ペニーワイズは〇〇をオススメするようです   作:名無しの墓

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色々な方々の作品を拝見して来ましたがはじめて二次創作をしてみたいと思い筆を取りました。
スマートフォン投稿で見辛いかもしれませんが読んでいただけたらいいなと思っています。
何か気付いた事があれば指摘いただきたいと思います。



ペニーワイズは電脳少女シロをオススメするようです

土砂降りの雨のなかを少年が走っていた。

彼の名はジョージー。

本来なら着ている黄色のレインコートが似合う可愛らしい少年なのだかその表情は鬼気迫っていた。

その時、側溝を流れていた彼のスマートフォンが排水溝へと流れていった。

 

「畜生、僕のスマートフォンが!」

 

彼はFGOの周回作業中に寝落ちしてしまいイベント周回に出遅れていた為、やってはいけないのだが歩きスマホをしていた最中に不注意から側溝へとスマホを落としてしまったのだ。

 

地面に這いつくばっり排水溝を覗くジョージー、視界も悪くスマホを見失ってしまう。

 

(くそ、これでまた周回効率が落ちる。幸い引き続きコードは控えてるからタブレットで続きをするか。)

 

彼は歴戦の課金兵にして収入から余裕のある分を趣味につぎ込む漢であった。

 

諦めて立ち上がろとするジョージー。

 

その時、不思議な事が起こった。

 

排水溝の中から胡散臭いピエロが此方を見上げていたのだ。

ピエロは陽気な声でジョージーに話かけてきた。

 

「やあ、ジョージー。イベントを楽しんでいるかい?」

 

彼は首をふってピエロに悪態をついた。

 

「寝落ちしたから、取り戻す為に歩きスマホしちまってあんたがいる排水溝の中に落としちまった所だよ」

 

ピエロは申し訳ない表情をしながら言葉をかえした。

 

「おや、そいつは悪い事を聞いたね」

 

ジョージーはピエロを不審者を見る目で睨み付けながらピエロにかえした。

 

「そもそもあんた誰だよ、名前を教えてないんだけど。あと、僕の個人情報をどこで手に入れた。場合によっては出るとこ出るよ」

 

するとピエロは慌てた様子で彼に弁解をした。

 

「待ってくれ、私はペニーワイズって名前だ。あと、君は近所でも有名な課金兵なんだよ」

 

するとジョージーは何ともいえない顔をして周囲の評価に顔をしかめた。

 

慌ててペニーワイズは彼を励ます為に話かけた。

 

「周回作業は、眠くなるからね。作業動画は見てないのかい?」

 

「集中力が切れるから周回作業の効率が落ちるから見てないよ」

 

するとペニーワイズはニヤリと笑いながら話かけた。

 

「電脳少女シロって知っているかい?今のキミにオススメなんだよ」

 

首を横に振るジョージー。

 

「電脳少女シロは今ではメディアにも紹介される様になったVtuberだよ、彼女はアイドルとして武道館でコンサートを夢見る女の子さ。興味がわいてきただろう」

 

しかし、ジョージーは笑顔で立ち上がりこうかえした。

 

「作業動画をみながらの周回は参考にさせて貰うよ、TUTAYAでIT借りてくる」

 

立ち去ろうとするジョージー。

 

「俺の元ネタの映画を借りるな!」

 

ペニーワイズは更に続けた。

 

「シロちゃんは、2017年6月28日から現在も毎日YouTubeに毎日動画投稿をしているんだ、しかもどれも可愛い」

(2018年9月2日現在)

 

「ペニーワイズは12月からファンになった中期組だが、仕事とFGOの周回しかなかった私にシロちゃんは光を希望をくれたのだよ」

 

「そして様々なゲームを実況しながらのリアクションはどれも可愛い、特にホラーゲームは殺人鬼側で楽しそうに追いかける所はとてもキュートだね。だがゾンビゲームとか怖がるシロちゃんも愛らしい」

 

「日本のVtuberなんだろ、アメリカンがネイティブな日本語を聞き取れるかよ」

 

「それは違うぞジョージー、彼女は語学力がとても高い。

英語は勿論、ドイツ語スペイン語も話せる」

 

「何より彼女はクレバーな一面も持っているVtuber人狼で狂人としてゲームを人狼側に有利になるように立ち回った時は興奮したものだ」

 

「一番素敵な所は彼女はファンを大切にしている所だ。今でこそ活躍している彼女だが動画投稿をはじめての半年間近くはチャンネル登録数も伸びず低迷していた。それでも彼女は毎日投稿を続けた。この時は1人1人のコメントに目を通して返信もしている」

 

「ある日ニコニコ動画で彼女の動画が急上昇した、そこからチャンネル登録も伸び出した。彼女の地道な活動が身を結んだのだ。」

 

このままだと延々と話しそうなピエロと別れる為にジョージーは別れの言葉をかけた。

 

「ヒドイ雨だし、電脳少女が可愛いのはわかった。帰ってタブレットにゲームをインストールしたいから帰るよ」

 

ペニーワイズはジョージーが落としたスマホを取りだし見せた。

 

「僕の完全防水のスマホだ!」

 

「これを返すから良かったら帰ったらシロちゃん動画を見てほしい」

 

「じゃあ、見てみるよ。僕のコメントにも返信してくれるかな?」

 

「え、うん。してくれるよ」

 

(今では、忙しくてできないだろうけど)

 

スマホを受け取る為にうずくまり手を伸ばすジョージ。

 

「シロちゃんはいいぞ。ジョージー」

 

無表情で呟くペニーワイズ。

しかし、その表情が般若の如く変わり叫んだ。

 

「お前もシロちゃんに魅了されシロ組さんになるんだ!」

 

叫ぶジョージー。

 

 

 

 

 

そこは悲しみに包まれていた。1人の人間の葬儀が行われていたからだ。

神父は死者に悲しみと哀れみのこもった声で彼が救われるように神の言葉をかけ遺族を慰めていた。

 

「ジョージーは死んだ」

 

「彼は思っていた以上にシロ組さんになってしまった」

 

「普段からゲーム周回で寝不足なのに睡眠時間を更に削ったからだ。彼にとって彼女の為に使う時間はゲームと等しくなったからだ、だから彼は睡眠時間を削る選択をしたのだ」

 

「彼は彼女の生誕祭を喜び彼女の歌に涙した」

 

「そしてVtuberカラオケ生放送でラムのラブソングを聴き興奮が最高潮になった。そして放送終了後満ち足りた表情でその生涯を終えた。ただでさえ寝不足で衰弱していて不整脈をおこしていたのに気付くことが出来なかったからだ」

 

「しかしジョージーは我々に教訓を残した、睡眠を休む事の大切さを」

 

兄のビルは頓珍漢な事を呟いていた。

 

「ミライアカリはポンコツエロいな」

 

 

 




処女作を読んでいただきありがとうございます。
今後は紹介したい物を作品にしていきたいと思います。
いずれは長編を書ける様に頑張っていきたいですね。
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