「い、一夏?この人達は?」
「ん?こいつらか?…自己紹介をしてくれ」
一夏はそう言い、ランチから降りた10人にそう呼び掛けた。
「元第703航空隊所属、レイナ・レルベン大将だよ」
「秋野皐月大佐です」ピシッ
「五反田厳中佐です」ピシッ
「ソレイユ・オルコット大将です」ピシッ
「メイル・ヘレスト中佐です」ピシッ
「フィルス・ガーベイ少佐です」ピシッ
「イタリア軍所属、ミレリア・カーチス大佐です」ピシッ
「シュルツ・フォンディル少佐です」ピシッ
「ソ連軍所属、アリサ・レッチェコフ大佐です」ピシッ
「エリナ・シュヴァリエ中佐です」ピシッ
「ドイツ軍所属、ロバート・ヘルシン中佐です」ピシッ
「リシュー・ロイエル少佐です」ピシッ
ん、言い終わったか。
「あ、私達も自己紹介するね?」
皆が自己紹介を終えた所で簪が手をあげた。
「どうしたんですの?簪さん」
その発言にセシリアが反応した。
「いや、私も自己紹介しとこうかと思って。ね、織斑隊長?」
「織斑隊長って?なに?一夏」
そうシャルロットが反応したのに対し、簪と一夏が話し出した。
「俺は元第703航空隊隊長と第27代連合艦隊司令をしてたんだよ。ちなみに階級は元帥だ」
「私は元第703航空隊副隊長をしてた更識瑠衣大将だよ」
そう一夏達が答えると千冬と束以外の生徒が大声を出して叫んだ。
「「「「「「ええぇぇぇぇぇ~!!!!!」」」」」」
「一夏が連合艦隊司令⁉」
「それに黒血の月姫なの⁉」
「簪さんがあの蒼き流水だったんですのォ~⁉」
「うるさいぞ‼」
あまりにも騒ぎすぎたことで千冬がその場を一喝し、沈めた。
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「で、束姉さん?いきなり第十二死祖を集めたりして来たの?」
一夏は何とか場が収まった後、なぜ第十二死粗を連れて来たのか気になり、束に理由を解いた。
「う~んとね。昔最強って言われてた703航空隊の実力が知りたくてさ。で、アメリカのISを遠隔操作しようとしたら暴走しちゃっt……いっくん?そ、その笑顔はな、何なのかな?」
「で、どうしたの?束姉さん?続けて?」黒い笑み
「い、一夏?」
一夏は束の悪いノリに流石にブチギレかけていた。それには千冬も軽く引く程の黒い笑みである。
「は、ハイ‼その暴走したISがこっちに向かって来てm…あふん!」
一夏は束の答えを聞いた途端に思い切り綺麗なボディブローをぶちかました。
「何してんだよ!面倒な事しやがって!…機体は積んでるんだろうな?」
軽く愚痴を叫びんだ一夏は束に機体を積んでいるのかを聞いた。
「は、はい!積んでるおります!サー‼」
その返事を聞くと一夏は今度はレイナ達の方を向き、口を開く。
「行くぞ!」
「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」
そう言うと一夏達はランチに乗り、ドミニオンに向かった。