大天災と対面してから数ヵ月後~
ある日、一夏は束に連れられ、ラボに来ていた。ラボに着くと束は振り返り叫んだ。
「ここは私の夢を実現させる為のところなんだよ!」
そう言うと束は前を向き電気をつける。そこには作られている途中と思われる機体が置かれていた。
「これが私の宇宙への夢の架け橋になるインフィニットストラトス通称ISだよ」
それを聞いた一夏は束に質問をする。
「束姉さん、ISはいつ完成するの?」
「実は資金的な問題とかで5割しかできてないんだよね~」
ふ~んじゃあ!
「じゃあ束姉さん、僕が製作を手伝うよ!俺の手を持ってくれないかな」
そう言うと一夏は手を前に出した。
「なんで?まぁ、良いけど」
束は不思議がりながらも一夏の手をとった。一夏は、それを見ると一夏は転移装置を起動させてドミニオンの艦橋に移動した。突然場所が変わったのに束は驚きを隠せない様子だ。
「ここは何処なのいっくん⁉」
「ここは僕の持つ戦艦の艦橋だよ」
一夏はそう言うと束にパソコンを貸すように促した。
「まぁ、見ててください。束姉さん、ISのパソコン貸してくれる?」
「う、うん」
さすがの束も思考回路がショート仕掛けて、パソコンを渡した。すると一夏は凄まじいスピードでISのプログラムを作り上げて見せた。
「すごい!すごいよいっくん!」
「束姉さんISのことは千冬姉には内緒にしてね?」
「う、うん。わかったよいっくん。本当はちいちゃんにも知らせたかったけど…いいよ!」
それからは束に転移装置を渡してからISの製作を学校の放課後にドミニオンでISを作り始めた。
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あれからから2年後一夏と束はドミニオンの格納庫に来ていた。
そして、二人の前にはIS[白騎士]が鎮座している。
「始まるね、ISのお披露目が。さぁさぁいっくん乗った乗った!」
束は一夏の方向を向いて高らかに宣言した。それを聞いた一夏はこれから起こす白騎士事件の流れを話始めた。
「束姉さん、シナリオを確認するよ?まず束姉がハッキングをしてミサイルを飛ばして俺が白騎士でミサイルを落とす。」
「わかってるよ。ちゃんと張れてるよ!さぁGO GO!」
束は一夏を急かせて白騎士にのせるとサイルを発射させた。一夏は白騎士でミサイルに向かいミサイルを落とし続くた。この後一夏はミサイルが3500本だったことを知って束を怒ったとかどうとか。まぁ、何がともあれ束のISの発表は上手く行ったのだ。それから束はISのコアを467個作り千冬にIS[暮桜]を与えてから世界から姿を消した。