織斑一夏転生記~転生者の生きる道~   作:如月 霊

12 / 80
一夏はこの頃にアテネに扶城のメンタルモデル扱いにされている。(書いてないけど)


第十一話 激突!ミッドウェー!

一夏が連合艦隊司令長官に就任してから約二ヶ月後、太平洋をミッドウェー島に向けて向かう日独伊蘭大連合艦隊があった。その艦隊の名を旭日艦隊、世界の邪を光持ち晴らすという意味の込められた艦隊である。アメリカの要所、ミッドウェー島攻略を目的とし、戦艦5隻、航空空母7隻、重巡洋艦12隻、軽巡洋艦14隻、駆逐艦30隻、潜水艦7隻を含む大艦隊である。

 

そして、旭日艦隊旗艦、航空戦艦扶城。全長:256.1m、最大幅:96.5m、基本排水量:34,000t。この艦こそ、一夏が作り出した最強の戦闘艦である。

 

「遂に僕も連合艦隊司令かぁ~」

 

旭日艦隊旗艦、航空戦艦扶城の第一艦橋で、日独伊蘭連合艦隊の総司令を勤める一夏が呟いた。するとそれを聞き付けた副艦長になった伊川偲(いかわ しのぶ)中佐が一夏に質問をしてきた。

 

「そう言えば艦長は前はどこの部隊にいたんですか?」

 

「ん?僕?僕は第703航空隊で隊長してたけど?」

 

一夏の前の所属を聞いた伊川副艦長を含んだ艦橋要員全員が驚き、叫びを上げた。

 

「「「「「ええぇぇ~!!!!」」」」」

 

ビクッ!な、なんだ?!

 

「か、艦長があの黒血の月姫ェ~!」

 

「本当にかよ」

 

と艦橋要員が口々に騒いでいた。

 

「そうだ!騒がしいぞ!バカどもがッ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□■□■□■

 

 

 

そうした少しほのぼのとした時間が流れていき、数時間後、旭日艦隊はミッドウェー艦隊と会敵していた。

 

「電探に艦!前方30㎞に敵艦隊‼」

 

通信要員から報告が上がる。それを聞いた一夏は、艦の指揮を執り出した。

 

「よし、全艦隊に敵艦隊の接近を通達しろ」

 

「全艦第一種戦闘配置!航空隊全機発艦‼」

 

一夏がそう指事を出して数分後、『扶城』、航空空母『赤城』『加賀』『信濃』『グラーフ・ツェッペリン』『ペーター・シュトラッサー』『アルビオン』『イーグル』から総勢400機以上の航空機がミッドウェー艦隊に向けて飛び立っていった。それを見届けると、一夏は敵艦隊に主砲で攻撃をする指揮を執った。

 

「全艦隊に通達!接近中の敵ミッドウェー艦隊に向けて主砲回頭!各砲身にZ弾装填‼垂直発射装置に二式誘導噴進弾装填‼撃ちィ~方初め‼」

 

その号令と共に扶城を含む総勢31隻の艦が主砲を斉発した。Z弾は正常に飛行し、敵艦隊の上空で起爆したと報告が入った。

 

「敵艦隊への命中を確認‼敵艦を多数に命中、または撃沈した模様!!」

 

そして砲術が諸元修正を終え、一夏に報告する。

 

「了解!次弾発射用意!!撃てェェ~‼」

 

そして次弾も混乱した敵艦隊に吸い込まれるように飛翔して行った。それを確認すると一夏は艦長席を立ち上がり、手を前に突き出すと高らかに命令を下す。

 

「これで敵は混乱している!畳み掛けるぞ‼」

 

その指揮と共に旭日艦隊の全艦がミッドウェーアメリカ艦隊に向けて進んで行った。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。