翌日、プルルル・・プツン!
「あっれえー?おかしいなあ・・」
「どうした弘司?」
弘司の家に行くと弘司はケータイ片手に唸っていた。
「いやさ・・シャルモンのケーキ注文しようと思って電話してんだけどオッサンに繋がらないのよね」
「あ?お前な・・」
俺は頭を抱える。
だがあのオッサンの店はほぼ年中無休のはずだ。
それにあのプロフェッショナルプロフェッショナルうるさいオッサンが易々と休むはずがない。
「・・まあいいか・・」
あんまり悩む事じゃないと悟り俺はブルーパイレーツのベースへ向かった。
その頃、沢芽市のとある空港にて
「あー!?お嬢様が消えてしまったぞー!?」
「「馬鹿者!一体何をしておった!?早く探し出して連れ戻せ!お前等の給料減らすぞ!」」
「はいいー!」
黒い服の男集団が電話の主にどやされ慌てる。
「二手に別れて探すぞ!」
バラバラに散らばる黒服の男達。
「・・・はあー・・やっと散ってくれましたわね・・たまにはこんな堅苦しい事から解放されたいですわ・・日本に来日するのはこれで二度目ですけどこの街にはビートライダーズとかいう集団がいると聞いてますわ・・観たい・・」
物陰に隠れ黒服の男達がいなくなったのを確認した少女はふうと息をついた。
「さてと・・シーア・オロヴェルク・桐沢いきますわ!」
そう言って彼女は空港を出た。
それから三時間後・・
「ふいー!」
館山のインベス達との模擬戦を終えた俺達は一息ついた後俺はバイトに向かった。
そこで
「ん?」
「・・ううー~・・完ッ全に道に迷ってしまいましたわ・・こんな事ならおとなしくしていればよかったですわ・・」
バイトに向かう道中で金髪の少女がなにやら座り込んでいた。
「君、どうした?」
俺はその少女をなんだか放ってはおけず声をかけてみた。
「!・・・」
その子は顔を赤らめてうつむいてしまう。
俺なんか変な事したっけ?・・
「・・あ・・あの!ビートライダーズとかいう集団をご存じかしら?」
「へ?」
「だから!ビート・・」
「それなら俺も所属しているぜ!」
「へ?・・なら案内しなさい!」
いきなりタメ口かよ・・
「ううー~ん・・スマン、俺これからバイトがあるんだ。
俺の所属しているベースへの地図渡しておくからまた後でな」
俺はベースへの地図を彼女に渡し急いでバイトへ向かった。
「あ・・もう!これで行ければいいのですけど・・」
そして彼女は案の定
「何処なんですのー!?一体ここはあー!・・」
何故か思い切っりルートから外れシャルモンの前まで来てしまっていた。
そこで
「!?」
ガイン!
「キャッ!?もう!一体なんですの!?」
シャルモンの隅に裂目が開き、そこからブラーボが吹き飛んできた。
「痛いわねえー・・もう許さないわ!このアテクシをここまでコケにした事後悔させてア・ゲ・ル!」
そしてブラーボの目前にはまた新たなアーマードライダーが現れていた。
「・・・」
「何か言ったらどうなの?!」
ブラーボは黙秘を続けるアーマードライダーに痺れをきらしカッティングする。
カシャン!
[ドリアン・オーレ!]
「やられちゃいなさい!」
「・・・」
アーマードライダーはものともしないとでもいいたげなようにカッティングする。
[ナットウ・スパーキング!]
「なっ!?嘘おー!?」
予期せぬ反撃に対応出来なかったブラーボは叩き付けられ変身が強制解除されてしまう。
「くううー・・・」
ブラーボを追い詰めたアーマードライダーはいつの間にかその場から姿を消していた。
「ちょっと!?あなた大丈夫!?」
シーアは凰蓮を救護する。
「・・ああ・アナタ・・ちょっとそこにアテクシを運び込んでくれる?お願いよおー」
「わ・・分かりましたですわ!」
シーアは急いで店の中に凰蓮を運び込んだ。
「うー・・何処の誰か知らないけどありがとうね・・」
「ど・・どういたしましてですわ!」
「あれ?凰蓮さん?」
偶然弘司が店に来ていた。
負傷した凰蓮に気が付き驚く。
「やられたわ・・」
「OK!錬達に連絡取ります!」
事態を重く見た弘司はそう言ってケータイを取り出し錬達に緊急連絡を取るのだった。