「コレって・・あの方もしていた・・」
錬を追いかけて森へ踏み入ったシーアは案の定彼を見失った上にやはり迷ってしまっていた。
だが森のはずれにさしかかった所で彼女の足元近くに紛れも無い戦極ドライバーが落ちていた。
彼女は拾い上げる。
「ええっと・・」
シーアは戦極ドライバーを運用してみようと腰に着ける。
カシャ!イニシャライズが彼女に認証されベルトが出現する。
グー・・
「・・お腹減りましたわ・・その辺に生えている実でも食べたいわ・・」
沢芽市に着いてから何も口にしておらず空腹に耐えかねた彼女は辺りに生えていた果実を引き抜く。
すると・・
「え?・・」
勿論果実はそのままロックシードに変化する。
「もう!何々ですの!?・・」
彼女はまた錬を探して森を彷徨う羽目になった。
・・・
「ぜは!ウオリャア!」
「・・・」
逃げたインベスを追っていた道中急襲してきた新たなアーマードライダーナーバルに錠前の変更を封じられてしまった俺はチャージ攻撃の為に錠前を外す事も不可能に陥り劣勢を強いられていた。
「クソッ!?なんて奴だ」
「・・・」
またもやナーバルは無言のままカッティングする。
カシャン!
[ナットウ・スカッシュ!]
「やべっ!?こっちもやるしかねえか!」
俺も慌ててカッティングした。
カシャン、カシャン!
[サイヤッ!アスパラガス・オーレ!]
「さーあーいーやーあー!」
シュルシュル!ガキ!
俺のアスパラガスチェーンと奴の波動が激しくぶつかり合う。
「どわっ!?・・・」
奴のパワーの方が上でアスパラガスチェーンが弾き飛ばされ俺は奴の波動を喰らってしまい変身が強制解除されてしまった。
「ぐあ・・」
ダメージがデカく思った様に体が動かせない・・
しかも追い打ちをかけるように逃げたインベスまでもが現れた。
「クッ!?・・」
万事休すか?・・そう思ったその時・・
「てやあっ!」
「!?」
インベスが蹴飛ばされる。
「お嬢!?・・」
桐沢が現れた事にナーバルも驚いた表情をしていた。
「私も手に入れましたわ!あなたと同じ力を!」
「なっ!?まさか!?・・」
俺は桐沢の腰を見る。
彼女の腰にはきっちりと戦極ドライバーが装着されていた。
「変身!」
ビキン![ミョウガタケ]
ブルルーン!♪~
桐沢の頭上に召喚されるアームズ。
そして壮大な戦歌の様な待機音声が流れる。
「私は円卓の騎士の血筋を受け継ぐ者!」
そう言って桐沢はカッティングする。
[Yeah!ミョウガタケ・アームズ!騎士道・ジ・オンワールド!]
「騎士道は世界に通ず!鎧騎士オルヴェア今此処に爆誕ですわ!」
今正にまた新たなアーマードライダーが誕生した瞬間だった。