二人の幼馴染   作:キナコモチ

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キナコモチです。
お気づきかもしれませんが、この物語の都合上、紗夜は主人公と同じ1年生という設定になっております。
ご了承下さい。

それでは本編をどうぞ!


第3話

俺が教室で見たものは...

 

 

それは俺のもう一人の親友、後藤宏輝(ごとうひろき)だった。

少し短めの茶髪が特徴。

こいつとは同じ小学校だったので、小学校の時は仲が良く、休み時間は俺と宏輝、優月の3人で居ることもあった。

だが宏輝は俺たちとは別の中学校に行ったので、それ以来会うことはなかった。

しかし、このような形で再開するとは思いもしなかった。

 

「久しぶりだな、宏輝。元気にしてたか?」

 

「お前は...もしかして一翔か!?小学校以来だな!」

 

「まさかこんなところで再開するとはな...」

 

「そういえば優月はどこの高校に行ったんだ?」

 

「聞いて驚くなよ。優月はな...俺たちと同じ、花咲川学園に来たんだぜ!!」

 

「マジで!?俺たち3人一緒じゃん!帰りにあいつに声かけてみるわ。とりあえず今日からよろしく頼むぜ、親友!」

 

「おう!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから俺たちは体育館で入学式を終え、教室に戻り、席に着いたところだった。

しばらく待つと、担任の先生が教室に入って来た。

 

「今日からこのクラス担当することになった篠原だ。よろしく!」

 

挨拶をしたのは若い男性の先生だ。20代ぐらいだろうか。

 

「とりあえず始めにそれぞれ自己紹介をして貰おうか。」

 

それぞれの自己紹介が始まり、次は自分の番になった。

 

「工藤一翔です。趣味は音楽を聴くことです。今日からよろしくお願いします。」

 

自己紹介を済ませ、席に座る。

やっぱりシンプルなのが一番だよね。

 

 

自己紹介が終わり、学校の説明を聞き、下校の時間になった。

教室から出ようとすると、紗夜に声をかけられた。

 

「一翔さん、一緒に帰りませんか?」

 

「ああ、そうだな。一緒に帰ろう。」

 

 

俺は紗夜と共に教室を出た。そして玄関に着いて、靴を履き、学校を出ようとすると、周りから視線が集まっている事に気づいた。

それも仕方ない。入学してまだ初日なのに男女が2人で帰ろうとしているからだ。

だが、そんな視線も気にせず、俺たちは学校を出て、帰路に着いた。

 

 

今更だけど日菜がいないな。彼女はどこの高校に行ったのかな。

 

「そういえば紗夜。日菜はどこの高校に行ったんだ?」

 

俺は紗夜にそう問いかけた。

 

「...日菜は羽丘女子学園に行きました。」

 

一瞬、紗夜の表情が曇ったのを俺は見逃さなかった。

 

「そうか。」

 

「紗夜。何か困ったことがあればいつでも相談してくれよ。紗夜はいつも一人で抱えがちなんだから」

 

「ええ。ありがとうございます」

 

実際に紗夜は一人で抱えがちだ。自分だけで悩み、自分だけで解決しようとする。俺としてもそんな姿を見ているのは嫌だ。

 

 

気がつくと俺たちはもう家の前にいた。

 

「では一翔さん。さようなら」

 

「ああ。またな」

 

俺は紗夜と別れ、自分の家に入った。

だが、家に入った途端、不自然な違和感を覚えた。

妙に静かなのだ。姉さんがいるはずなのに、何も音がしない。

急いで家に上がると、俺は信じられない光景を見た。

そこにはーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腹部から血を流し、倒れている姉さんの姿があった。




上手く書けているでしょうか...?
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