ISーマテリアルズの魂を持つ者ー   作:レリ

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皆様おはようございます!

皆様のおかげでお気に入り登録が100人を突破しました!今回は特別編みたいな感じなのですが、一応本編とも繋がっています。そして、この回は皆様に叩かれる覚悟で書きましたのでここはダメというのがありましたら感想までお願いします。先に言ってしまうと、オリキャラが出ます。

では、マテリアルズの魂を持つ者、特別編。どうぞ。


お気に入り登録100人突破記念

「さて、ここが束さんに指定されたポイントのはずだけど」

 

 

ども、姫柊龍輝です。俺は今、数時間前に束さんからメールで『リュウ君に会わせたい人がいるからこのポイントに来てね~』と届いたので織斑先生から外出許可を貰い、指定されたポイントに来たのだ。ちなみに海辺だ。

 

 

(会わせたい人って誰なんだろう・・・。見当もつかん)

 

『ハロー、リュウ君~』

 

「ッ!?」ビクッ!

 

 

何もないところから急に声がした。

 

 

(どこから束さんの声がっ!?)

 

 

周りをキョロキョロしてるとまた束さんの声がした。

 

 

『にゃははは、驚かせてごめんね~。ちょっと待ってて』

 

 

水面に黒い影が見え、水面から出てきたのは潜水艦だった。

 

 

「あぁ、そういや、束さんのラボは潜水艦だったな」

 

 

前に一度行った時のことを思い出してると、ハッチが開いて『どうぞ~』という束さんの声がしたので潜水艦の中に入る。

 

 

「やあやあ、久しぶりだね~リュウ君!」

 

「お久しぶりです、束さん」

 

 

束さんにあいさつをした後、後ろから気配を感じ、振り替えると女の子に抱きつかれた。

 

 

「お久しぶりです、龍輝お兄様」

 

「クロエも久しぶり。あと、気配を消しながら近づかないでくれませんかね?」

 

「それでも気配を感じとったお兄様も流石です」

 

「ちょっとびっくりしたけどね」

 

「クーちゃん、クーちゃん。私のこともお母さんって呼んでいいんだよ?」

 

「束様は束様です」

 

「そのやりとり以前も見たぞ・・・」

 

 

俺に抱きついてきた少女はクロエ・クロニクル。以前束さんが研究所を破壊した時にいた子を拾ってきたんだとか。クロエは年齢的に俺の年上になるのに、兄と慕っている。以前その事を聞いたら「お兄様はお兄様です」と言われ、年齢は言わない方がいいとその時思った。

 

 

「ところで束さん、俺に会わせたい人って誰ですか?」

 

「おお、そうだったね。んじゃちょっと待ってて~」

 

「わかりました」

 

 

なにか準備でもあるのか束さんが奥の部屋に入っていった。俺は近くのイスに座り、束さんを待ってると。

 

 

「お兄様、お茶です」

 

「お、ありがとう。クロエ」

 

 

クロエがお茶を持ってきてくれた。お茶を一口飲むと、体の真まで暖まる。

 

 

「うまいな」

 

「ありがとうございます。練習しておいしく淹れることができるようになったんですよ」

 

「料理の方はどうだ?」

 

「個人的にはまだまだだと思っているのですが、束様はいつもおいしいとしか言ってくれなくて」

 

「じゃあ、今日のお昼食べさせてくれないか?腕を上げたクロエの料理を食べたいからな」

 

「はい!頑張って作ります!」

 

「楽しみにしてるよ。料理でわからないところがあれば言ってくれよ」

 

「ありがとうございます!」

 

 

以前、ラボにいた時にクロエに料理を教えていた。俺は料理は出来るけど一夏ほどではないので人に教えられる立場ではないと思っているのだが、クロエが教えて欲しいと言ってきたので教えた訳だ。

 

 

「お待たせ~、リュウ君」

 

 

奥の部屋に入っていった束さんが戻ってきた。

 

 

「束さん、会わせたい人はどこですか?」

 

「えっとね~、今私の後ろに隠れてるんだけど~」

 

 

(束さんの後ろに隠れられるほど幼い子なのか?)

 

 

と思った次の瞬間

 

 

「お、お兄ちゃん」

 

「え?」

 

 

声のした方を見ると束さんの後ろから顔を出している少女が見えた。

 

 

「え、まさか、琴音か?」

 

「うん、久しぶり。お兄ちゃん」

 

 

束さんが連れてきた少女はまさかの俺の妹の姫柊琴音(ひめらぎことね)だった。

 

 

「な、なんで琴音が束さんのところにいるんだ?琴音は中学校どうした?」

 

「私が説明するよ、リュウ君」

 

 

動揺しながら疑問に思ってることを聞くと束さんが説明してくれる。

 

 

「えっとね、コトちゃんは今中学校で軽いイジメにあってるの」

 

「なっ!?なんで琴音がイジメられるんですか!?まさか・・・」

 

「そのまさかだよ、リュウ君。イジメの理由はね、君がISを起動させちゃったからなんだよ」

 

「やっぱり俺のせいで琴音がイジメられてたか。で、イジメの主犯格はどうせ女性権利団体の娘とかですよね」

 

「ご名答だよ。女性権利団体の娘を筆頭にいろんな嫌がらせを受けてきたんだよ。コトちゃんは」

 

「俺のせいでごめんな、琴音」

 

「ううん、お兄ちゃんが悪い訳じゃないよ」

 

「で、束さんが琴音と一緒にいる理由は何らかの方法で琴音が束さんに連絡をとり、ラボに運んだというわけか」

 

「正確には運んだというより拉致られた感じだったけどね」

 

「束さん、どういうことか説明してくれませんか?」

 

 

最後に琴音が言ったことを束さんに問い詰める俺。この段階で気づいた人はいるかもしれない、だからあえて言おう。俺はシスコンだ!!

 

 

「え、えっと~、リュウ君、顔が怖いよ~」

 

「大事な妹を拉致るなんて、騒ぎがおきたらどうするんですか」

 

「大丈夫、大丈夫。ちゃんと人目のつかないところでやったから☆」

 

「拉致ったこと認めてるじゃないですかっ!!」

 

「うきゅッ!!」

 

 

めっちゃドヤ顔で言い放った束さんにチョップする俺。

 

「うぅ、リュウ君痛いよ。割りと本気でやったよね?」

 

 

チョップした部分を擦りながら聞いてくる束さん。

 

 

「はい。本気でやりました。で、俺を呼んで琴音と再会させてどうするつもりなんですか?」

 

「よくぞ聞いてくれました!実はコトちゃんは我がラボでは生活できないのだよ。理由はわかるね?」

 

「逃亡生活だから中学生の琴音を同伴するわけにはいかないってところですよね」

 

「正解~☆だからコトちゃんはリュウ君のところで生活ってことで」

 

「は?」

 

 

束さんの突然の発言に固まる俺。

 

 

「え?琴音がIS学園の寮の俺の部屋で生活?いやいやいやいやいや、ちょっと待ってください束さん」

 

「お兄ちゃんは私と生活するのは嫌?」

 

 

上目遣いで見てくる琴音が言ってくる。

 

 

「いやいや、そんな事はないぞ。妹よ。ただ、寮長が許してくれるかどうかわからないんだよ」

 

「それなら問題ないよ!今朝、ちーちゃんに言ったらOKだって!」

 

「準備が早すぎる・・・」

 

 

そこで俺は気づいた。外出するのに織斑先生から許可をもらった後、寮長室を出る際に「久しぶりの再会だな」って言ってたことを。あれは束さんとの再会ではなく、琴音との再会の意味だったのだ。

 

 

 

「寮長から許可を貰っているのならいいか」

 

「じゃあ、お兄ちゃん。これからよろしくね♪」

 

「おう。また一緒に生活できるな」

 

「うん!」

 

『皆様、お昼の用意ができました』

 

 

クロエが通信で言ってきた。

 

 

「はーい!すぐに行くね~クーちゃん!ほら、リュウ君もコトちゃんも早く!」

 

「すぐに行きます!クロエの料理楽しみだな」

 

「クロエ姉ちゃんの料理はおいしいよ。私も教えてたからね」

 

「琴音からも教わったのか。こりゃ早く食べたくなってきたな。急ぐぞ、琴音!」

 

「うん!」

 

 

 

 

 

 

琴音と話していたらいつの間にかお昼だったようで、クロエが作った料理を食べてから帰ることに。ちなみにクロエの料理はすごくおいしかったらしい。

 

 

 

 

 

 

「そういえばお兄ちゃん、シュテルたちはお留守番なの?」

 

「いや、留守番でも良かったんだが皆が一緒に行くときかなくてな。目立つから量子化して・・・」

 

「ど、どうしたの、お兄ちゃん。急に顔が青くなったけど。まさか・・・」

 

「束さん、このラボで模擬戦ができるところありますか?」

 

「あるよ~、着いてきて」

 

 

顔を青ざめながら束さんの後を着いていって、広い場所に出た。そこで俺は皆に退室して貰い、シュテルたちを呼び出す。目の前に光が集まっていき、シュテルたちが姿を現す。全員武装した状態で。

 

 

「マスター、どれだけ私たちを待たせるのですか?」

 

 

ルシフェリオンを構えながら聞いてくるシュテル。

 

 

「僕たちずっと待ってたんだよ~」

 

 

バルニフィカスを大鎌モードにするレヴィ。

 

 

「主よ。なにか言い分はあるか?」

 

 

シュベルトクロイツに黒い光を集めて魔力砲の発射準備万全のディアーチェ。

 

 

「うふふふふ」

 

 

ユーリに至っては新武装《魄翼》を展開して黒い笑みだ。

 

 

(案の定、皆怒ってるな。こうなったら戦うしかないな。勝てる自信マジでないけど)

 

 

「皆、ごめんな。正直に言う、忘れていた。だから、鬱憤をはらしてくれ。俺も全力で応えよう!」

 

 

俺はバハムートを展開する。

 

 

「マスター!」

 

「ご主人ー!」

 

「主ー!」

 

「マスター!」

 

 

一斉に攻撃を仕掛けてくる皆に俺も立ち向かう。結果として俺は負けました。途中までは良かったんだがユーリの新武装《魄翼》になす術もなく敗れた。《魄翼》を作ったのは俺だがあそこまでの高性能とは思ってもみなかった。

 

 

「忘れていて申し訳ありませんでした。シュテルたちは琴音のこと聞いてたか?」

 

「はい。しっかりと」

 

 

ボロボロの俺がシュテルたちに謝りながら琴音のことを聞くと、量子化してても話は聞こえるらしく、最初から最後まで聞いてたらしい。

 

 

「私たちはいいのですが、カンザシにはお伝えしなくてよろしいのですか?」

 

「そうだな、簪には言っとくか。メールしとくわ。『俺たちの部屋に一人増えても大丈夫か?』と」

 

 

ピピッ!

 

 

「返信はやっ!?どれどれ」

 

 

送って数秒で返信が来たことにびっくりしながらメールを見ると『女の子?』とあったので『俺の妹』と返信したらまたすぐに返信が来て『いいよ』とあった。

 

 

「よし、相部屋の女子から許可もらったぞ。琴音」

 

「ねぇ、お兄ちゃん。お兄ちゃんの相部屋の人って女の人?」

 

「あの、琴音?目に光が灯ってないよ?」

 

「女の人?」

 

「はい、そうです・・・」

 

「へぇ~・・・」

 

 

(まずい・・・)

 

 

そう思った俺は過去の簪の時と同じように目に光が灯ってない琴音に言い訳する。

 

 

「琴音、相部屋が女子というのは仕方ないんだ。部屋がいっぱいで女子と相部屋するしかなかったんだ。考えてみろ、IS学園は女子高だぞ。そこに異例の男子が二人も入ったんだぞ。仕方ないと思ってくれ。頼む」

 

「まぁ、確かに仕方ないよね。そこに私が住まわせてもらえるんだからわがまま言わないよ」

 

「わかってくれただけで感謝してるよ」

 

 

簪の時のように大事にならなくてよかったと思った。

 

 

「じゃあお昼も食べ終わって一暴れしたから帰るか。束さん、琴音のことありがとうございました」

 

「私からもありがとうございました」

 

 

兄妹揃って頭を下ろしてお礼を言う。

 

 

「いいってことよ。じゃあ、リュウ君、コトちゃんのことよろしくね」

 

「はい!」

 

「ところで学園にはどうやって帰る?私が送る?」

「マナで帰ろうかと思ってます。そして後者はどうやって送るのかが気になりますが」

 

「送り方は移動用ロケットだよ」

 

「マナで帰ります!」

 

 

束さんの送り方は異常だと思った。

 

 

(てかロケットを移動用としてつくるか普通!?さっきから思ってること失礼だな、俺)

 

 

「うん、確かに失礼だね」

 

「さらっと心を読まないでください。ごめんなさい」

 

「罰として私が送るね」

 

「罰って・・・」

 

「お兄ちゃん、これはお兄ちゃんが悪いよ」

 

 

 

というわけで束さんお手製の移動用人参型ロケットで学園に帰ることに。ちなみに琴音も一緒だ。

 

 

「あの、束さん!これって安全ですよね!?」

 

「大丈夫だよ~、ちょっとGがかかるくらいだから」

 

「そのGってちょっとじゃないよね!?めっちゃかかるよね!?」

 

「お兄ちゃん、口閉じてないと舌噛むよ」

 

「まさか琴音はすでにこれに乗ってるのか」

 

「うん、ここに連れてこられたときにね」

 

「おいこら天災科学者ー!!中学三年生になんてもん体験させてんだーーー!!」

 

「舌噛んでも知らないよ~、リュウ君。では、発射~☆」

 

 

ピッ!

 

 

ゴオォォォォォォォンッッッ!!!

 

 

 

「うおおおおおおおおっっ!?」

 

 

 

ロケットに乗って琴音から聞いた瞬間束さんに文句言ってると当の本人は構わずにロケットの発射スイッチを押し、俺と琴音を乗せたロケットはIS学園に向かって発射された。

 

 

 

 

 

 

その後、舌を噛まずに無事にIS学園に着いたがロケットから降りた瞬間織斑先生からこっぴどく叱られた。織斑先生のお叱りが終わった後、部屋に戻り簪に琴音を紹介した。上手くやっていけるかなと思っていたが、案外早くに仲が良くなり、琴音は簪のことを「簪お姉ちゃん」と呼ぶようになった。

 

 

簪と琴音が話に花を咲かせてる間に俺は、琴音をイジメてた奴らにどんな復讐をしてやろうかと考えていた。

 

(復讐するとしてももう中学には連絡いってるから大丈夫か。イジメてたやつが急にいなくなってどこに行ったかと思ったらIS学園に転校したと聞いたらどうなるかな。女性権利団体が琴音を誘拐して俺と琴音を殺そうとしてくるかもしれないからな。琴音には自衛の武装を渡しておくか)

 

 

まだ琴音は中学三年生だが、IS学園で保護するという形になった。もちろん、IS学園で中学の勉強をして、来年IS学園に入学するという話にもなっている。

 





特別編を読んでいただき、誠にありがとうございました!5000文字突破というかなり長くなってしまい申し訳ありません。(土下座)

オリキャラの姫柊琴音のプロフィールです。



姫柊琴音(ひめらぎことね)CV.竹達彩奈

中学三年生。容姿はデート・ア・ライブの琴里に似ている。赤い髪をポニーテールかストレートに下ろしたりしている。ツインテールにすると母に似すぎてしまうので、ツインテールにはしない。デート・ア・ライブの琴里のようにリボンで性格が変わるというのはない。龍輝と同じぐらいのブラコンでもある。


だいたいこんなところでしょうか。この先も付け加えることがあるかもしれないです。


束「ちなみにコトちゃんはIS適性があるよ~」

およ、束姉さんいらっしゃいです。

束「おや?作者クンは私のことを姉さんと呼ぶんだね。なんでかな?」

あ、いえ、私的に束さんは姉さんって感じなので束姉さんと呼んでしまいました。気にさわったのならごめんなさい。

束「謝らなくて大丈夫だよ~。むしろ姉さんと呼んでくれて嬉しいかなぁ」

ありがとうございます。束姉さんのいう通り、琴音にはIS適性があります。龍輝が最後に思っていた自衛の武装はISです。琴音の専用機にするのですが、龍輝と同じようにガンダムにしようと思ってます。でも、まだなんの機体にするか悩んでます。このガンダムがいいと思う方は感想まで宜しくお願いします!

束姉さん「お願いね~」


長くなってしまい申し訳ありません。これで、特別編を終わりにします。皆様、ありがとうございました!良い一日を。レリでした!




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