・・完全オリジナル作品よりも半オリジナル作の方が筆が進むってどゆこと・・w
「グルル・・」
突然、森への入口が開きインべスがこちらの世界に迷い込み出現した束の間すぐに入口は閉じてしまった。
「!?」
見るとそのインべスは体のラインが水色と赤の2ライン入っていた。
今まで見た事が無い新種のインべスだとでもいうのか!?
「しまった!?」
「グル!」
俺が他のインべスの攻撃により何個か落としてしまったままで回収していなかったロックシードをそのインべスは見つけ貪り喰らっていた。
「グガアァー!」
インべスは雄叫びを上げ超強化エオマイアインべスにシフトしてしまう。
「クッ!?・・」
不味いな・・今の俺には鎧武の様な武神の錠前は無い。
俺は必死に超強化エオマイアインべスを牽制するがあまり効いてない。
万事休すだ・・すると
「・・・」
「え・・優実ちゃん!?」
「!?オイ、優実お前何やって!?・・危ないから早くそこをどくんだ!」
突然優実が無言で俺と超強化エオマイアインべスの間に割り込んでくる。
「・・お兄ちゃん、私ね・・今まで隠していた事があるの・・」
突然そんな事を優実は言い出して、スカートのポケットから俺が森から収集してきて分け与えた「カブ」のロックシードを取り出した。
「・・きて!・・」
優実が念じると・・
[LunkUP!]
カブのロックシードだったはずの錠前は「カリフラワー」のロックシードへと形を変えたのだ。
「なんだって!?・・」
「ええ!?・・」
俺を含めるチームの皆も驚いている。
これはロックシードがインべスゲームでの勝利回数を重ねる事によって起こるランクアップじゃないか!
でも何故突然シフトしたんだ!?
ビキン!
優実はカリフラワーの錠前を開錠する。
ブルルルーン!
するとジッパーが開き中から狐インべスが出現したのだ。
「優実お前!?・・」
「・・・」
更に優実はアレまでも取り出してきたのだ。
「ソレは!?・・」
まさしく戦極ドライバーだった。
いつ?どうやって入手したんだ!?
「・・一緒に戦お・・キツキツ!」
[カリフラワー]
ロックシードをドライバーに施錠しようとする優実。
俺はすぐに気が付き止めようとする。
「待つんだ!優実お前あのインべスの制御どうする気だ!?」
「大丈夫だよ・・」
[RookOn!]
優実はそう言って施錠した。
♪~
ドライバーから賛美歌の旋律の様な待機音声が鳴り響く。
「変・・・身!」
ブルルルーン!
「ん?・・えー!?」
ふと戦いながらもこっちを見ていた鎧武達も驚く。
[カリフラワー・アームズ!召来扇・サイサイサイ!]
そして変身を終えた優実はカリフラワーのドレスの様なアーマーを纏い、レイピアを携えた新たな白きアーマードライダーとなったのだ。
「ハッ!?・・」
俺は我に返って優実が召喚した狐インべスの方を見ると・・
「!・・手に持ってないのに制御を離れてない!?・・」
インべスゲーム史上で最も不思議な現象だ。
俺も一度この間コレを試してみた事があったがこんな事は不可能だった。
それを優実は元に可能にしている。
「いくよキツキツ!」
「キュー!」
白きアーマードライダーとなった優実は狐インべスの背に飛び乗った。
「やっちゃお!」
「キュー!」
優実は狐インべスとの連携で超強化エオマイアインべスに攻撃を仕掛けた。
「スゲェ!・・」
「凄い!・・あのインべスもだけどそれと息が合ってる優実ちゃんも凄い!・・」
二人?のコンビネーションの驚く皆。
「グギャー!?・・」
「やった!?・・」
優実達の攻撃によって吹き飛ばされた超強化エオマイアインべスと鎧武に吹き飛ばされた超強化イノシシインべスが衝突する。
「ググ・・グギャー!」
「あ!?おい!?・・」
超強化イノシシインべスは鎧武に角を斬られた影響で、超強化エオマイアインべスは興奮して外へ逃げ出した。
「追うぞ!ミッチ」
「はい!」
鎧武は大玉モードで龍玄は鎧武に借りたサクラハリケーンで逃げ出した超強化イノシシインべスを追いに行った。
「お・・俺達も行くぞ!優実」
「うん!お兄ちゃん キツキツ!」
「キュー!」
俺もズキロードルで優実と一緒に超強化エオマイアインべスを追跡する。
「これ以上は逃さねえ!」
3m程先でエダマメ雷砲を撃ちまくって超強化エオマイアインべスの動きを鈍らせる。
そこで丁度鎧武達とも合流した。
龍玄が超強化イノシシインべスの足を狙って転ばしたようだ。
「チャンスだ!優実!」
「今です!鉱汰さん!」
俺と龍玄はそれぞれに叫ぶ。
「おっしゃあー!」
カシャン![ソイヤッ!スイカ・スカッシュ!]
「輪切りにしてやるぜえー!」
スイカ鎧武はスイカENを放出して超強化インべスを閉じ込め、急降下し乱れ斬った。
「分かったよお兄ちゃん!」
こちらも優実がカッティングする。
カシャン![サイッ!カリフラワー・スカッシュ!]
「いっけえー!」
優実はカリフラワーENを充填したレイピアで超強化エオマイアインべスを一閃した。
「グギャアアー!?・・・・・」
二匹の超強化インべスはほぼ同時に爆散した。
「ふうー・・よっとお!」
「やりましたね鉱汰さん、錬さん、それと優実さん」
「ああ」
これでひとまずは段落したかに思えたが・・
「うにゅにゅ~!・・アマチュア風情がこのアテクシをよくも!」
ブラーボの奴がこちらをうらめしそうに追ってきていた。
・・ってかコイツの存在すっかり忘れてたw
「クッ!?・・」
「やんのか?!」
俺達は臨戦態勢を再び取る。
「Ouvertrue・・」
その時だった
ピピピー!
「ん?」
ブラーボの体からタイマー音が鳴り響く。
変身を解除し、タイマーを取り出した彼はこんな事を言い出す。
「あらヤダいけない!パイ生地が焼き上がる時間だわ!お店に戻らなきゃ!」
「オイオイオイw」
それに俺達は全力のツッコミを入れる。
てかちゃんとそこんとこわきまえてんだなプロとして。
「覚えておきなさい!あ~!これで勝ったなんて思わないことね!」
そう言って彼は逃げ出す様にすっ転びながらも店へと帰っていった。
「懲りてないんですかねえ・・あの様子だと・・」
「みたいだな」
鎧武達は呆れ果てていた。
[「同率首位だったバロンがブラーボに敗退!
そのブラーボを撃退したチーム・鎧武とベシルシアスがPをゲットし同率でトップに踊り出たぞ!
おめでとう!
そしてなんと更にビッグなニュースが届いているぜ!
チーム・ベシルシアスに二人目のアーマードライダーが出現したぞお!
しかも女性だあ!
俺は彼女をアーマードライダー銀音と呼ぶ事にしたぜ!」]
その日のホットラインは一部のリスナーが大盛況になったという。
予定より早く出しちゃったオリジナルヒロインのアーマードライダーw
次回!チームランキングトップとなったチーム・鎧武とベシルシアスは合同でトップ記念パーティーを開く。
そこで錬は優実に問いただす。
アーマードライダー銀音となった彼女・・そして狐インべスと彼女の関係は如何に?!
それから数日後・・蚊嶋隼翔ことアーマードライダーゲイルストは丁度同じくロックシードの収集をしにきていた戎斗、そして別々の入口を発見し森に入り迷い込んでいた舞と同じチーム・ゲイルガイメンバーである葉安巳喜奈子と遭遇し・・
「問と戎斗、蚊嶋隼翔の過去 前編」
お楽しみに!