僕は殺戮者   作:讃岐うどん

1 / 5
作者は国語力が無いです(笑)
なので、時々キャラの口調やら狂ってるかもしれませんが、暖かい目で見てください。
タグにもあるように、私は豆腐…いや和紙レベルのハートなので。

後、ちょっと主人公がヤバイです。
残酷な描写が苦手な方は、ブラウザバックを推奨します。
それでも良い方は、ゆっくりして逝ってください。

それでは…










プロローグ

僕は殺す事が好きだ。

 

 

 

 

 

 

僕の名前は…檜原 欠《ひばら かける》

 

僕は中学生だった。

普通の中学生とは少し違って、生物の命を絶つ事が趣味だった。きっかけは小学生の頃、蟻を見つけて踏み潰す遊びを始めた時だった。命を絶つ快楽に、僕は病みつきになってしまった。

 

その後、中学生になり、僕の遊戯はどんどん過激になっていった。蛙の解剖、鮮魚の解体。其だけでは止まることはなく。家の庭に居たモグラまでも解剖した。

 

解剖している所を見ていた親は勿論、児童相談所に連絡しようとした。が、補導されるのは嫌だった、に加えて人を殺してみたかったので、父母共に殺した。強盗が殺したかの様に見せるため、家の中を荒らして金目の物は隠した。その後、泣きながら110番通報した。直ぐに警察が来て、捜査が始められた。

僕については、「両親が殺された子供に事件について深く聞くのは良くない。」ということで、あまり追求されなかった。結果、僕は無実。親戚に引き取られる事になった。

 

両親の葬儀が終わり、親戚の家での生活が始まった。

偶然、元の家の近くだったので、そのまま同じ学校に通学する事にした。

事件の翌日、周りの友人や、先生は気を遣ってくれた。僕が殺した事を知らずに、優しく接してくれた。

 

1ヶ月が経った頃、僕は再び人を殺したくなった。叔父さんと叔母さんに隠れて色んな生物を殺したり、解剖したりしたが、殺りごたえがなかった。やっぱり、人を殺すのが一番だった。

 

僕は叔父さんに頼んで、人体について詳しく書いてある本を買ってもらった。何処を切れば人を殺せるか。それだけを学ぶために。

ずっと読み続けた結果、人体の構造が完全に脳に焼き付いた。動脈や静脈など、血管の位置まで完璧に。

 

十分な知識を得た僕は、

 

ーーみんなを殺してやろう♪

 

…二度目の殺人に走った。

 

死と直面する時、人はどんな顔をするのか、どんな苦痛の表情をするのだろうか。どんな悲鳴をあげるのだろうか。僕は其を聞きたい、そして見たいが為に殺す事にした。勿論、刑を受けて一生監獄暮らし、少年院行き、とかは嫌だったのでその後自殺する事にした。

 

翌日、愛用の包丁を持って登校。

授業開始前、教室前後の鍵を閉め、壊した。

そして、授業開始のチャイムと共に、前の席の生徒を刺した。

 

親の時は、初めてだったので、死んでいることも確認せず、何度も刺した。

だが、今回は違った。冷静に一人ずつ、首を切った。

 

教室が静かになった時、血で赤く染まった44人の死体が転がっていた。

ドアを開かない様にしておいたので、誰も逃げる事が出来ず、全員死んだ。

一方的な虐殺だった。

 

沢山の人を殺ってみて分かった。人間が脆いという事を。

頸動脈を断っただけで簡単に死んだ。包丁での一振り、たったそれだけで。

 

 

 

殺し終わった後、自分の手首を切った。

本で知り得た人体の急所を的確に。

 

直ぐに失血して意識が遠退いていった。

そして、僕は死んだ。意識は暗い闇の中、何もない虚無の世界に溶け込んでいった。

恐らく、もう二度と目覚める事は無いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーあれ?」

 

目覚めた。もう目覚める事は無いと思っていたのに。

自分の手元を見ると、愛用の包丁まであった。

 

「…一体何処なんだ?此処は?」

 

・・・何も無い暗い所だ。

僕は自殺した。自分の血が体外へと流れ出ていく所もこの身で感じ、そしてこの目で確認した。つまり僕は絶対に死んだ。これは紛れもない事実だと思う。第一、もし生きていたら目覚めるのは病院だろうしね。

 

「そうなると、此処は…」

 

死後の世界…というわけになる。

地獄か、はたまた天国なのか。あんなに殺したのだから、まず天国は無いと思うけど。

 

「まあ、待つことしか出来ないね。」

 

という訳で待つ事に。

 

 

 

 

 

 

「…あー、暇だね。」

 

既に一時間程経った。

ウサギとかカエルとか居れば解剖でも出来るのだが。

生憎、何も無い。まさに無の世界かな。

 

「ふぁ~…」

 

眠い。また寝てしまいそうだ。

神か…閻魔か。どれだけ僕を放置するんだろうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…zzz」

 

遂に睡眠に入った。暗いこの場所で目覚めてから、多分三時間程経っているだろう。

 

タッタッ…

 

「…ん?」

 

何かの足音が聞こえる。

 

「暇だし捕まえてバラそうかな。」

 

足音の方へ。

 

「ん~?」

 

耳を澄まして…

 

「・・・それ!」

 

プギャッ!

 

捕まえた。何か変な鳴き声だったけどバラせるなら何でもいい。

よく見えないけど、大きさは中型犬くらいだ。ちょっと頭部に違和感があるけど。

 

「よし、解剖の時間♪」

 

それじゃあ、包丁で切開しよ…

 

「ポチィィィィ!!!」

 

ズザァァァァ!!

 

「…チッ」

 

「ポチィィ!!大丈夫かポチィィィィ!!!」

 

プギャッ!プギャッ!

 

突然、おじさんが走ってきて解剖しようと思ってた生物を奪取してきた。

 

「うるさいよ。腹切り開いて五臓六腑ぶちまけるよ?」

 

「お主がポチを解剖しようとするからじゃろ!!」

 

オッサンがポチとやらを抱き抱えている。…気持ち悪い。

 

「うるさいなぁ…で?おじさん誰?」

 

見た目中年のおじさんに問う。

 

「儂か?儂はハーデスと言う神じゃ!」

 

「…ふーん。」

 

神だった。どちらかと言えば閻魔が来るかな~と思ってたんだけど。

まあ、どっちでも同じか。

 

…それよりもポチとやらの姿が気になる。首が3つある。このオッサンがハーデスならこのポチってのはケルベロスという事なのか?神の番犬…バラしたい。

 

「神じゃぞ!もっと崇めたりせんのk」

 

「うるさい。」

 

ヒュッ…ザクッ!!

 

「ギャァァァァァ!!!」

 

包丁を投げてみた。結果、見事に刺さった。…しかも眉間に。

 

「ぐぬう…お主…やりおるな。」…ズボッ   ヒュン!

 

「伊達に包丁一本で44人殺してないからね。」パシィッ!

 

「まあ…お主のそういうところが気に入ったのじゃがの。」

 

「気に入った?」

 

「そうじゃ、何の躊躇いもなく生物を殺せる所が気に入ったのじゃよ。」

 

ハーデスが懐から書類を出す。

 

「 檜原 欠 」

 

「…僕の名前だね。」

 

「…お主を地獄行きになるのを止めるの、結構大変じゃったのじゃぞ?」

 

「地獄行き?」

 

「そうじゃ、妻がお主を地獄行きにするのを儂が頑張って止めたんじゃ。」

 

「アハハー、お疲れ。」

 

「のう、お陰で身体中ボロボロじゃぞ。」

 

「まあ、僕は地獄でも良かったんだけどね。」

 

「?何故じゃ?」

 

「鬼とか居るらしいから。会ってみたかったし。」

 

「ほう。まあ、どっちにしろ会うことになるじゃろうが。」

 

「…?」

 

「で…ポチは何処に行ったのじゃ?さっきから鳴き声が聞こえんのだが。」

 

「ここだよ。」

 

「」←スプラッタな状態のポチ。

 

「…orz」

 

「あれ?今度は静かだ。」

 

「神だって眉間に包丁は嫌じゃからの。」

 

「で?僕をどうするのかな?此処で放置?それとも痛め付けるの?」

 

「…さっきも言ったじゃろ。お主を…気に入ったとな。」

 

書類の内の一枚を取り出した。

 

「お主には…転生してもらう。」

 

「…転生?」

 

「そうじゃ。」

 

「何の為に?」

 

「儂が楽しむ為。」

 

「ふーん。」

 

このオッサンの娯楽って事かな。

まあ、別に僕が楽しめれば良いんだけどね。

 

「それって俺が居た世界と違う世界?」

 

「そうじゃ。」

 

「化け物とか居る?」

 

「居るとも。」

 

「へぇ…面白そうだね。」

 

「じゃろ?でも、包丁一本だと死にかねないからの。能力を付けておくぞ。」

 

「意外と親切なんだね。」

 

「すぐ死んでは面白くないからの。」

 

「だろうね。」

 

「後、何処…いや、どの世界に転生するのかじゃが…」

 

「…どこ?」

 

「それは…」

 

「それは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…秘密じゃ!!」

 

ドスッ

 

「何故じゃァァァアア!!」

 

先程と同じ所に包丁が再び刺さった。

 

「今のは僕じゃなくても刺すね。」

 

「痛い…」

 

「まあ、秘密って事は」

 

「そうじゃ、お楽しみって事じゃの。」

 

「まあ、それも面白いね。」

 

「ちゃんとお主が楽しめる世界にしたつもりじゃ。」

 

「じゃないとまた眉間に包丁が飛ぶからね?」

 

「…のう。」

 

「…で?もうすぐ出発するの?」

 

「ああ、そうじゃ。直ぐに発ってもらうぞ。」

 

「じゃあ、今の内に質問しとくけど。」

 

「なんじゃ?」

 

「包丁って折れたり錆びたりしないの?」

 

「…其については大丈夫じゃ。」

 

ズボッ…

 

眉間に刺さっていた僕の包丁を抜き、手に取った。

 

「痛いのう…」

 

「僕の包丁…どうするの?」

 

「こうするのじゃ!」

 

パキンッ

 

「あ…」

 

折った。このジジイ。折ったよ。僕の包丁を。

 

「…どうしてくれるのかな?」

 

絶対に許さない。大事な物だったから。

ああ、どうやって殺ろうかな♪絞殺、刺殺、毒殺、圧殺、扼殺…

 

「待て待て待て!大丈夫じゃ!ちゃんと元通りになるから!」

 

「どう言うこと?」

 

「袖を見てるのじゃ。」

 

「…あれ?」

 

あのオッサンが折った筈の包丁が…袖に?

 

「どうじゃ!儂が特殊な魔法を掛けてやったのじゃ!その名も…」

 

 

 

「無限包丁じゃッ!!!」

 

ザクザクザクッ

 

「理不尽じゃァァァァアア!!!」

 

「…本当に無限みたいだね。」

 

ゴトゴトゴトッ…

 

凄いねこれ。何本でも出てくるよ。

 

「そりゃそうじゃ。儂は神じゃからの。」ドヤァ

 

ドヤ顔のおじさん。見てると不愉快になってくる…。

 

…キィィィヤァァァァァァァ!!!

 

「…何?今の悲鳴。」

 

「時が来たようじゃの。」

 

時を知らせるのが悲鳴って…趣味悪いね。

あ、1つ気掛かりな事があった。

 

「…念のために聞いておくけど、何を殺しても良いんだよね?」

 

「勿論。お主の自由じゃ。」

 

良かった。殺ったらダメとか言われたら、転生して速効自殺してただろうね。

 

「…楽しみ♪」

 

「…では、転生させるぞ。」

 

「OK」

 

「…ふんっ!!」

 

僕の体が、赤黒い光に包まれていく。

 

 

 

 

「楽しんで来い。」

 

 

 

 

ーーその言葉を聞いた直後、再び意識が薄れ、暗い闇に溶け込んでいった。







ふぅ。
どうでしたか?
冒頭はちょっと自分でも引きました。
多分、誤字脱字があると思います。
見つけた際は教えてくださるとありがたいです。

初めてだったので、至らぬ点が有るかもしれませんが。
暖かい目で、宜しくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。