ISーマテリアルズの魂を持つ者ー   作:レリ

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皆様こんにちは、レリです

マテリアルズの魂を持つ者、第二話です

それでは皆様、どうぞ


第二話

 

 

 

「ちょっといいか?」

 

「「ん?」」

 

(あれ?こいつは)

 

「おう、箒か。どうした?」

 

(やっぱ箒か。昔とそんなに変わらないな)

 

「ああ。すまない、一夏を借りるぞ」

 

(なんか初対面みたいな感じに話してくるんだけど?)

 

「ん? 箒、龍輝のこと忘れたのか?」

 

「なに!?龍輝だと!?」

 

「いやなぜそこまで驚く?俺ちゃんと自己紹介したよな?」

 

「ほら、小学の頃、一緒に遊んだろ?」

 

「箒ん家の道場で三人で剣道やったろ?」

 

「お前、本当にあの龍輝なのか!?」

 

「何が『あの』なのかは知らんがそうだ」

 

「そ、そうか。どこかで聞いたことがある名前だと思っていたがそういうことだったか」

 

「え?俺、友達に覚えられてないの?うわ、めっちゃ悲しいわ」

 

 

 

嘘泣きを始める俺。ちなみに一夏は俺がふざけてるってのを知ってるから必死に笑いを堪えてる。

 

 

 

「えっ!いや別に忘れていたのではなく!その、なんていうか・・・」

 

「ぷっ!あははははは!!」

 

 

 

我慢出来なくなった一夏が笑いだした。 おい一夏、そこはもうちょっと踏ん張れよ。

 

 

 

「なっ!だ、騙したな!!」

 

「悪い悪い。ちょっとふざけてみようかと思って」

 

「私をからかうなっ!!」

 

「元はと言えば箒が俺のことを忘れてたのが原因だろ」

 

「うぐっ!・・・そ、その、すまない」

 

「いいっていいって。箒とはそんなに遊んだことないからな」

 

「にしても箒、お前は昔とそんなに変わらないな」

 

「一夏こそ変わらないではないか」

 

「どっちもどっちだよ」

 

「お前は変わりすぎだ!」

 

「え?そう?」

 

「「うんうん」」

 

「髪の色を変えるなど、不良がすることだぞ。」

 

「いや、これ地毛だから」

 

「「え!?」」

 

「箒はともかく、なんで一夏も驚くんだよ!」

 

「知らなかったからだよ!それが地毛だなんて初めて聞いたわ!!」

 

「あれ、言ってなかったっけ?ごめんごめん。ところで箒。お前、一夏に用があるんじゃなかったのか?」

 

「あっ、そうだった。一夏、ちょっと廊下で話そう」

 

「おう、いいぜ」

 

「いってらっしゃい」

 

 

(さて、本でも読むか。次の授業の準備もしたし)

 

 

「ちょっとよろしくて?」

 

「ん?なんだ?」

 

「まぁ、なんですの、その返事は!」

 

 

 

ウザイやつか・・・。

 

 

 

「で?なんの用だ」

 

「貴方、ISを動かすのは素人でしょう?代表候補生で、実技試験で試験官を倒したわたくしが教えてさしあげようかと思いまして」

 

「試験官なら俺も「俺も倒したぞ、試験官」・・・一夏か」

 

 

 

俺の言葉を遮ったヤツは誰だコノヤロウ!と思って振り返ったら一夏だった・・・。

 

 

 

「え?貴方、試験官を倒したのですか?」

 

「おう。まぁ、倒したというか、試験官が突っ込んで来たからかわしたら壁に激突して試験官が気絶したんだけどな」

 

「それ自滅じゃん」

 

「じゃ、じゃあ、まさか貴方も?」

 

「ああ、倒したぞ」

 

「俺みたいに不戦勝だったのか?」

 

「んなわけあるか。ちゃんと勝負して勝ったわ。瞬殺だったけど」

 

「お前、武器なににしたんだよ」

 

「ん?使いなれてる戦斧にしたけど?」

 

「あれなら瞬殺だな。納得したわ」

 

「わたくしを無視しないでくれませんか!?」

 

「ああ、まだいたの?で、俺にISについて教えてくれるんだっけ?」

 

「そうですわ。代表候補生のわたくしから教えてもらえるなんて光栄に思いなさい」

 

「なぁ、龍輝」

 

「なんだ?一夏」

「代表候補生ってなんだ?」

 

 

 

ズコッッ!!

 

 

 

「貴方!代表候補生を知らないんですの!?」

 

「一夏、代表候補生っていうのは国家代表を決める候補生のことだ。俺たち一般人からしてみればエリートに近い」

 

「そう!エリートなのですわ!!」

 

「だが、織斑先生のような世界最強からしてみればまだまだひよっこだ」

 

「貴方、バカにしてるんですの?」

 

「じゃあ、織斑先生の前で自分はエリートだって言えるのか?」

 

「うぐっ!」

 

「一般人だらけのこの教室で自分だけはエリートだと思わない方が良いぞ」

 

「言わせておけばっ!」

 

 

 

キーンコーンカーンコーン・・・

 

 

 

「また来ますわ。逃げないでくださいまし!」

 

 

 

誰も逃げねぇよ・・・。

 

 

 

「お前ら席につけ。授業を始める」

 

 

 




第二話を読んでいただき誠にありがとうございました

感想などお待ちしております

それでは皆様、良い一日を。レリでした!
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