imagine dungeon 作:にゃんこすきやねん
ウルル=カジュタ
竜族最強の金竜。
一人称は「ウルル」。
姫の呼び方は「にいさま」。
姫ハーレムの一員。
オペラ=ハウス
ウルルのメイド。
誰が何と言おうがメイド。
一人称は「私」。
姫の呼び方は「白鷺様」。
一応姫ハーレムの一員。
ウルル様バンザーイ(笑)
ルルウ=アキ=カジュタ
ウルルの妹。
元勇者ゲンに育てられた金竜。
一人称と姫の呼び方は忘れた(笑)
かつては姫を恨んでいたが、現在は姫ハーレムの一員。
姉様バンザーイ(笑)
あれからどのくらいの時間がたっただろうか?
ある時は身をよじり、ある時は転がって避け、なんとかカウンターを当て、どうにかこうにか未だに戦闘が続いている状態だ。
ハッキリ言おう。
彼はよく健闘している。
倒せないのは仕方ないが、普通なら恐らく瞬殺でもおかしくない。
もちろん、「怪物」が何も考えずに、高威力な攻撃しかせず、変化もないのだからさして難しいわけではない。
だが、考えても欲しい。
今目の前にいる「怪物」は、言わばロボットのようなものだ。
しかも、感情もないロボットである。
そんな相手にダメージが通るだろうか?
答えは否(いな)だ。
果たして、どのくらいの人間がそんな奴を相手に出来るだろうか?
これだけでも分かって頂けるだろうか…彼が健闘しているのが。
しかも、彼女が言う通り…どうやら助けは来ないと見ていいようだ。
いくら単調な攻撃とは言え、威力は恐らくウルルの若干手加減程度の威力だ。
当たればよくて骨折とついでに意識を奪われる。
だが、最悪“死”が待ち構えている。
…それはどれ程のプレッシャーだろうか?
“死”を隣に感じながらの戦闘など、ほとんどの人間は経験が無いだろう。
姫にとって唯一不幸中の幸いだったのが、ここがトリニティである事だ。
しかも、姫は何度も似た様な経験がある。
だが、倒せない以上精神的疲労と肉体的疲労が積もる。
さすがに、姫が限界かと思われたその時…
⁇「うぉぉぉっ‼︎」
と言う声と同時に、“ツンツン頭の少年”が“飛んで”来た。
⁇「何?」
姫「…は?」
うん…意味分からんわな?
そもそも、“何故動けるのか”?
と言うか、誰?
そんな疑問を抱いたが、1つ気になる事がある。
“どこに向かって飛んでいる?”
そんなのは簡単だ。
「怪物」に向かって飛んでいるらしい。
ただし、“武器も持たずに”飛んで行ってるらしい。
姫「⁉︎」
ようやく色々と落ち着いて思考出来たが、このままではあの少年が向かう結末は決まっている。
と言うか、武器も持たずに何で“右手を突き出している?”
何をしたいのかは分からないが、取り敢えず「怪物」の注意を惹き付けるしかない。
「怪物」の目の前に立ち、腕に刀を叩きつける。
さすがの「怪物」も、若干怯む。
そして、少年の右手が「怪物」に触れたその瞬間…
パキィン‼︎
ガラスの砕ける音が鳴り響く。
と、同時に「怪物」が動きを止める。
⁇「なっ‼︎」
フードを被った少女にも想定外だったらしく、驚愕に染まる。
当然、姫にも想定外だっただろう。
唖然としていたら…
⁇「まだだ‼︎腕を攻撃してくれ‼︎」
姫「‼︎うぉぉっ‼︎」
言われた通り、全力攻撃。
何とか腕を落とした。
しかも魔剣の方。
当然だ。アレを持ってる限り例え気絶していても油断は出来ない。
ヴェルの扉の時に学んだからこその判断だ。
ツンツン頭の少年が、何とか速度を殺せたらしく、着地した後魔剣の近くに寄り、右手で魔剣に触れたら魔剣が折れた。
⁇「大丈夫か?」
姫「あ…ああ。大丈夫だ。…あんた何者だ?」
⁇「俺か?」
少年は、フードを被った少女を警戒しながら振り向き、
上条「俺は上条当麻。普通の高校生だよ。」
と、名乗った。
これから起こる
普通ってなんだろう?(哲学)