織斑一夏転生記~転生者の生きる道~   作:如月 霊

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第九話 第703航空隊

「本日付けで第703航空隊副隊長に着任しました!レイナ・レルベン中佐です!」

 

少女の自己紹介を聞いた一夏も敬礼を返して自己紹介をした。

 

「第703航空隊隊長に着任した織斑一夏だ。訳あって日本、ドイツ、イギリス、イタリア、ソ連軍に席がある。まぁ、気にするな。それから日本での階級は大佐だ。よろしく頼む、レルベン中佐」

 

軽い挨拶を済ませた一夏は執務室の椅子った。するとレルベン中佐が話しかけてきた。

 

「あの、織斑隊長?」

 

「うん?どうした?レルベン中佐」

 

「何で五ヶ国も軍に所属してるんですか?」

 

説明しにくい所にくるな…ハハハ…

そう心の中で肩を落とした一夏はその説明しだす。

 

「う~ん。僕は前に乗ってた駆逐艦竹で航海長をしてたんだけどある海戦で艦橋に被弾して艦長とか副艦長が戦死してさ」

 

「それで?」

 

「艦の指揮を僕が艦長代理として敵の旗艦を沈めちゃって、形勢逆転して勝ったら知らない間に五ヶ国同盟会議で決まってた」

 

そう言うとレルベン中佐が質問をしてきた。

 

「なら、階級はなんなんですか?」

 

「階級?日本が大佐でイギリスとソ連、イタリアが中将、ドイツが軍令部中将な」

 

するとレルベン中佐が再び驚きながら質問をしてきた。

 

「ぐ、軍令部中将⁉ど、どうしたらそんな階級になるんですか!」

 

「どうしてって…あ!第一次世界大戦の時に殺られそうになってたヒトラー総統を助けたからとかかな。だけどイギリスはわからんなー」

 

そうあっけらかんと答えた。そして落ち着いた頃に執務室のドアがノックされた。

 

『第703航空隊に着任した者です』

 

ん?他の隊員も来たか…

 

「どうぞ」

 

一夏がそう言うと執務室の扉が開かれ、ゾロゾロと7人が部屋に入ってきて敬礼をして自己紹介をしてきた。

 

「大日本帝国軍所属、更識瑠衣少佐です」ピシッ

 

「同じく、秋野皐月大尉です」ピシッ

 

「同じく五反田厳中尉です」ピシッ

 

「イギリス軍所属、ソレイユ・オルコット少佐です」ピシッ

 

「同じくメイル・ヘレスト少佐です」ピシッ

 

「同じくフィルス・ガーベイ少尉です」ピシッ

 

「イタリア軍所属、ミレリア・カーチス中尉です」ピシッ

 

「同じくシュルツ・フォンディル少尉です」

 

「ソ連軍所属、アリサ・レッチェコフ大佐です」ピシッ

 

「エリナ・シュヴァリエ中佐です」ピシッ

 

「ドイツ軍所属、ロバート・ヘルシン大尉です」ピシッ

 

「同じくリシュー・ロイエル少尉です」ピシッ

 

一夏とレルベン中佐も座っていた椅子から立ち上がり敬礼をして返した。

 

「第707航空隊隊長の任に付いている織斑一夏。訳あって日本、ドイツ、イギリス、ソ連に席がある。よろしくたのむ」ピシッ

 

「第707航空隊副隊長の任に付いています。レイナ・レルベン中佐です!」ピシッ

 

 

□■□■□■□■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから3年後、第707航空隊は参加する作戦を必ず成功させ、その統率の高さから“円卓の騎士”と、またある時は、死を呼ぶ12人からなる部隊ということから“死徒第十ニ死祖”と恐れられていた。

 

その中でも隊長の一夏と副隊長のレルベン中佐、そして更識瑠衣、ソレイユ・オルコットの4人は≪黒血の月姫≫≪戦場のウィッチ≫≪蒼き流氷≫≪青きスナイパー≫として特に恐れられていた。

 

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