エルキドゥ・・・?藤丸は頭を傾げる、わからない、それは確か
「エルキドゥって、ギルガメッシュ叙事詩にでてくる、最古の英雄、ギルガメッシュの唯一の友の・・・?」
マシュも俺を追い出した白髪の気の強そうな女性・・・オルガマリーも驚いている、藤丸も驚いている
「あ、あなた!いったいどんな触媒を使って呼び出したの?!」
驚いた顔のまま怒鳴るように藤丸に声をかける
「ぼ、僕はなにも・・・」
「つまり先輩がマスターではない・・・ということですか?」
マシュが首を傾げながら聞いてくる、エルキドゥは淡々と質問になりそうだと思ったのか答える
「僕は、そうだね、彼のサーヴァントだし、彼は僕のマスターだよ、彼の声を聞いて召喚されたのです。マスター僕の周りにぼんやりとなにか浮かんでないかい?」
そう言われて見ると???と書いてあるのがほとんどだが、一つだけA++と浮かんでいる。
「それが見えるのなら貴方は僕のマスターだ、僕を好きに使ってほしい」
オルガマリーは口をパクパクとさせて驚いていたが立花に説明するように話し出した
「いい?あなたのサーヴァント、『彼』としておくわ、彼は神が作った変幻自在の泥人形よ、かの英雄王と互角に戦えるほど協力な泥人形よ。どうやって召喚したのか知らないけど、あなたがマスターなのだから、しっかりとしてくださいね?」
アハハと苦笑いする、彼女は気が強い娘なのだろう、マシュとは違い、リーダーシップのある女性だと認識した。
「それでは先輩、所長、えっと・・・エルキドゥさん、魔力が濃ゆい場所を探しましょう、カルデアにはまだ生存者がいるかもしれません、連絡をとりましょう。」
マシュの言葉でその場所を探そうとする
「魔力が溜まってる場所・・・ふむ、マスター、僕が探しましょう。僕の気配探知ならスグにみつかるでしょう」
その言葉は本当だった、スグにみつけて案内してくれた。
「所でマスター。ほかのサーヴァントは見つけたらどうするの?」
敬語なのかそうではないのか、わからないなぁと思いつつ立花は答える
「そうだね、とりあえずは逃げて、通信を確保するのを優先させよう」
ほか2人も同じ意見だった。
エルキドゥは目を丸くし、すこし申し訳なさそうに言った
「ごめんよ、マスターてっきり戦って倒すのかと・・・」
その瞬間、無数の蛇が飛びかかる、それは蛇から黒い鎖となり立花達を襲う。
「危ない!」
マシュはデミサーヴァントだ、所長や立花よりも早く反応し前にでて盾を構える、エルキドゥは立花達の方を向いてアハハと笑っている
鎖がエルキドゥを貫く、その瞬間
鋼と鋼がぶつかり合う音が響く
地面から、彼の周りから、黄金に輝く光とともに黄金の鎖が飛び出す、それらは黒い鎖をいとも容易く弾き飛ばす。
「申し訳ありませんでした、マスター。僕の性能を知ってもらうためにも、ここは僕に任せてほしい」そう言うと振り返る
「あら・・・貫いて食べてさしあげようかと思ってたのに・・・邪魔が入ったのね」
黒いフードを被り、禍々しい雰囲気をもち、毒の様な長髪の髪色、幾人もの人間を切り裂いたのであろう鎌をもった女性が立っていた
エルキドゥは臆することなく彼女を見る
「いいねぇ、性能を競い合うんだね」
サーヴァント対サーヴァント、彼ら3人にとっては初めての体験だった
ぶっちゃける5章のオルタとかエルキドゥ勝てないでしょ、あの槍どうにかしないと無理やんけ