ネタが思いつかず、動画を漁ったりソシャゲをしたりなどダラタラと過ごしておりました。
今回も本棚の漫画を読みかえしていたら思いついた為、何とか執筆することが出来ました。
短いですが楽しんでいただけると幸いです。
土砂降りの雨のなかを少年が走っている、彼の名はジョージー趣味に全力投球する漢だ。しかし、その表情は鬼気迫っていた。
彼はまたスマートフォンを側溝に落としていた、案の定流れている。
そしてあのピエロがいる排水溝へと流れていった。
「もう、テンドンはやだよ」
すかさず、屈むジョージー。目を凝らすがスマホは奥へと流れてしまったようだ。ペニーワイズとかかわり合いたくないジョージーはその場から立ち去ろうとする。
その時不思議なことが起こった。
「やあ、ジョージー」
前回、爆殺したはずのペニーワイズが笑みを浮かべて此方を見上げこう言った。
「バーコードファイターって漫画知ってる?」
首をふるジョージー。
「えー、とっても面白いのに。貸すから読もうよ」
「聞いたこともない、ドマイナー漫画奨めるなよ。もう騙されないからな」
顔をしかめながら反論するジョージー。
悲しそうな顔をしながらペニーワイズはジョージーを説得しようとする。
「確かに、メジャーとはいえないし。ペニーワイズが子供の頃の漫画だ」
さらに、ペニーワイズは早口で捲し立てる。
「だが、舞台は未来に近くVR技術の高い世界だ。王道のバトル漫画であり、主人公と周りのキャラクターとの青春物語だ。興味わいてきただろう?」
「VR技術ね。それならSAOのコミカライズ版を読むよ」
笑いながら立ち去ろうとするジョージー。
「あいや、待たれよ」
慌てて止めようとするペニーワイズ。
「取り敢えず此れを見てほしい」
そういってコミックの表紙を見せるペニーワイズ。
「カワイイコが表紙を飾ってるじゃないか」
興味深い表情で返事をするジョージー。
「そうこの子が主人公に恋する有栖川桜ちゃんだ。この子に恋するライバルもいて面白いぞ。貸すから読みなよ、むしろ読め」
今まで散々ペニーワイズに騙されたせいか警戒するジョージー。
「んー、前回の事を根に持ってるようだね。でもキミも私を爆殺したからイーブンにしようよ。スマホだっていっしょに返すから」
「それに、古代バーコード文明という中2病をくすぐるワードもあるしサービス回だってある読んでほしい」
「上下巻って内容は薄くないよね?」
どこか不安げな表情を浮かべながらペニーワイズに訪ねるジョージー。
「えっ、むしろこの濃い作品が上下巻に収まっているのに驚くぞ」
どこか警戒をしながら手を伸ばすジョージー。
「バーコードファイターは深いぞ」
いつもの胡散臭い笑顔で呟くペニーワイズ。
「我々の世代に業を背負わせるほど深い」
そして般若のごとく表情を変えて叫んだ。
「そして同時の我々の気持ちを追体験しろ!」
ジョージーの手を力強く掴む。
「やっぱりテンドンじゃん!」
叫ぶジョージー。
場所は変わり墓場、その場所は悲しみに包まれていた。
誰もがその人物の死を悼んでいた。
神父は参加者の悲しみを癒す様に言葉を紡いだ。
「ジョージーは死んだ。桜ちゃんの未来のパラレルワールドの展開に耐えることが出来なかったからだ」
神父の言葉はさらに続く。
「桜ちゃんの秘密、打ち切りエンドまでは耐えれたがパラレルワールドの上級者向け世界感に心が耐えきれなかったからだ」
「絶望の表情を浮かべたまま彼は冷たくなった姿で発見された。その近くには読み終えた漫画があったのでおそらく死因はショック死ではないかとのことだ」
神父は悲しみにみちた言葉でこう締めた。
「それにしても、上連…いや小野先生によって性癖が歪んだ。じゃなくて広がった人はどれ位いるのだろうか」
兄のビルは涙を流しながら呟いていた。
「ジョージー、お前はこっちに来るのはまだ早かった」
ビルは歴戦の兵だったようだ。
今回もこの作品を読んでいただきありがとうございます。
同時バーコードバトラーで遊んでいたためこの漫画は欠かさす読んでいました。私は桜ちゃんのことに関してはそこまでショックを受けた人間ではありませんでした。
むしろ、パラレル作品にダメージを受けた方ですね。