ニセコイを見守るもの   作:TL警備員

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セツメイ

 

 

名前 一条愛

身長 179cm

体重 69kg

血液型 ??

年齢 23歳

誕生日 3月1日

刺青 彼岸花(赤白)範囲は背中から二の腕まで

 

 

十年ほど前、ゴミ溜めのような場所で自分よりも幼い少女と二人で生きていた。だが、そんな暮らしも長くは続かず盗みを失敗し、仕方なく少女をその地域を仕切っていたギャングの元へと置き去りにする。その後は、アメリカへ私用で赴いていた一条一征(楽の父親)に路地の隅で倒れているところを拾われた。日本へと渡り養子となり、楽を守ることを誓い義兄として生きた。しかし、ある事件をきっかけに義兄としてだけではなく集英組の1人としても楽を守るために刺青を完成させる。基本的に親父である一征に忠実で兄貴分たちのことも心から慕っている。そのため楽と同等レベルで可愛がられている。口調は兄貴分達のものがうつった(余談だが英語も話せる)。実力は組で2番でクロード≒竜≒右助≧愛こんな感じ。過去に右助とは殺り合った仲で互いに認めあっている。学校では髪を下ろして眼鏡をかけているが、ヤクザとしての仕事の場合、下ろしている髪を頭の上で結っている。

ここからは愛の残念なポイント、料理の腕が小野寺小咲と同等かそれ以上。目付きが鋭く、額の楽と逆の位置に傷が入っているプラス目付きが鋭いため基本怖がられる。そのために学校では髪下ろしの眼鏡。楽への愛情が強すぎて楽の中学時代にクロードと同じ失態をし1週間口を聞いてもらえず死にかける。その他にも様々だが、後々追加していきます。

 

 

※随時追加

 

 

次から本編です。

 

 

 

 

 

 

―――――――――

 

 

「また会ったなボス猿…」

 

「また会いやしたねクソメガネ…」

 

「「へっ?」」

 

 

愛の唐突な転任から遡ること数日。現在、集英組の大広間はギャングの大幹部達とヤクザの頭達の睨み合いが開始されていた。先陣を切ってガンを飛ばす竜、それよりも先に珍しく1歩前に出て、クロードを睨めつける愛。負けじと挑発しつつこれまた前へと出てくるクロード。そして、素っ頓狂な声を出す楽と千棘。また、にこやかな笑みを浮かべる両方の頭。

 

 

 

「おい愛。因縁あるんか知らんがおめぇさんじゃ手に余る。退けぇ」

 

「竜さん、こいつぁは自分のです。自分のケツくらい自分で拭きやす。」

 

「図に乗るな猿共。貴様ら如き私ひとりでミンチにしてくれる。」

 

「でけぇ口叩くからには相当な自信があるようやのう…ビーハイブの大幹部さんよう」

 

「「ちょっ!ちょっと待ってぇ?!」」

 

「おいおい、誤解してるじゃねーか若ぇの」

 

 

 

互いに一歩も引かず、それどころか額をぶつけ合いながら睨むクロードと愛、そして愛の肩に手を置きクロードを更に睨めつける竜。その様子にたえ切れなくなった2人が口を揃えて間入り、一旦距離を話したところで親父たちがようやく口を開いた。

 

 

「なっ?!ぼ、ボス?!何故ここに…?」

 

「嬢ちゃんを攫ったなんざとんでもねぇ誤解だぜ?」

 

「なんたって」

 

「こいつら」

 

「「ラブラブの恋人同士だからね!」」

 

「…」愛

 

「…」竜

 

「…」クロード

 

「「へっ?」」楽&千棘

 

『なぁぁぁにぃぃぃっ?!』一同

 

その日ギャング共が打ち込んだバズーカよりも集英組の組員たちが叫び続けている日常時よりもいついかなる時よりも大きな音という声が鳴り響いた。もちろん、当事者である偽の恋人同士からも。1つの疑念を抱えた二人の男がいるとも知らず。周りの者達は泣き叫んだりその場に崩れ落ちたという。ちなみにその後にちょっとしたドンパチがあったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

―――――――――

 

 

(坊ちゃんのあの反応…確実に裏がある。それに、あの化け物も勘が鋭ぇみてえだ…)

 

「ん?」

 

 

親父たちからの唐突な二人の交際発表から1時間ほど経過した現在。愛は屋敷の縁側でタバコを吸うべく歩いていた。その道中はやはり坊ちゃんの事が頭に浮かんでしまう。それ程までに先程の事実が信じられずにいた。愛自信ヘビースモーカーと言われることは無いにというのにこの1時間の間に人はこの半分は無くなっている。そんなにも落ち着きが無い愛だったが、ここであの二人を発見する。

 

 

(ありゃぁ坊ちゃんとビーハイブの…)

 

「とにかく!早くこの状況を何とかしねーと!たとえ偽物だとしても、お前と恋人同士なんて耐えらんねぇ!」

 

「はぁ?!こっちのセリフよアホもやし!」

 

「あぁ?!んだとこのゴリラおん…な…」

 

「?なんですって!ってどうかしたの?……あ」

 

「…どういうことですかい?お二人さん」

 

 

たまたまうろちょろしていただけだと言うのにまさかまさかの疑いを証拠づける発言を聞いてしまった。それどころかこの二人の今のところの間柄まで覗き見てしまったのだ。少々心が痛むがそれよりも事実が知りたくなった。

 

 

「あ、愛兄ぃ…今の聞いてた?」

 

「偽物の恋人、ですかい?坊ちゃん」

 

(思いっきり聞かれてた〜!!!)

 

《どうすんのよアホもやし!》目での会話

 

《あぁ?!どうするもこうするもこうなったら隠せねーだろ!》

 

《じゃあ、ばらすっていうの?!》

 

《それしかねーだろ!ここからじゃ弁解の余地はねーんだからな!》

 

「坊ちゃん、それにビーハイブのお嬢様。目での会話は終わりですかい?」

 

「「うっ…」」

 

「命に変えて約束しやす。他言はしやせん…正直に説明してくだせぇ」

 

 

そこから様々な事を聞いた。集英組とビーハイブの抗争の劣悪化。それによる周囲への被害。それを抑えるための最後の手段。それが2人が付き合うことらしい。2人は正座をしたまま嘘をつくことも無く、全てを愛へと打ち明けた。

 

 

「なるほど…それで恋人のフリですかい…」

 

「そうなんだよ…」

 

「ホント迷惑しちゃうわ」

 

「はぁ?!こっちのセリフだゴリラ女!」

 

「あぁん?!もっかい言ってみなさいクソもやし!」

 

「お二人共…」

 

「「!」」

 

「敷地内にはまだ組員含め構成員がいやす。くれぐれも発言には気ぃつけてくだせぇ…」

 

 

元々馬が合わないのかあの時の芝居が嘘のように互いに暴言を吐き合う2人。一見仲が悪そうに見えるかもしれないがこれだけ本音を言い合えるというのは中々に凄いと思う。だが、関心もしてはいられない。愛は人知れず決断する。

 

 

「「だって…」」

 

「分かりやした…自分がお二人の3年間を責任をもってお守りしやす」

 

「はぁ?!守るってどうするつもりだよ愛兄。」

 

「そうよ!それに、少なからずクロードが見張りにつくわ!」

 

「安心してくだせぇ。見張りよりも、より身近な場所で支えやす。」

 

「「??」」

 

 

 

こうして、長い長い夜は老けて行った。2人が各自寝室やら家やらに戻った頃、愛もまた発言を行動に移していた。携帯を片手にある伝手へと連絡を入れる。

 

 

 

「愛だ。教員免許、とってたよな?あぁ、場所は凡矢理高校だ。」

 

 

こうして、休日にお二人のデートがあったことも知らずに愛は一人、準備のため寝る間も惜しんで勉強し続け、3日もただずに全教科の高校の範囲を頭に叩き入れたという。

 

 

 

―――――――――

 

 

「こんな感じで自分は今、教師としてここに居るんです。」

 

「「そうじゃなくて…」」

 

「教員免許をとるために!」楽

 

「どんな方法を使ったのかを!」千棘

 

「教えろって言ってんだよ!」「教えなさいって言ってんのよ!」

 

 

 

波乱万丈なニセコイ物語はまだ始まったばかり

 

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