皆様こんにちは、レリです。
最近寒いですね。そしてネタがそんなに浮かばなくなってしまった自分が嫌です・・・。
それではマテリアルズの魂を持つ者、第十話です。どうぞ
朝食を食べ終え、簪と通学中。
「ねぇ、龍輝。右目隠さなくていいの?」
簪が心配そうに聞いてくる。それも当然、俺は今前髪を少し整えたけど右目は隠していない。
「このままでいいんだ。この秘密はいつかバレるだろうからな。それに、この右目にも向き合わなきゃいけないと思ってな」
「そっか。右目の赤い瞳、きれいだよ」
「ありがとう」
「そういえば、中国から代表候補生が転入してくるらしいよ」
「中国か・・・」
(中国と聞くとあいつが頭に浮かぶが・・・。はたして誰が来るのやら)
簪から転入生が中国だと聞いてある人物を思い出す。
「じー・・・」
「な、なんですか?簪さん」
「中国の代表候補生は龍輝と何かしら関係があるよね?」
「なんでわかった?」
「女の勘だよ」
「へ、へぇ~・・・。ま、まぁその代表候補生が俺が知ってるやつとは限らないからな。それにあいつは一夏狙いだからな」
(女の勘というのはどうしてこんなにも鋭いのだろうか)
その勘が好きな人に対することならより鋭くなるのは当然だろう。
「最後の言葉を聞いて安心したよ」
「なんて?」
「なんでもない」
簪の言葉が聞き取れなかったので再度聞こうとしたら「なんでもない」でしめられた。
「そっか。とりあえず早く教室に行くか。校舎まで入って遅刻したらシャレにならんからな」
「そうだね」
「んじゃ、またな」
「じゃあね」
俺と簪はそれぞれの教室に向かった。俺は教室に着いて入りながらあいさつをする。
「おはよー」
「おう、龍輝。おは・・・」
「り、龍輝・・・」
「お二人ともどうかなさいましたの?あっ、龍輝さんおは・・・え?」
あいさつをすると一夏から順に箒、セシリアがあいさつをしようとするが、三人とも途中で固まってしまった。否、クラスの全員が固まってしまった。理由は簡単、龍輝の目を見たからだ。
「り、龍輝。その目はいったい?」
「自己紹介の時におっしゃっていた右目の事情とはそのことだったんですの?」
箒とセシリアが動揺しながら聞いてくる。が、一夏だけは。
「出すようにしたんだな。その目」
「あぁ。覚悟を決めたよ」
そう、一夏は龍輝の目を知っていたのだ。
「皆、この右目はカラーコンタクトじゃないんだ。正真正銘俺の目はオッドアイなんだ。気味が悪ければ言ってくれ、次からは右目を隠すようにするから」
「だからそれを嫌うやつはいないって。なあ、皆!」
一夏がクラスの皆に聞く。すると次々に。
「織斑君の言うとおりだよ!姫柊君!」
「最初は驚いたけど嫌うことなんてないよ!逆にキレイで見とれちゃった!」
「赤と青の瞳もイケてるよ!」
「みんな・・・」
「な?言ったろ?」
「あぁ。みんなありがとう」
(簪、君の言うとおりだったよ)
「一夏はこのことをいつから知ってたんだ?」
「中学の時だよ」
「それなら私も知らないのは当然か」
「箒と再会しても龍輝の目のことは黙っとくつもりだったしな。龍輝に口止めされてたし」
「口止めとは用心深いな」
「当たり前だ。この目で友達が一人減ると思ってみろ。絶望だぞ」
「いや、そこまでか・・・」
「まぁ、この目の話は終いだ。もっと聞きたいことがある人は放課後とかにでも来てくれ」
「「「はーい!」」」
クラスの半数以上が返事をしたことに思った。今日は早く帰れないだろうなと。
「そういや今日、中国の代表候補生が転入してくるんだってな」
「その子のクラスは2組らしいよ~」
その情報をどうやって入手したのだろうか。
「中国か・・・」
俺の話を聞いた一夏が考え始めた。
「一夏、中国の代表候補生があいつとは限らないぞ」
「そ、そうだな」
二人して中国で心当たりがある人物を想像するがそれはないと思いたい。
「今度のクラス対抗戦は私たち1組が優勝よ!」
「そうね!なんてったって私たちのクラスには専用機持ちが三人もいるんだから!」
「専用機を持ってるのは1組と4組だけでしょ?楽勝よ!」
クラスの女子が言い始める。
「ひどい言い方になってしまうが忘れるなよ。俺らはあくまで応援だ。戦うのは一夏だぞ」
「大丈夫だよ、姫柊君!」
「応援頑張るから!織斑君、頑張って!」
「お、おう。なぁ、龍輝。俺、お前にフルボッコされたのになんでクラス代表なんだよ?」
「前にも言ったろ?俺は面倒だったから辞退したし、セシリアは一夏に任せるって辞退したからだよ」
「お前は昔から面倒事を俺に任せてきたよな」
「くだらない悩み事を俺に相談してきてたのはどこのどいつだ?」
一夏が昔のことを言ってきたので俺も一夏に昔のことを言ってやる。
「お前たちの話はどっちもどっちだぞ」
「その通りですわね」
話を聞いていた箒とセシリアに呆れられていた。
ガラッ!
「その情報古いよ」
まだ先生たちが来る時間でもないのに扉が開き、聞き覚えのある声がしたので一夏と俺は扉を見る。
「あれ?」
「マジか・・・」
「2組にも専用機持ちが増えたのよ。この中国代表候補生、鳳鈴音がね!」
そこに立っていたのは一夏のセカンド幼馴染で俺の友人の鈴だった。
第十話を読んでいただき誠にありがとうございました!
やっと鈴を出せました。出すのにだいぶ遅れましたが・・・。次回は琴音を出そうと思ってます。そして琴音の専用機も。琴音の専用機について感想をいただきました。専用機はアカツキでいこうと思います。当然、オリジナルパックを装備してです。感想をくれてありがとうございました!
それでは皆様、良い一日を。レリでした!