大変お待たせいたしましたぁぁぁぁぁ!!
申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁ!!
あまり長いのも嫌なので(前書きのネタが浮かばない)それでは、どうぞ!
昼間の自由行動の時に遊びまくった龍輝たちは夕食を食べるために旅館の食事をする部屋に集まり、夕食を食べていた。
「おぉ~めっちゃ綺麗な刺身だな」
「そうだね。すごく美味しそう」
「龍輝、この緑色の山はなに?」
「それはわさびだ。刺身に少しだけのせて食ってみろ。ホントに少しだけだぞ」
「う、うん」
龍輝は正座で夕食の刺身を食べる。右隣は簪で左隣はシャルである。そして龍輝の言うとおりにわさびを少しだけ刺身にのせ、口に運ぶシャル。
「どうだ?」
「うん、これは美味しいけどちょっとキツいかも」
「初めてだから仕方ないよ」
「シャル、まさかとは思うけど俺が言わなかったら全部一気に食おうとしたか?」
「うん。ホントに危なかった」
「マジか。そういや蒼、明日の専用機持ちが集まってやるやつなんだが射撃戦をしないか?」
「ほう、いいだろう。今回は本気を出せないのが残念だな。で、内容は?」
「お互い射撃武器を持って岩とかに隠れながらやる。威力は抑えろよ。岩が跡形もなくなるから。まあ、要するにIS版のサバゲーだ」
「ペイント弾並の威力でどうだ?」
「それでいいよ」
「オッケイ。明日が楽しみだな」
龍輝と向かい合わせで座っているのが蒼だ。蒼の左隣に美森、右隣に友奈だ。
「龍輝お兄様、それ、私も参加していいですか?」
「射撃オンリーの奴が入ると面白くなるな。いいよ。やるか」
「はい!」
「じゃあ、私も!」
「友奈は見学!射撃武器を持ってないんだから」
「え~」
「射撃武器を誰かに借りればいいんじゃないの?龍輝」
「いや、友奈は銃を扱うのが苦手なんだよ。ISも近接特化型だからな」
「そうなんだ」
龍輝は友奈のISを見たことはない。だが、蒼からデータを見せてもらい、友奈に合っているISだと思っている。
「う~残念……」
「今度模擬戦しような」
「その時は銃を使わないでね!」
「わかってるよ」
「やった~!!」
「友奈ちゃん、少しだけ音量下げようね」
「あ、ごめんなさい」
謝る友奈を撫でている美森を見ると心が安らぐのはいつものことだと思っている龍輝である。
「そういえば一夏は?」
「あそこだよ。箒とセシリアに挟まれてる」
龍輝たちの少し離れたところに一夏が座っている。右隣は箒で左隣はセシリアだ。一夏とセシリアがなんか話しているがここからでは聞こえない。一夏とセシリアが話しているところを箒が鋭い目で睨んでいる。
「なに話してるんだろうね」
「さあな」
観察していると一夏はセシリアに刺身を食べさせ始めた。その光景をシャルと簪が見た後に龍輝を見つめる。
「はいはい。最初はどっちからだ?」
「え、二人にしてくれるの?」
「当然だろ」
「やっぱり龍輝はやさしいね」
「で、どうする?」
「じゃあ、最初は簪から」
「いいの?ありがとう」
「了解。ほら、簪」
「うん」
マグロの刺身を箸で掴み、簪の前に出す。そして、簪が口を開けたところにマグロの刺身を入れる。簪は初めてのあーんをしてもらったことが嬉しく、顔が赤くなりながらマグロの刺身を頬張っている。
「どうだ?」
「うん、すごく美味しい」
「そりゃよかった。んじゃ、次はシャルだな」
「うん、お願いね」
「あいよ。マグロでいいか?」
「いいよ」
「了解」
簪と同様にシャルにマグロの刺身を食べさせる。シャルも顔を赤くしている。
「美味しいよ、龍輝」
「おう」
ちなみにこの龍輝と簪とシャルのやりとりは一夏がセシリアに食べさせてすぐに女子たちが騒ぎだし、誰も気づいていない。唯一見ていた者は向かい側に座っている蒼たちだけだ。その蒼も美森と友奈に食べさせていた。
「やかましい!!食事ぐらい静かにできんのか!!」
騒ぎだしたために織斑先生が怒鳴りに来た。女子たちは一瞬で静かになる。
「織斑、騒ぎを起こすな。静めるのがめんどうだ」
「す、すみません」
ピシャッ
『はぁ……』
織斑先生が戻っていった後に女子たちがため息する。龍輝たちは静かにしていたのでただ黙っていた。
「さすがにあれは怒られるよな」
「だね」
「仕方ないよ。大分騒いでたからね」
「そうだな」
そう静かに話した後に食事を再開した龍輝たちであった。
その後、龍輝たちは部屋に戻り、内緒でシャルと簪を入れた後に隣の部屋が騒がしかったというのは言うまでもない。
~次の日~
朝になり、廊下を歩いていると中庭らしき場所にしゃがんいでいる一夏とその後ろにセシリアがいることに気づいた龍輝は遠くで見ていた。すると一夏は何かを地面から引き抜き、しりもちを着いた。すると……
ヒューン……ドカァァァァン!!
空から何かが落ちてきた。砂埃が舞い、一夏たちが見えなくなる。砂埃が止むと、一夏の目の前に見慣れた機械のニンジンが刺さっていた。
『あははは!あははは!引っ掛かったね~いっくん!』
声が聞こえたと思ったらニンジンが割れ、中から人が出てきた。中から出てきた人は予想通り、束さんだった。一夏となにかを話ながら手に機械のウサギの耳を持ちながらどこかに行ってしまった。立ち去る際に一瞬だけ龍輝の方を見たため、龍輝のことは気づいていたらしい。
「はぁ、なんていう登場の仕方してんだよ。あの人は……」
そう呟くしかなかった龍輝であった。
~岩場の海岸~
「専用機持ちは揃ったな?」
織斑先生の言うとおり、専用機持ちの龍輝をはじめ、一夏、セシリア、鈴、シャル、ラウラ、簪、蒼、美森、友奈がいる。だが、そこには専用機を持っていない箒もいる。
「ちょっと待って、箒は専用機持ちではないはずですが」
鈴が織斑先生に思っていたことを聞く。
「ああ、実は篠ノ之は……」
「ヤァッホーーーー!!!!」
「「…………」」
「ちーちゃぁぁぁぁぁん!!」
「うるさいぞ、束」
「久々だね~ちーちゃん!さあ、ハグしよう!!」
「やらん!!」
崖から滑り降りてきたのは束さんだった。束さんは織斑先生に抱きつこうとしているが織斑先生が顔を掴み、動かせないようにしている。
「相変わらずのアイアンクローだね~。やあ!」
「ど、どうも……」
岩影に隠れていた箒に寄る束さん。
「大きくなったね~、箒ちゃん!特におっぱいが……ごふっ!」
「殴りますよ」
「殴ってから言った!箒ちゃんひどい!」
箒がどこから取り出したのか謎の木刀で束さんを殴った。このやりとりは龍輝以外のメンバーが呆気にとられている。龍輝はため息をしている。
「束、自己紹介をしろ」
「え~、めんどくさいな~。私が天才の篠ノ之束だよ!終わり!」
「束って……」
「あの……?」
「束さん、お久しぶりです」
「やあやあ、リュウ君久しぶりだね!コトちゃんの時以来かな?」
「あの時はお世話になりました。ところで束さん。頼んでいた物は」
「ちゃんとあるよ!はい、これ!」
そう言いながら大きめの箱を龍輝に渡す束さん。
「龍輝、その箱の中身はなんだよ?」
「それはね、ISのコアなのだよ!いっくん!」
「えっ!?」
「ISのコア!?」
「しかも二つ頼んだからな」
「二つも!?」
「織斑先生、ちょっと作業をしたいんでいいですか?」
「構わん。だが、なるべく早く終わらせろ」
「はい、ありがとうございます」
少し離れたところで龍輝は何かの作業を始める。
「束さん。なんで龍輝がISのコアを?」
「それが私にもわからないんだよね~、フレームはできてるからコアだけいただけないですかって連絡があっただけなのだよ」
「束、さっさとやることをやれ」
「はいは~い、それじゃ皆さん、大空をご覧あれ~!」
空から六角形の水晶のような物が落ちてきた。
「あれってどこかで見たことあるな」
「俺のマナを届けてくれた時と同じやつだよ」
「あ、なるほど」
「じゃじゃ~ん!これぞ、束さんが一から作り上げた第四世代のIS、その名も〈紅椿〉!!」
「だ、第四世代!?」
「各国で第三世代が出始めたばかりなのに!?」
「ちなみにこれはリュウ君のマナから送ってもらったデータで作ったよ~」
「龍輝のISって第三.五世代じゃなかったの!?」
「すまないな、嘘ついてた。本当は第四世代だ。ちなみに蒼のもだぞ」
「第四世代が三機も!?」
「リュウ君、もう作業終わったの?」
「はい、終わりました」
「はやっ!?」
「コアをつけるだけだったからな。シャル、ちょっと来てくれ」
「なに?龍輝」
「はい、これ」
シャルに青いミサンガを渡す。
「ミサンガ?」
「ISの待機状態だよ。名前はガンダムバルバトスルプスレクス」
「その名前って……あの時の!?」
「渡すのが遅れてごめんな。会社にはとっくにヴァルキュリアフレームのデータを送ってあるから大丈夫だ」
「仕事が早いね……ってことはこれが」
「ああ、シャルの新しいISだ」
「ありがとう!龍輝!」
「どういたしまして」
「よかったね、シャルロット」
「うん!」
仲のいい簪と話し出すシャル。その二人はとてもいい笑顔だ。
「まさかガンダムを作っているなんてね。さすがの束さんもびっくりだよ」
新たなガンダムの登場で織斑先生以外は驚きで固まっている。
「もう一つのコアはどうするの?リュウ君」
「これにつけさせていただきました」
そう言いながら黒を基調とし、真ん中に青い宝石のようなものが埋め込まれているペンダントを出す龍輝。
「それもガンダムかな?」
「はい。名前はガンダムヴィダールです」
「ガンダムがもう一機!?」
「バルバトスの他に作ってたんだね」
「シャル、一緒に展開するぞ」
「うん!来て、バルバトス!」
「来い!ヴィダール!」
ミサンガとペンダントが光り、劇中通りのバルバトスルプスレクスとヴィダールが姿を現す。
「完璧に再現されてる……」
「阿頼耶識もあるよ。だけどシャルのバルバトスは使えるけどめっちゃリミッターをかけてる」
「龍輝のヴィダールは擬似阿頼耶識でしょ?」
「このヴィダールは本物の阿頼耶識を使ってるぞ。リミッターなんかかけてないし」
「大丈夫なの?」
「たぶん大丈夫だ。それと束さん、それが俺のマナから作ったISですね」
「そうだよ~リュウ君のおかげで難なく作れたよ~じゃあ、箒ちゃん!紅椿の調整始めるよ!」
「はい」
「こっちもいろいろ教えるぞ、シャル」
「龍輝、私も聞いていい?」
「いいぞ。主な武装は超大型メイスと対艦ランスメイスだ。後はマナと一緒だ」
「対艦ランスメイスまであるなんて……」
「頑張ったぜ」
「バルバトスは武装が少ないんだね。このメイスってパイルバンカーがあるんだね」
「ランスメイスにはないけどな。テイルブレードは思いのままに動かせるからな」
「わかった」
「はい終了~!超早いね、さすが私!リュウ君!ちょっと紅椿と模擬戦して欲しいんだけど! 」
「わかりました。んじゃ、行ってくる」
「いきなりだね。頑張って!」
「おう!ってことだ、箒。ちょうどヴィダールを試したかったからな。いい機会だ」
「私も負けないようにするさ。龍輝!」
(浮かれてるな、箒のやつ。こりゃ叩き潰さないと後が危ないな)
「行くぞ、紅椿!」
「ガンダムヴィダール、出る!!」
束さん作の第四世代の紅椿と龍輝作のガンダム。箒はマナではないためと新しい力を手にいれたために今度こそ龍輝に勝てると思っているのかもしれない。だが龍輝は……。
(そう簡単には負けないしな)
「本気で行くぞ!!」
ヴィダールのツインアイが強く光り、手にはバーストサーベルが握られている。リミッターを外してあるヴィダールの力がどれくらいのものか。束さんがわくわくしながら開始の合図を待っている。
「模擬戦、始め!!」
ガンダム対紅椿の模擬戦が今、開始された。
第二十六話を読んでいただき、ありがとうございました。
シュテルさん。
シ「はい」
もう、下手したら三週間も待たせてしまったことになりますよね。
シ「そうですね。今回はどうしたのですか?」
いろいろと忙しくて。ゲームとかではないよ、うん。ネタが浮かばないし忙しくてできなかったという言い訳で。
シ「そうですか。ところでヴィダールのことなのですが」
あれはバルバトスを出すのならもう一機出そうかなと思って出しました。グシオンかヴィダールどっちにするか迷ったけど龍輝のバハムートはスピード特化に近いからいきなり重装甲のグシオンにしたら辛いかなと思ってヴィダールにしたんだよ。それだけです。
シ「なるほど。ではそろそろ終わりにしますか」
ですね。では、皆様、一日頑張りましょう。レリでした。
シ「シュテルでした。では、ディザスターヒート!」
ぎゃあぁぁぁぁぁぁっっ!!!!
シ「遅れてしまい、申し訳ありませんでした」