プロローグ
新興都市沢芽市 とあるダンスステージ上
「「ハーイ!始まりましたーこの私、DJサガラがお届けするビートライダーズホットライン!
さあ!今日も張り切っていってみよう!レッツ!ダンシング!・・おや?」」
盛り上がっている中
プッ・・
突然音楽が止まってしまう
「このステージは俺達、チーム・バロンが頂く!」
「「おっとお!?今赤丸急上昇中のビートライダーズ、チーム・バロンがステージへの乱入だあー!」」
「・・・チーム・鎧武だけじゃなく俺達のチームの居場所まで奪いにきたのかよ!?此奴等は」
俺の名は奏獄寺錬 普段は高二の学生で俺がおよそ一カ月半前に新たに作ったビートライダーズ、{西暦2013年、大企業「ユグドラシルコーポレーション」が支配しているこの都市でストリートダンスが若者の間で大ブームを湧き起こっている}チーム・ベシルシアスを率いている。
・・・何故か俺以外のメンバーが女の子だっていう・・・なんでだろうか?w・・・
ようやく半月前にメンバーが集まり、そして今日はその新参で初のステージを開演出来ていたのだが・・・思わぬ邪魔が入ってしまった・・。
数あるビートライダーズチームの中でも今着々とチームの支持率を上げているあのチーム・バロンが俺達のステージまで奪おうと乱入してきたのだ。
「・・・」
「ねえ・・・どうするの?新参の私達の中でロックシードを持っているのは奏獄寺君だけ・・しかも一個しかないよ・・・」
我がチームに一番新しく加入してくれた愛羅彩季煉樺さんがそういう。
「・・・受けて立ってやるよ!」
「ちょっと!?本気なの!?奏獄寺君相手はあのバロンだよ?!」
「どの道戦わなきゃ奴等にチームの・・・俺達の居場所を奪われるだけだ!そんなのは嫌なんだ!」
「でも!・・・」
「そうだよお兄ちゃん、こっちがけちょんけちょんにしちゃえばいいんだよ!」
「貴方はまた余計な事を・・・」
義妹の優実がそんな事を言う。
「話はまとまったようだな・・・さっさと始めるぞ!」
ビキン!
バロン側のロックシードが解錠される。
「ああ!この勝負受けて立ってやるよ!」
対する俺もロックシードを解錠させインべスを召喚する。
「「おおっとお!?これはインベスゲームに発展かあ!?だがしかしこれは無謀な戦いだぞ~チーム・べシルシアス果たして勝負の行方は一体どうなる?チーム・バロンVSチーム・べシルシアス!インべスゲーム・・スタート!」」
・・・結果はこちらの一方的なボロ負けだった。
たった一つしかなかったロックシードもインベスゲームの賭ルールによりバロンの物となってしまった上、俺達の唯一の居場所までもが奪われた。
「・・・」
「ま、まあ・・・ステージはゆっくり探せばいいさ・・」
「でもどうするの?ロックシードが無いとなると・・今のチームの資金じゃ今すぐ新しいのを買うのには厳しいし・・バロンだけじゃない、他のチームに勝負を仕掛けられたら・・」
「俺と優実がなんとかやりくりしてメンバー全員分のロックシードを調達するしかないか・・」
「ヘッ?私も!?」
「当然だ」
「お兄ちゃんの鬼ー!」
文句を言う妹をよそに俺は話を続ける。
「そんなワケだから他の皆は心配しなくていいぞ・・じゃあ今日はこれで解散だ」
俺は皆が帰った後バイトにこれ以上にない精力を尽くした。{某○○グで働く魔王の如く}
だがとある日の夢の中の出来事で全てが変わっていったんだ。