「ようやくきたか」
「ああ、ささっと始めようぜ」
「負けるか!」
俺は二人に遅れて、ロックビークルを開錠した。
ブルン!
二人のロックビークルが唸りを上げると同時に俺のロックビークル「ズキロードル」のエンジン音が上がる。
そして疾走直後
「どうした、俺のスピードについてこれてないか?」
「いや・・・そうじゃなくてさ・・」
鎧武がロックビークルのメーターを見て何か気が付いたようだ。
「コレは・・スピードメーターじゃない!?」
鎧武がそう言った直後・・
「うわ!?」
鎧武とバロンの周辺に花びらが舞い、俺の方には葉の嵐が舞ってきたのだ。
「なんじゃこりゃあ~!?」
「え?ちょ!?これどうなってんだ!?」
その舞の流れに合わせて、ロックビークルがグルグルと回り出す。
そして
「!アレは!?・・・」
突然目の前にあの謎の空間の裂け目が出現したのだ。
「引き込まれる!?」
「鉱汰!?」
「錬!?」
そして俺達はそのまま裂け目に突入してしまった。
フッ・・・裂け目は閉じてしまった。
「・・紘汰さん達が消えちゃった!?・・」
ミッチ達は消えてしまった鉱汰達を心配した。
~・・・~
「・・・イテテ・・・」
「おい、此処は一体何処なんだ?」
バロンがそう言うと同時に俺達は周囲を確認する。
「・・間違い無い・・此処は俺と舞がこの間迷い込んだインべスの棲み家だ・・」
「俺もだ」
「何?」
「そして俺はこの奇妙な森であのベルトを拾って・・その木になっている実をもぎ取ったらロックシードに変わったんだ・・」
「俺の場合は地面に生えていた物なんだけどな」
「ほう・・あのバイクは一定速度になるとあの空間の裂け目が出てくるらしいな・・」
「って待てよ!此処のインべスは危険なんだぞ!」
「だから貴様は腰抜けなんだよ!」
森を探索しようとする戎斗を鉱汰は止めようとしたが彼はおかまいなしに森の奥へと足を踏み入れようとする。
ブーンブーン!
「インべス!」
羽を生やした初級インべス×4が俺達を襲ってきた。
「変身!」
「ああもう!変身!」
変身した戎斗につられ紘汰も変身した。
「ロックオン!」
続いて俺も変身する。
「こんにゃろ!上からとか卑怯だぞ!・・」
苦戦する鎧武と俺
一方バロンは
「フン!とっとと終わらせてやる!」
「気を付けて・・・」
「!?誰だ!?」
バロンにあの謎の少女が語りかけてくる。
「貴方は運命を選ぼうとしている・・」
「俺は俺の道を行くだけだ運命など知ったことか!」
[Comeon!バナナ・スカッシュ!]
バナスピアーをインべス×2に突き刺して爆散させた。
そして変身を解除した戎斗は森の探索を続けることにした。
「コレか!・・」
ブチッ!
戎斗は目に止まった木の実をもぎ取る。
すると木の実はヒマワリロックシードへと変化した。
ブチッ!ブチッ!
そして戎斗は手当たり次第にもぎ取っていく。
「11番か・・選り取りみどりというわけか・・ん?そう簡単には帰してはくれないか」
初級インべスがうらめしそうに戎斗を見ていた。
戎斗は変身し片付ける。
そしてあらかたロックシードを収集した戎斗はローズアタッカーを出し現実世界へと帰還した。
そして一方の俺達はというと・・
「この野郎!飛ぶんじゃねえ!ええいこうなったら・・」
鎧武は無双セイバーをガンモードにしてインべスを狙い撃ち落とす。
カシャン!
[ソイヤッ!オレンジ・スカッシュ]
鎧武はすかさずカッティングブレードを一回斬る。
「そいやー!」
一方・・
「くそ!飛び道具ねえのによこっちは・・こうなったらもういちかばちかだ」
カシャカシャン!
俺はカッティングブレードを二回斬り
[サイヤッ!キャロット・オーレ!]
「とお!」
勢い良く飛び上がった。
「当たれええええええー!」
ヒュン!
キャロットブレードをフェイントで投げ、すかさずパンチをインべスに浴びせた。
「グギャー!?・・・」
なんとか二人共インべスを倒した訳だが・・
「これからどうします?・・」
「俺はさ人探さないとならないからもう少し此処を探索しとく」
「では俺はロックシードの回収がてらの探索でもしますかね」
「おし!決まりだな!」
そして俺は紘汰さんと別れた。
「ん?」
別れた直後何か視線を感じたのだが・・
「お前は!?・・」
木の側に赤いアーマードライダーがいたのだ・・。
次回!謎の空間で謎の赤いアーマードライダーと遭遇したベシル、一方斬月と遭遇し襲撃された鎧武は戦意喪失してしまうが・・そして謎の赤いアーマードライダーの正体は意外な奴だった!
「また森!と謎の襲撃者・・後編」に乞うご期待!