ISーマテリアルズの魂を持つ者ー   作:レリ

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皆様こんにちは、レリです。

先日、『魔法少女リリカルなのはDetonation』を観てきました。二週目と三週目を観に行くつもりです。Blu-ray買わなきゃ。

そして今回は無理やりですが琴音と専用機を出しました。専用機はアカツキです。アカツキにオリジナルパックを作ったのですが、やってしまった感がハンパないです・・・。叩かれる覚悟です・・・。

それではマテリアルズの魂を持つ者、第十一話です。どうぞ



第十一話

「この中国代表候補生、鳳鈴音がね!」

 

 

腰に手をやり、胸を張る鈴。

 

 

「鈴じゃないか!」

 

「久しぶりね、一夏」

 

「中国で元気にやってるかと思ってたらまさか代表候補生になって日本に戻ってくるとはな」

 

 

机に寄りかかりながらそういう俺。

 

 

「あら、龍輝も久しぶりね」

 

「久しぶりだな、鈴」

 

 

鈴に顔を向け、右目を見せる。

 

 

「ちょ、あんた、その目どうしたのよ!?」

 

「うん、予想通りの反応をありがとう」

 

 

中学時代を一夏と鈴と俺の三人で過ごしたが右目を知っていたのは一夏だけだ。

 

 

「一夏!あんたは龍輝の目のこと知ってたの!?」

 

「そうだよ」

 

「二人の秘密ってことだったのね」

 

「理解が早くて助かるよ」

 

 

(鈴はこういうところは鋭いからな)

 

 

「龍輝、あんた今失礼なこと考えてない?」

 

「そんな事ないぞ」

 

 

(危ない危ない。なんでこうも皆は俺の考えを読むの?)

 

 

「そんな事より鈴、入り口を塞ぐとある人に迷惑がかかるぞ」

 

「ある人って誰よ」

 

「姫柊の言うとおりだ」

 

 

せっかく遠回しに注意してやったのに無駄だったようだ。鈴は顔を青くしながら声がした方向、後ろに顔を向けると織斑先生が立っていた。

 

 

「ち、千冬さん!?」

 

 

スパァァァァァンッッ!!!

 

 

教室に鳴り響く音。久々の出席簿アタックが鈴の頭に炸裂した。

 

 

「学校では織斑先生と呼べ。それと早く自分の教室に戻れ」

 

「は、はい・・・」

 

 

叩かれた部分を涙目で擦りながら教室を出ていきながら。

 

 

「一夏、また来るから!」

 

 

そう言い残していった。

 

 

「お前ら席につけ。HRを始めるぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで午前の授業を終わりにする」

 

「起立、礼!」

 

『ありがとうございました!』

 

 

クラス代表の一夏の声に合わせて礼をする。

 

 

「龍輝、昼飯食いに行こうぜ」

 

「おう、行くか」

 

「私たちもいいか?」

 

 

食堂に向かおうとすると箒が声をかけてきた。隣にセシリアもいる。

 

 

「おう、んじゃ四人で食うか」

 

「あ、あぁ。悪いな、一夏と一緒に飯を食いたいだろうに」

 

 

後半を箒に小声で言う。

 

 

「か、構わない。龍輝にはあの中国のやつについて聞きたいことがあるからな」

 

 

箒も同じように小声で言ってくる。

 

 

「察してると思うが鈴は一夏狙いだからな」

 

「またライバルが増えた・・・」

 

 

そう言い、うなだれる箒。

 

 

「俺としては箒が一夏とくっついて欲しいんだがな」

 

「な、ななななな///!?」

 

 

顔を真っ赤に染め、慌ててる箒。

 

 

「龍輝はなぜ私に協力してくれるのだ?」

 

「箒とは一番古い付き合いだし、一夏もなんとなくだが箒を意識してる時があるしな。それに、一夏はセシリアと鈴には合わない気がするんだよ。だが箒とは合う気がするんだよ。一番信頼しているからなのかわからんがな」

 

「龍輝・・・」

 

「っ///ほら、さっさと食堂に行くぞ。一夏たちに置いてかれる」

 

「あ、あぁ」

 

 

(我ながら恥ずかしいことを言ってしまったな)

 

 

顔を少し赤くしながら少し前にいる一夏たちに今の自分の顔を見られないように下を向く。

 

 

「ふふ」

 

「な、なんだよ」

 

「いや、龍輝があそこまでカッコいいことを言うのだなと思ってな」

 

「うるせっ///」

 

「ありがとう、龍輝。おかげで少し楽になったよ」

 

「そりゃ、よかった」

 

「たまにカッコいいことを言うのも悪くないと思うぞ」

 

「その通りだよ、龍輝」

 

「どわっ!?」

 

「えっ!?」

 

 

箒と話してたら後ろから突然声がしたことに驚く箒と俺。二人して左右に飛びながら後ろを確認すると簪がいた。

 

 

「か、簪。驚かすなよ」

 

「龍輝の姿が見えたから追いかけたの。びっくりした?」

 

「うん、マジでびっくりした」

 

 

簪と話してる間に箒は呼吸を整えている。

 

 

「龍輝、その者は?」

 

「俺のルームメイトだよ」

 

「篠ノ之さん、だよね。篠ノ之博士の妹さん」

 

「あ、あぁ。あの、お前は?」

 

「私は更識簪。龍輝のルームメイト。よろしく、篠ノ之さん。私のことは簪って呼んでいいから」

 

「あ、あぁ。私は篠ノ之箒だ。私のことも箒って呼んでくれて構わない。よろしく、簪」

 

 

狙っている相手が違うからかすぐに仲良くなる簪と箒である。一方、龍輝は。

 

 

(案外早く仲良くなったな)

 

 

と思っていた。

 

 

「箒、昼飯は簪と食べるから一夏に言っといてくれ」

 

「わかった。ではまたな、簪」

 

「うん、またね。龍輝、よかったの?」

 

 

箒が走って一夏たちのところに向かっていったところで簪が聞いてきた。

 

 

「いいよ、簪が気まずくなるだろうしな。一人で食べるんだったら一緒に食べた方がご飯もおいしいだろ」

 

「ありがとう、龍輝///」

 

「どういたしまして」

 

 

顔を赤くしてお礼を言ってくる簪が可愛いと思った俺だった。

 

 

「んじゃ早く食堂に行くか。午後の授業遅刻したら織斑先生から鉄槌がくだりそうだからな」

 

「それ、織斑先生に言っといてあげようか?」

 

「すいません、マジで勘弁してください」

 

「冗談だよ」

 

 

笑っている簪の顔を見てこの笑顔を守りたいと思う俺だった。

 

 

その後、食堂での一夏たちの席が騒がしかったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二日後、束さんと会って琴音と一緒にIS学園の寮に帰った俺は、簪に琴音を紹介して琴音の専用機を作る準備に入った。

 

 

 

(確か琴音はガンダムだとSEEDが好きだったっけ。中でもアカツキは大好きだって言ってたな。よし、専用機はアカツキでいくか。オオワシパックにシラヌイパックとオリジナルパックもつけるか)

 

 

琴音は簪と一緒に寝ているのでそのままアカツキを製作を始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、俺は一夏たちに琴音を紹介するついでに琴音の専用機を披露するためにアリーナにいる。

 

 

「みんな、今日は俺の妹を紹介するよ。琴音」

 

「は、はじめまして。姫柊琴音です。いつも兄がお世話になっております!まだまだISについては素人なので、みなさんよろしくお願いします!」

 

 

恥ずかしながらあいさつをした琴音に一同は驚いていた。唯一琴音のことを知っていた簪は拍手をしている。

 

 

「り、龍輝に妹がいるとはな」

 

「一夏、お前は知らなかったんだな」

 

「知らなかったよ」

 

 

箒が一夏に龍輝の秘密をまた知っているのかと思い、一夏に聞いたが、この事は一夏には話していなかったので知らないのも無理はない。

 

 

「龍輝さんとはまた違った雰囲気ですわね」

 

「くっ・・・私より胸が大きいじゃない・・・」

 

 

鈴は琴音の胸を見て悔しがっていた。琴音の胸は箒ほどではないが、大きいほうである。

 

 

「そして、琴音。今日は琴音にこんなプレゼントがあるんだ」

 

 

そう言い、ポケットから金色のブレスレットを琴音に渡す。

 

 

「お兄ちゃん、これってまさか・・・」

 

「琴音の思ってる通りだよ。それは琴音用のISだ」

 

「「「「えぇっ!?」」」」

 

「龍輝、昨日から徹夜で何をやってるのかと思ってたらIS作ってたんだ。正直、一晩でISを作っちゃうなんてびっくりだよ」

 

「コアの方は束さんから貰ってたからな。すぐに完成したよ。琴音、ISを展開してみてくれ。こいつの名前はアカツキだよ」

 

「え?金色でアカツキって・・・まさか!?」

 

「新しいISのお披露目だ!派手にやるぞ、琴音!」

 

「うん!おいで、アカツキ!」

 

 

上にかかげたブレスレットが光だし、琴音を包み込み、光が収まったら黄金のガンダムが姿を現していた。

 

 

「アカツキガンダム。琴音ちゃんには合ってるね」

 

「ガンダムがもう一機!?」

 

「ガンダムって龍輝のやつだけじゃないの!?」

 

「この世で唯一ガンダムを作れるのは龍輝だけってことか」

 

「黄金のガンダムとはな」

 

 

簪が冷静に琴音のIS、ガンダムの名前を当て、セシリアと鈴が驚いており、一夏と箒は感心していた。そんな時、アリーナの指令室では織斑先生と山田先生がモニターで見ていたが、山田先生は驚いており、織斑先生は笑っていた。

 

 

「お兄ちゃん、すごいよ!私、アカツキに乗ってる!」

 

「アカツキが好きだったのを思い出してな。それで琴音の専用機はアカツキにしようって決めてたんだ。他のパックを展開してみてくれ」

 

「わかった!」

 

 

アカツキのバックパックをオオワシからシラヌイに換装する琴音。

 

 

「シラヌイパックは重力下でも使用可能だぞ」

 

「重力下でドラグーンが使えるなんてすごいね」

 

 

簪が驚きながら呟く。

 

 

「あれ?お兄ちゃん、見たことも聞いたこともないパックが一つあるんだけど」

 

「あぁ、それは俺が考えたオリジナルパックだ。展開してみろ」

 

「『イフリートパック』?とりあえず換装!」

 

 

黄金だった装甲がやや赤みがかり、間接部の装甲が黒から赤に変わり、バックパックはドラゴンを彷彿させる赤い翼が現れ、手には炎を纏った巨大なハルバード『カマエル』が握られていた。

 

 

「そのパックでもヤタノカガミは使えるぞ。背中の翼はディスティニーをベースに作った。カマエルはIS非展開でも武器として使える。カマエルの炎はルシフェリオンのデータを使ったんだ。あと、カマエルは砲撃形態『メギド』に変えられるぞ。威力はルシフェリオンのディザスターヒートのおよそ二倍だ」

 

「凄すぎて言葉が出てこないよ、龍輝」

 

「こんなのを一晩で・・・」

 

「ウソでしょ・・・」

 

 

簪が驚きを越えて呆れており、セシリアと鈴は頭をかかえている。一夏と箒に関しては簪の言う通り、言葉が出てこなくなっている。

 

 

「琴音、少し俺と模擬戦してみるか?」

 

「いいの?お兄ちゃん」

 

「さっきからウズウズしてるのバレてるぞ」

 

「あっ、やっぱり?じゃあお兄ちゃん、お願い」

 

「おう。んじゃ行くぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

琴音の専用機、アカツキは不具合をすることもなく、琴音にマッチしており、模擬戦では俺に負けてしまったが、代表候補生と同じぐらいの実力を見せた琴音に一夏たちは驚いていた。

 

 

 




マテリアルズの魂を持つ者第十一話を読んでいただき、誠にありがとうございました。

琴音と専用機の登場無理やりでごめんなさい(土下座)。アカツキのオリジナルパック、イフリートパックはいかがでしたでしょうか。自分は許されることではないと思っています。それでもこれはやりたかったのです!・・・調子にのりました、ごめんなさい。

それでは皆様良い一日を。レリでした。
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