝え忘れていた事がありました」

 

 

伝え忘れていた事?

 

 

千歳「みほさん。今日の試合で貴女がやったことは、決して間違った事ではありません。あれは人として至極正しい選択です。自分に自信を持ちなさい」

 

 

そう言い、千歳ちゃんはまた戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私は、千歳ちゃんの言葉に胸の奥を熱くさせられた。

 

 






次回設定を挟んだら、いよいよ原作突入です!
お楽しみにお待ち下さい。
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