ISーマテリアルズの魂を持つ者ー   作:レリ

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皆様こんにちは、レリです。

二週間も投稿が遅れて申し訳ありません!

それではマテリアルズの魂を持つ者、第十八話です。どうぞ


第十八話

ボーデヴィッヒとの戦いの数時間後、保健室のベッドで龍輝は眠っている。その隣には簪とシャルルが見守っており、シュテルたち四人もいる。外はもう夜だ。

 

 

「シュテル、龍輝は眠ってるだけなんだよね?」

 

「はい、ユニゾンの反動でマスターは眠りに入っています。命の危険というのはまずありません。疲れで眠ってるだけです」

 

「それならいいけど。簪、今日は帰る?」

 

「ここにいたい。けど、私たちまで無理をして倒れたら龍輝が心配するから帰るよ」

 

「マスターに異変があれば我々がすぐに気づくので連絡します」

 

「龍輝と離れていても龍輝の容態がわかるんだね」

 

「はい。我々はマスターと共にあります」

 

 

もう夜も遅いので見舞いは終わりにしようとなり、シャルル、簪は自分の部屋にもどり、シュテルたちはいつも通り布団の上に乗り、眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後。

 

 

「ん・・・ここは・・・そうか、保健室か。シャルルたちに感謝しねぇとな。そして、お前たちはいつも通りすぎる・・・」

 

「マスター!」

 

「ご主人!」

 

「ようやく起きたか」

 

「おはようございます。マスター」

 

 

上から順にユーリ、レヴィ、ディアーチェ、シュテルが起きて、飛んでくる。

 

 

「何時間眠ってた?」

 

「約八時間です」

 

「そんなにか。まぁ、ユニゾンの影響だし、その時間帯が妥当か。ところで、隠れてないで出てきたらどうですか?」

 

 

月明かりでほんの少しだけ明るい保健室だが入り口の付近は届いていないため真っ暗だ。そして、その場所に話しかけた。

 

 

「あら、もう見つかっちゃうなんてね。お姉さんもまだまだね。いつから気づいてたの?」

 

「起きた時からですよ。IS学園生徒会長、更識楯無さん」

 

「自己紹介の手間が省けて助かるわ」

 

 

IS学園最強の生徒であり、生徒会長の更識楯無が扇子を開きながら出てきた。ちなみに扇子には『感謝』と書かれている。

 

 

「それにしてもよく私のことを知ってたわね。新入生で知ってる人はいないはずよ?」

 

「でしょうね。でも、あなたは気づかれてないとでも思ってるんですか?」

 

「なんのこと?」

 

「簪と二人でいるときにだけ殺気のこもった視線を感じてたんですよ。エリアサーチを出して周辺を確認したらあなたがいたんですよ」

 

「・・・」

 

「まさか現実にハンカチを噛みながら見てる人がいるとは思いませんでした」

 

「ちょっと!そこまでしてはないわよ!!」

 

「はい、自爆」

 

「あっ」

 

「騙してごめんなさい。そうでもしないと認めないかなと思いまして」

 

「自覚があるのなら今回は許しましょう」

 

 

楯無さんは扇子を開き、扇子には『許す』と書いてある。どういう仕組みで書いているのか謎だが。

 

 

「それで、あなたはここに何しに来たんですか?」

 

「そうね。あなた、簪ちゃんと仲がいいみたいね。お姉さん嫉妬しちゃうわ」

 

「そりゃあんな殺気こもった視線を向けられれば嫉妬してるんだなと思いますよ。その内後ろから槍に刺されるかと思ってました」

 

「そこまではしないわよ。たぶん・・・」

 

「おい、今最後にたぶんって言ったよな。学園内で殺人事件起こす気かよ!」

 

「そんなことより!私からの頼み事聞いてくれる?」

 

「そんなことじゃすまないですよ。そして頼み事の答えは嫌です」

 

「な、なんで!?」

 

「大方、簪と仲直りするために協力してほしいってことですよね」

 

「あ、当たりよ」

 

 

顔を横に向けながら答えた楯無さんを見て、ため息をする。

 

 

「簪から聞きました。あなたたち姉妹の今の状況を」

 

「なんだ、知ってたのね。なら、断る理由はなんなのかしら?」

 

「彼女はあなたと仲直りをしたいと言っています」

 

「・・・嘘よ」

 

「嘘なんかついてなんになるんですか。簪曰く、あなたと仲直りをしたい。けど、どう接していけばいいのかわからない。会いに行こうと思っても行動ができずに何年もたってしまったと。この言葉を聞いてあなたは仲直りをしたいと思いますか?」

 

「・・・」

 

「明日、学園内で簪と会わせます。それで仲直りしてください」

 

「ちょっと強引じゃない?」

 

「こうでもしないと動かないでしょ?あなたは。それに、早く簪と仲直りしたいんでしょ?」

 

「そ、それはそうだけど・・・」

 

「んじゃ決定で。俺はまた寝ます。おやすみなさい」

 

「え、あ、おやすみ」

 

 

横になったと思ったらすぐに寝息をたてる龍輝である。

 

 

「今まで寝てたのにずいぶんとはやいわね・・・」

 

 

(この子が簪ちゃんが気になってる子なのよね。ちょっと強引なところもあるけど頼もしいところもある、簪ちゃんにはもったいなくできた子ね)

 

 

楯無はそう思い、部屋に帰っていった。

 

 

そして翌日。

 

 

「「龍輝~!!」」

 

「ぐはっ!」

 

 

起きると簪とシャルルに飛びつかれ、衝撃を殺せず、壁に背中をぶつける龍輝である。だが、そんなの二人は関係なく抱きついたままだ。

 

 

「心配したんだよ~!」

 

「簪の言うとおりだよ!」

 

「ご、ごめんな。簪、シャルル」

 

「ところでシャルルさん。あなた、男子だよね?なんで龍輝に抱きついてるの?」

 

「えっ!?えっと・・・」

 

 

本来は女の子だが今は男と偽っているため、龍輝に抱きついているのを簪に不思議に思われた。シャルルは目で龍輝に助けを求める。

 

 

「えっと、シャルル、言った方がいいんじゃないか?」

 

「龍輝が裏切った!?」

 

「別に裏切ってねぇだろ!それに、簪は信用できる。お前もわかってるだろ?」

 

「そ、それは・・・まぁ」

 

「簪、これから話すことは他言無用にしてくれ」

 

「わかった」

 

「龍輝、話すこと前提に進めないで。話すのは僕なんだから」

 

「ごめん・・・」

 

「ま、しょうがないか。簪、これから話すのはほんとに他言無用にお願い。僕はね女なんだ」

 

「・・・え?」

 

 

シャルルの秘密を明かすと簪は固まってしまった。無理もない、今まで男子だと思ってた人が実は女の子でしたとなると誰でも驚く。

 

 

「おーい簪~」

 

「はっ!ま、まぁ、前からちょっと不思議だったんだよね」

 

「気づいてたのか?」

 

「三人目の男性操縦者なのにニュースにも出ていなかったから気になってたの」

 

「よくよく考えればそうなるよな。なのに他の奴らは気づかないとはバカだな」

 

「ほんとだね。それで、シャルルさん、じゃないや。性別を偽ってたのなら偽名かな?」

 

「頭がいいね、簪は。僕の本当の名前はシャルロットっていうんだ。改めてよろしくね。簪」

 

「うん、シャルロット。ところで、シャルロットは龍輝と・・・」

 

「本当に頭がいいね、簪は~今君が思ってる通りだよ」

 

「へぇ~そうなんだ~」

 

 

仲良く話していたはずが急に二人の目から火花が見える。二人の顔は笑っているが目が笑っていない。目元まで黒く影が出ているのは気のせいだろうか。

 

 

(ヤバいな~、この状況。二人は俺に好意を抱いているからこうなってるんだよな。さて、どうしたものか)

 

(思いきって二人と付き合っちゃえ!ご主人!)

 

(そうだよな。それしかないよな。認められないがそれしか方法が・・・ってなに言わせんだ!レヴィ!)

 

(マスター・・・)

 

(落ち着いて!ユーリ!念話で話してるんだから二人には聞こえないから黙って魄翼を展開してるように見えるから!あとここで炎の矢はやめて!)

 

 

考えているとレヴィが念話で思いついたことを言ってきたので思わず反応してしまい、ユーリに狙われてしまう龍輝である。

 

 

女性二人は火花を出しながら見つめあい、龍輝はユーリに炎の矢を放たれそうになっている光景は端から見ればカオスであろう。

 





第十八話を読んでいただき、誠にありがとうございました。


シ「今回は二週間も遅れましたね」

レ「読者様を待たせすぎだよね~」

デ「仕置きが必要だな」

ユ「今回は私も参戦です!」


わ~お、全員集合や~・・・皆さん殺る気満々だよね・・・?


シ「当然です。前回は4日ぐらい遅れたというのに今回は二週間も遅れたのです。前回の仕置きがダメならば今回は威力を上げてあげましょう」


今回話すことはあまりできないようなので短めにいきます。原作にないストーリーで早くも簪にシャルロットの真実を教えました。最後はもうライバル同士でしたね。それでは皆様良い一日を。レリでした・・・サラバッ!!


シ「逃がしません!真・ルシフェリオンブレイカー!!」

レ「雷刃封殺・爆滅剣っ!!」

デ「ジャガーノート!!」

ユ「炎の矢!!」



ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!?!?!?


い、威力がトリプルブレイカー以上だ・・・なん・・・て・・・


シ レ デ ユ「「「「皆様遅れてしまい申し訳ありませんでした」」」」

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