ガールズ&パンツァー ~白い死神~   作:ReiFeL@Ayuru

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やっと原作突入です!





本編開始(TV編)
1『戦車道』


―side千歳―

 

 

 

 

ピピピピー

 

 

 

部屋の中で目覚ましのアラームが鳴る。

 

 

 

千歳「う~ん・・・・」

 

 

 

私はアラームの音で目を覚まし、アラームのスイッチを切る。そして私は布団から出て目覚まし時計の時刻を見る

 

 

 

千歳「……6時30分。いつも通りですね」

 

 

 

私はそう言い、目覚ましを机に置くと起き上がり、大きく欠伸をし洗面所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャブジャブジャブ

 

 

 

 

 

洗面所に水をためそして溜めた水で自分の顔を洗う。

 

 

 

千歳「……もうすぐ始まりますね。大洗の戦車道が」

 

 

 

私はそう言うとタオルで自分の顔を拭く。そして冷蔵庫からパンと牛乳をとりだし、それを食べる。

 

 

 

私はパンを食べながら、目の前にある写真立ての中にある写真を見る。その写真には小学生の頃の私と優音、そしてみほさんとまほさんが写っていた。

 

 

 

「ふふ、懐かしいですねぇ。……あら、もうこんな時間ですか。そろそろ優音を呼んで登校しましょう」

 

 

 

私は軽い朝食を終え、学校の支度を済ませて隣の優音の部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―sideout―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―side優音―

 

 

 

 

やあ、優音だ。

 

黒森峰とプラウダ高校の決勝戦が終わってからまた数ヶ月経ち、私と千歳は2年に進級した。内海さんや彩月さん、麻子や沙織達も進級できた。

 

と言うか麻子。君千歳がおぶっていったあの日以降も普通に遅刻しそうになってた(あの日以降も千歳がおぶっていったが、結局遅刻扱いにされていた)けど、よく進級できたね。

 

 

まあそんな事は良いとして。今は私と千歳の二人で登校中だ。

 

 

 

優音「いよいよだね、千歳」

 

千歳「ええ」

 

 

 

そう話していると前方の方に、もう見慣れた人物がいた。

 

 

 

千歳「はあ……またですか」

 

優音「あはは。まあ麻子の低血圧は今に始まったことじゃないだろう?」

 

 

 

そう、麻子だ。結局低血圧は解決せず、現在も遅刻を繰り返している。そしてその麻子をおぶって行くのが今の千歳の日課でもある。

 

 

 

千歳「麻子さん、大丈夫ですか?」

 

麻子「………千歳さんに優音さんか。おはよう」

 

千歳「おはようございます。また寝坊ですか?」

 

麻子「朝、起きるのが辛い・・・・朝なんて来なければいいのに・・・そうすれば一生夢を見ていられる」

 

優音「麻子は相変わらずだね。今日もおぶってもらったら?」

 

麻子「ん。千歳さん、悪いが今日も良いか?」

 

千歳「悪いと思っているのなら、その低血圧を直してください」

 

 

 

そう言いつつ千歳は麻子を背中に乗せ、また歩き出す。私は、その千歳の隣を同じペースで歩いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―sideout―

 

 

 

 

 

 

―side千歳―

 

 

無事に学校に着いた私は背中に乗せている麻子さんを下ろす。

 

 

 

麻子「いつも済まない。それじゃあ」

 

 

 

そう言い、麻子さんはいつものようにフラフラと歩いて校舎に入っていった。私達も校舎に入ろうと歩き始めると、

 

 

 

「ちょっと、君~」

 

 

 

急に後ろから声をかけられた。私と優音は声のするほうへと顔を向けると、そこには3人の女子がいた。一人は背の高いポニーテイルな方ともう一人はドイツ軍の参謀がかけそうな方眼鏡をした方。そしてその真ん中には中学生ぐらいの身長の干し芋を食べているツインテールの少女がいた。その三人組のことを私達は知っていた。

 

 

 

優音「おや。誰かと思ったら、生徒会長様と副会長様。それと・・・・・誰だ?」

 

桃「なっ!私を忘れるな!広報の河嶋桃だ!!」

 

優音「あっ!モモちゃん先輩だったか。それは失礼した」

 

桃「モモちゃん言うな!!」

 

杏「まあまあ河嶋落ち着いて。」

 

 

 

河嶋は優音に名前を忘れられて(というよりはおちょくられて)怒るが、生徒会長である角谷杏に諌められる。

 

 

 

千歳「で、何か御用ですか?私達は特に何か問題を起こしたりはしていませんが」

 

杏「まあ、君達に話があるんだよ」

 

優音「話?」

 

杏「うん。ここじゃあ、何だし。ちょっと生徒会室まで来てくんない?」

 

千歳「……分かりました」

 

 

 

会長達は知らないでしょうが、今から2ヶ月前に私と優音は 『来年度で大洗は廃校になる』という情報をお母様から聞かされていました。お母様に『誰からその事を聞いたのですか?』と質問してみたら『文部科学省学園艦教育局長の辻廉太さんが教えてくれたの』と言う答えが帰ってきた。

 

いや、顔には出さなかったですが流石に驚きましたね。まさか原作では明らかに悪役だったあの辻廉太がそんな事をするなんて。この世界の辻廉太は悪役ではないんですね。て言うかお母様と辻廉太が知り合いだった事にも若干驚きましたね。

 

まあそれは良いとして、

 

 

千歳&優音「「((まあ、絶対に戦車道の事でしょうね(だろうな)))」」

 

 

私と優音はそんな事を思いながら会長達に着いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒会室~

 

 

 

 

 

柚子「お茶どうぞ」

 

千歳&優音「「ありがとうございます」」

 

 

 

生徒会室に連れてこられた私達は副会長の小山柚子に出されたお茶を飲んで今ソファーに座っている。

 

 

 

千歳「それで会長。要件は何でしょうか?」

 

杏「ああ、そうだっったね。単刀直入に言わせてもらっていいかな?」

 

優音「良いよ。そのほうが私達にとっても都合がいいし。何より、私は下手に遠回しにされた言葉は嫌いだからね」

 

杏「そうか。じゃあ言うよ。君達には戦車道を取ってもらいたいんだよ。島田千歳ちゃんに島田優音ちゃん。いや、この場合は戦車道一のスナイパー「白い死神」って呼べばいいのかな?」

 

千歳「……何故その名を?」

 

杏「調べたのさ。で、やってもらえないかい?」

 

千歳「……良いでしょう」

 

優音「私も構わない」

 

杏「ありゃ? 戦車道をやっていない学校にいるもんだから、てっきり拒否するかと思ったんだけど」

 

千歳「まあ戦車道は嫌いではありませんし、むしろやりたいですから」

 

優音「私もだ」

 

杏「おっけー。まあ話はこれだけだからもう帰っt―」

 

千歳「ただし」

 

杏「ん?何だい?」

 

千歳「条件として、試合中私達は独断で行動させていただきます」

 

桃「なっ!? 貴様、何を勝手な!」

 

杏「まあまあ、河嶋落ち着いて。で、なんでだい?」

 

優音「私達のやり方は遠距離からの狙撃だ。その為他の車輌と連携を取りながら戦うのはきつい。故に独断で行動させてもらう、と言うことだ」

 

杏「成る程ね、分かった。その条件飲もう」

 

桃「良いのですか、会長!?」

 

杏「良いも何も、こっちはお願いしてる立場なんだから、これくらいの要求は飲んであげないと示しが付かないでしょ?」

 

桃「は、はい………」

 

杏「まあそんなわけで、これからよろしくね。千歳ちゃん、優音ちゃん」

 

千歳&優音「「よろしくお願いいたします(よろしく)」」

 

 

 

交渉を終えて私達は生徒会室から退出しようとする。が、私は会長に聞いておかなければならないことがあったので、退出する前に会長に質問をした。

 

 

 

千歳「会長」

 

杏「何だい?」

 

千歳「この前文部科学省の役人から『大洗を廃校にする』という通告が来ましたね?」

 

生徒会「「「っ!?」」」

 

 

 

私の質問に生徒会のメンバーは驚きの表情を見せる。まあ、自分達しか知らないと思っていた情報を他人が知っていれば当然でしょうけど。

 

 

 

杏「何でそれを君が知っているんだい?」

 

千歳「それは私と優音が島田流の人間だからです。このくらいの情報は直ぐに手に入ります。そして通告が来たとき、貴女は『戦車道大会で優勝したら廃校を無しにする』という提案をしましたね?」

 

杏「うん。したよ?」

 

千歳「その際、それを証明する契約書などを書きましたか?」

 

杏「……いいや、してない」

 

千歳「分かりました。質問は以上です。失礼します」

 

 

 

私は生徒会室から退出し、残りの授業を終えて帰宅した。そしてその週の土曜にお母様に連絡して、後日正式な契約書を書いたのだった。

 

 

 





因みに本作にて生徒会に通告しに来た役人は辻廉太ではなく、別の役人です。なんと本作の辻廉太は悪役ではないのです!やったぜ☆
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