~ドイツ~
ドイツの自室に転移すると自室の扉がノックされた。すると開かれた扉からシュバルツェ・ハーゼ副隊長のクラリッサ・ハルフォース大尉が入ってきた。
「隊長、そろそろ移動しないと大会に遅れます」
ん?もうそんな時間かな~?
「ああ、それじゃあ行こうか」
そう言ってクラリッサと共に部屋を出て車に乗り込み大会開場に向かって行った。
~車の中~
車で走っていると唐突にクラリッサが質問してきた。
「隊長ってなんで仮面をしてるんですか?」
「ああ、正体を隠すためだな。」
クラリッサはその答えに対して考えを口にする。
「隊長はバレない為に仮面をしてるんですね。アニメとかにありそうですね。」
それを聞いた一夏はクラリッサにあることを聞いた。
「クラリッサ、私の素顔を見てみたいか?」
「そ、それはまぁ、アニメとかでもよくあるので見ては見たいですね。けどいいんですか?隠してるのじゃないんですか?」
クラリッサはあまりにも唐突な事に戸惑いながらも返事をする。
「別にいいさ、近々ばらすつもりだからな。黙っててくれるならいいぞ」
なら…と考えたクラリッサは元気よく返事をしてきた。
「はい!お願いします」
返事を聞いた一夏は仮面を外した。クラリッサはその顔を見ると驚きを隠せない様子になった。
「!?」
面白いw
一夏は驚いているクラリッサに軽く追い討ちをかける。
「私の正体は第二の男性操縦者とされている織斑教官の弟だ」
「隊長がお、織斑教官の弟ォ~!」
驚きを降り越えたクラリッサは声を張り上げた。
「喋るなよ?ばらすにはまだ早いからな。」
それを一夏は念を押す。クラリッサは顔を縦にふって頷いた。そんな話をしていると大会開場に到着した。到着するとクラリッサは基地に帰っていった。
~開場~
開場の待合室に入ると更識楯無がいた。楯無は一夏を見つけるやいなや嫌味を言ってきた。実のところ楯無第二回大会で倒されており、それを気にしているのだ。
「久し振りね、‘’クルーゼ大佐”。」
「ええ、久し振りですね、‘’更識楯無さん”?」
それに一夏は嫌味たっぷりに返す。そして楯無を連れて待合室から出ると小さく話し出した。
「会長?負けはしませんよ?」
「私も負けられはしないわよ?」
そして待合室戻って数分後に大会の審判らしき人物が指示をしてきた。
「そろそろ開会式なので移動してください!」
それを聞いた一夏達国家代表は開会式に向かった。開会式は国家首脳と代表選手の紹介をすると終わって第一試合に移ったら。大会はトーナメント式を採用している。一夏はなんなく勝ち上がっていき決勝戦まで残ったのだった。