織斑一夏転生記~転生者の生きる道~   作:如月 霊

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第三十八話 臨海学校

さて問題です。今、私こと一夏はどこにいるでしょう。

 

1、バス

2、五反田食堂

3、学園

 

 

答えは~~……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「海が見えてきた!」

 

はい!バスで海に向かってます。いわゆる臨海学校です。

 

ん?学年別タッグトーナメントはって?…特にこれといったことが無かったからね…

 

 

「隊長!海ですよ‼」

 

横から簪が少し興奮ぎみに話しかけてきた。周りは「なんで隊長呼び?」てきな感じになってるぞ。

 

「簪?俺の呼び名、呼び名」

 

「えっ?呼び…あっ!すみません。t…一夏」

 

海を見て興奮して呼び名が昔の隊長呼びになっていたのを正すと簪は少し前の発言に気が付き、急いで謝ってきた。

 

「ったく…それにしても海は久しぶりだな」

 

「はい、そうですね」

 

簪がそう言うと今度は一夏が話し出した。

 

「簪はいつぶりなんだ?」

 

「扶城が沈んでから来てませんね」

 

「俺は扶城の所に一度行ったから三年くらいかな」

 

実のところ一夏は転移して数年後、扶城と一夏が散った海域に花束を持って行っていたのだ。

 

「何の話をしているんだ?」

 

すると横から箒が話しかけてきた。

 

「あ、いや…」

 

「扶城、と言っていたか?扶城と言えば連合艦隊旗艦だろう?」

 

そして一夏は誰でも見抜けそうな嘘を考え、起死回生の思いでそれを口にした。

 

「そ、そう!模型だよ!」

 

「模型?」

 

箒が顔をしかめ、聞き返してきた。

 

「ま、前に簪に扶城の模型を頼んだんだよ!な、なぁ!簪!」(頼むぞ、瑠衣!)

 

一夏は簪に軽く視線を向かわせる。すると簪はそれを見ると軽く頷き、話を繋いだ。

 

「そ、そうだね!前に一夏に扶城の模型を作って海で走らせて沈んじゃったんだよね?一夏」(わっかりました!織斑隊長!)

 

「だ、だな!そう言うことだ」

 

そう言うと箒はその嘘を本当のように信じた。

その時のバスのみんなの心の中はと言うと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

((((((信じたァァァ‼って!この脳筋がァァァァァ‼))))))

 

(うっさいぞ!)

 

(((((こ、こいつ!直接脳内に‼))))))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うっさ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

 

一夏「そう言えばなんで臨海学校まで飛ばしたんだ?」

 

作者「えっ?それはさ、普通に何もなかったからだよ?」

 

一夏「なんでだ!」

 

作者「よく言うよ、ドイツの国家代表になってたりしてラウライベントなくしてたじゃん」

 

一夏「うぐっ!」小破!

 

作者「それでシャルロットはドイツに亡命させてるし」

 

一夏「ぐっ!」中破!

 

作者「こんなにネタが少なくてどう書けってのさ」

 

一夏「ぐ、ぐっ!」大破

 

一夏「そ、そこまでにしてくれ!」

 

作者「え?やだ」

 

一夏「え?」

 

作者「やだ」(^-^)

 

作者「後、一夏。誤魔化すの下手だね!」

 

一夏「グハッ!」轟沈

 

一夏「」轟沈

 

作者「…あ、気絶しちゃった」

 

作者「ま、いっか!んじゃあ!」

 

作者「次回をお楽しみに!」


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