無感動な少女と魔眼使いの少年 作:なるなる
Prologue「始まりの日」
「キュウベえ、俺に魔法少女の適性があるって本当なのか?」
「ああ、本当さ。正直驚いてる、君は男なのになぜ魔法少女の適性があるのか?興味がでてね、だから君に声を掛けたのさ。」
「そっか。魔女っていうのは、厄災や呪いを振り撒くヤバイ奴らで、魔法少女はそいつらと俺たちが気付かない所で戦っている訳なのか。」
「そういうことだね。どうかな?君も魔法少女をやってくれるかい?」
(魔法少女か、、まぁ、やってみるか。今の
俺はそうやって、自分の考えを纏めてキュウベえに答えを返す。
「分かった。俺、魔法少女になるよ。」
「さぁ
「願いか、、、じゃあ、
「そんな抽象的なものでいいのかい?」
「俺の願いはこれなんだよ、だからこれでいい。」
「その願い、叶えよう。おめでとう、これで晴れて君も魔法少女だ。」
キュウベえにそう言われた俺は、急いで携帯端末のカメラ機能で自分の姿を確認する。そこには見知らぬ顔の美少女が立っていた。胸はたわわな果実が二つ、ウエストは程よい肉付きの健康体で、お尻はプリンとした安産型だ。服はいつの間にか、まるでゲームの中から飛び出してきたかのような幻想的なものだ。
「これが俺?」
「ああ、君さ。魔法少女だからね、変身している時はこの姿だよ。」
凄い、声まで女性特有の少し高めの声になっている。
これが始まりだった。約三年前、俺がキュウべえと契約した日である。
あれから、時がたち俺も高校生になった。今は神浜市立大附属学校に通う高校1年生だ。今日は早く学校に着き過ぎてしまった所為で教室はまだ閑散としていた。ガラガラと教室のドアを開ける音がしたのでその方向を見る。そこには、幼馴染であり親友でもある
「おはよう、ももこ。今日は早いんだな。」
「おはよう、しゅうた。それはこっちのセリフだよ。何か用事でもあったのか?」
「いいや、別になんもないよ。ただ寝ぼけて時計見間違えただけだよ。」
「ハハハ、それは災難だったな。」
ももこが、来てからはずっと下らない話をしながら時間を潰した。
そして、今日もまた一日が始まる。この日から、また運命の歯車は回りだす。
これは戦いと日常、その中にある出会いの物語。
ある日、少年は無感動な少女との出会いを果たす。
次回から本編始まるのでよろしくお願いします。まさらが出てくるのはもう少し先です。
最初の方はいろはとの物語です。