仮面ライダー鎧武~異質な戦種   作:カオスサイン

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前回ちょっと設定ミスしてました申し訳ありませんでした!


EPSPⅧ「修学旅行編Ⅴ 兄妹 ヘルヘイムの街 中編そのⅡ」

「リチアさん似の子の名前はルシア・スポデューン」

俺はマキ達から聞いていた話を皆に伝える。

『以前、ルシアが一般人の目撃者を笑いながら拷問していた』

『何度か一緒に仕事したことがあるが、もう二度と同じ戦場には立ちたくない』

『母親の肉でハンバーグを作って娘に食べさせていた』

『狂ったように強い』と・・

「そんなヤバイ奴が・・」

「ウッ!?・・」

その話を聞いていた皆は思わず顔を背けていた。

まあ無理も無いよな・・。

「桐生業斗はまだ生易しかったって事になるな・・」

その頃、シーアは

「・・リヒャルトお兄様・・どうしてなんですの?・・」

実の兄であるリヒャルトがアーマードライダーとなり暴走の一歩を辿っていた事に未だ戸惑いと困惑を隠せずにいた。

{一体何がお兄様をあんな風にしてしまったというのですの?・・}

「オイ、シーア早くこっちに来い!」

そんな事を考える間も無くリヒャルトからの呼び出しがかかってくる。

今はなんとか黙って従うしかなかった。

「錬さん達!?」

ふとシーアはリヒャルトに連れられたユニコーンカンパニー社内に錬達が固まっている事に気が付く。

「お嬢!そうかお前も・・」

俺も向こうも気が付く。

「ええ・・ちょっとした事が起きまして・・」

「お前と一緒にいた男は?」

「あの方はリヒャルト・桐沢・オロヴェルク。私の実の兄なんですの・・」

桐沢は暗い表情をしていた。

「もしかしてお嬢・・ちょっとした事ってお前のその兄貴の事じゃないのか?

お前がそんな顔をするなんて初めてだからな」

「ッ!」

俺はお嬢と兄の事のしがらみを察するが

「こ、これは桐沢家の問題なのですから!」

「お、おい!?・・」

お嬢は走り去ってしまう。

「時間だ」

「アンタ達は!・・」

お嬢と入れ替わる様に現れたのはあの二人、ルシアとアーマードライダーアクエリアスだった。

「とっとと行くぞ・・」

「・・・そういう事かよ!」

ユニコーンカンパニーの思惑に乗るしかない俺達はある場所に向かわされた。

其処は

「此処は・・ヘルヘイムなのか?・・」

俺達はその光景に驚愕した。

辺りはヘルヘイム植物に浸食されているも街の原型を保っていたのだから。

「此処は「ヘルヘイムの街」・・」

「あっひゃひゃ!きたよきたよ!変身!」

[キュウイエナジー♪]

アクエリアスとルシアは構える。

[ソーダァ!キュウイエナジー・アームズ♪~]

「アーマードライダーコフィンエンド、良い悲鳴を聞かせな!」

「皆!ロックオン!」

それはインベスが襲ってきた合図だった。

「此処のインベスは!・・調査しがいがある!」

大群で襲いくる魚人型インベス、ディープワンを見たインプが先行する。

「荘乃院ここはあまり突っ込まない方がいい!・・!別のインベスか!」

俺は別方向から飛んできた攻撃に足を止められる。

ハエの様な姿をしたミ=ゴインベスだ。

「弘司頼んだ!」

「分かってる!」

[サモン!トウガラシ・アームズ!イーグルイズブレイジング!]

ジェフティーがトウガラシアームズにチェンジしミ=ゴインベスを迎え撃つ。

「あの群れは俺達に任しとけ!」

「海崎!ああよろしく!」

[ComeOn!キャプテン・アームズ!キャプテンレヴィアタンレッツセイル!]

続いてジャックがキャプテンアームズにチェンジしインプと共にディープワンインベスへと突撃していった。

「さてと俺は・・」

[サイヤッ!アスパラガス・アームズ!奥道・チューン!]

この混乱に乗じてアクエリアス達の隙を突いてロックシードを取り返さなければ・・そう思いアスパラガスアームズにチェンジしすぐにアスパラガスチェーンをアクエリアスに向けてホーミングさせた。

だが・・其処にいる筈の無い者に攻撃は止められてしまった。

「!・・」

「・・」

「お前は!・・煉獄鬼牙!何故此処に!?・・」

強化タイラントインベスの姿で突如現れた鬼牙に俺は驚く。

「フン!・・どういうつもりかは分かっているが・・貴様の相手は後からだ」

「・・」

アクエリアスはそう言い鬼牙は無言のまま。

ん?コイツが来ているって事は・・

[イヨーッポン!シソ・オーレ!]

「ム!?・・」

「!」

突如繰り出されてきた攻撃にアクエリアスと鬼牙は急いで回避した。

[ComeOn!ブロッコリー・スカッシュ!]

「何!?」

回避行動を終えたアクエリアスにまた別方向からの攻撃が当たった。

この攻撃は・・

「光流さん!に隼翔!?」

二人の姿に驚く。

「お?君か!ってあ待て!」

光流さんは逃げた鬼牙を追って早々に離脱していった。

「フン!別に貴様を助けた訳じゃない。勘違いするな」

「ああそうかよ・・なら何故?」

「決まっている!俺が用があるのはアイツだ!」

そういってゲイルストはまっすぐアクエリアスに突撃していった。

「ほう・・貴様か・・弟が世話になったていうのは」

「司馬竜輝・・貴様の腕前見せてもらうぞ!」

その頃、ヘルヘイムの街西側方面

「お兄様・・一体何をなさるおつもりですの?」

リヒャルトがゴールド黒影に変身しシーアを襲っていた。

「今場は混乱しているようだ。この機に乗じてシーアお前を始末する!」

「お兄様!?・・」

影松をなんとか回避しながら逃げ続けるシーア。

「どうして?どうしてですの?・・」

シーアには実の兄であるリヒャルトを無闇に攻撃出来る筈が無くただただ彼から逃げる事しか出来ず涙を流す。

「何処だ?・・何処に隠れたぁシーアァ!」

どうやらひとまず彼から身を隠す事に成功したシーア。

「よう」

「貴方は確か・・Mr、サガラ!?」

安堵したシーアのすぐ近くにDJサガラが現れる。

「このままで本当に良いのかお前は?」

「どういう意味ですの?」

シーアはサガラの発言に首を傾げる。

「そのまんまの意味さ。今のアイツを止められるのはお前さんだけだ」

「でも私には・・」

サガラに促されるも迷いを消す事が出来ないシーアに対し彼は更に言葉をかける。

「そうじゃない止める方法なんていくらでもあるだろ。

お前さんの誇りを以てアイツの誇りを取り戻してやればいい」

「!」

サガラの意味深な発言によってシーアはふと幼少時代を思い出す。

リヒャルトが自分に向けていた今とはまるで違う笑顔を。

「そうでしたわ・・私が見失っていた物が何だったのかをたった今見出せましたわ!」

シーアは再び立ち上がる。

「よしコイツを受け取りな」

「コレは・・」

サガラは付近に生えている果実を引き抜きそれをロックシードに変化させシーアに手渡してきた。

「進化出来るのは誇りだけでは無いと教えてやるんだな」

「あ・・お待ちくださ・・」

サガラの姿はいつの間にか消えていた。

 

 

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