EP四十四「新世代ライダー登場!友情のダブルタッグ!そして悲劇の幕開け・・前編」
ディノスが企画したディノス&古代インベスVS他アーマードライダーのゲームから数日が過ぎた。
ベシルシアスベース
「まとめようか」
俺はクリスマスゲームの時に鉱汰さんがあの奇妙な森で見た情報をまとめてスピリットファラオ、ブルーパイレーツのアーマードライダーメンバーをうちのベースへ招集して会議を開いていた。
「あの森をユグドラシルは「ヘルヘイムの森」と呼んでいるらしい
館山が言った「ヘルヘイムの樹海」もだ。
そしてユグドラシルはあの森の果実をロックシードにして俺達ビートライダーズの間でインベスゲームを流行らせた。
そしてこの戦極ドライバーこそがアーマードライダーへとなる為の道具
コイツを使った俺達をモルモット呼ばわりしているユグドラシルの連中は・・」
俺は腹が立ってくる。
「でもな・・」
あの時シドが言っていた事が気にかかる。
「この戦極ドライバーは俺が管理を任された物じゃないな」
そう奴は言っていた。
じゃあ俺達の手にしている戦極ドライバーは一体誰が?・・
「そういやシドの奴クリスマスゲームのロックビークルの錠前の取引に俺達のロックシードも要求してきたよな?
アレってどういう事だ?・・」
弘司がそう言う。
それは俺には分かる。
「・・もしかして恐らくだがユグドラシルはまだそんなに俺達の事を把握出来ていないのかもしれない!・・」
「ヘルヘイムの樹海の事も奴等はまだ把握しきっていないようだからな」
館山が続けてそう言う。
「だからってこのまま黙っている訳にはいかないよな!」
「ああ!近い内にユグドラシルの秘密を探ってみようじゃないか!」
まあ今の状況で殴り込みかけても得られる物は無いに等しいのかもしれない。
だけどやってみる価値はあるかもしれない。
「鎧武とも相談して近い内に!」
「了解!」
数日後
「お前の狙いは鎧武じゃなかったのかよ!?」
戒斗はチーム・レイドワイルドのステージを狙っていた。
「ああそうさ・・その前にお前等を倒す!」
「クッ!?・・動けよ!動いてくれよ!・・」
戒斗は変身し、初瀬も変身しようとするがクリスマスゲームの時に白いアーマードライダーの不手際によって戦極ドライバーを半壊させられてしまい機能しなかったのだ。
「フン!・・」
バロンもそれを察する。
「クッ!?・・」
初瀬は苦し紛れにインベスを召喚するが
「強者の皮を被った弱者め!」
バロンの一閃攻撃にあっさりとインベスはやられる。
「リーダー!?」
悔しがる初瀬にメンバーが心配して集まってくる。
「勝負あったな ステージもロックシードも俺達バロンが貰い受ける!」
「あーらら~」
「オイ!グリドン!チームワークはどうした?!」
初瀬は城乃内にすがるが・・
「無茶言わないでよ初瀬ちゃん~なんなら俺達がこのステージ貰っちゃってもいいんだよ?」
「城乃内お前ー!?・・おいお前等・・な、なあ・・」
「いこいこ」
「・・・」
アーマードライダーに変身不能になってしまった初瀬を城乃内は嘲笑い、チームメンバーも離れていってしまった。
「うああああー!?・・・」
初瀬の叫びが街に響くばかりだった。
「さて・・次の噛ませ犬を探さなくちゃね」
城乃内が向かったのはシャルモン
「お願いです!鎧武やバロンに勝ちたいんですどうか!」
「違うわ~!」
「はい?」
城乃内は凰蓮を次の噛ませ犬に仕立てようと画策するつもりだったのだが・・
「あの白の君・・ああこんなんじゃ近付けないわ・・」
「あの・・俺ケーキ作りにきたんじゃないんですけど・・」
「とっとと混ぜて!固まってしまうじゃない!」
「は・・はいいー!」
凰蓮の気迫に押され城乃内は彼の下で働かされる事になってしまった。
その頃
「お前は・・」
「え・・戒斗?」
舞は工場地跡で戒斗と偶然会って話していた。
「お前まさか・・」
「うん・・ここで巫女舞してたの懐かしいな・・」
「そうだったのか・・」
戒斗にも微かに幼少の頃舞と会っていた記憶があった。
その後戒斗と別れた舞の前には・・
「「まだ・・間に合う・・」」
「え、誰?・・私!?」
自分とそっくりな少女が現れ舞は驚く。
「「今の貴方には他に選べる運命がいくらでもある・・駆紋戒斗や葛葉鉱汰と別れて違う人生を歩む事だって出来るはず!そうすることで手に入る新しい未来が今はまだいくらでも選べる」」
「何言ってるの!?どういう事!?」
そんな突拍子もない事を言われ、舞は混乱する。
「「あなたの想いがもたらすものはただ一つの必然の結末。それがなんなのか分かった時にはもう貴方は運命を選べない」」
「そんな・・ねえどういう事!?」
「「・・」」
舞が更に問い詰めようとすると少女は消えてしまった。
その後 ベシルシアスベース外
「え・・舞さん?・・」
「いえ違うと思いますが・・」
夏歌と彩季の前にもあの少女が現れた。
「「奏獄寺錬、奏獄寺優実、シーア・オロヴェルク・桐沢、水野弘司、海崎隆司、華咲愛、館山宗義と別れなさい。
そうする事で選べる未来がある」」
「はあっ!?・・なんであんたにそんな事言われなきゃいけないのよ!」
「抑えて夏歌さん!」
「はあ・・はあ・・錬はね私の幼馴染なのよ!優実ちゃんだって大事な妹分だし水野や他の人達だって!・・」
「「・・・」」
「あ、コラまだ話は終わって・・」
少女は消えてしまう。
「もう・・なんなのよー!?」
その頃・・ユグドラシル研究室
ビキン![メロンエナジー] [ナシエナジー]
[ソーダ!メロンエナジー・アームズ!♪~]
[ソーダ!ナシエナジー・アームズ!♪~]
「・・はっ!」
「そこっ!」
「ぐおっ!?・・」
二人の攻撃で黒影トルーパーはなんなく倒される。
「良い性能だ」
「そのようね」
貴虎と赤い髪の少女が実験ルームから出てくる。
「良いのかい?貴虎、マキ」
「いい加減悪餓鬼共を夢から覚まさせてあげないとな」
「ふふ♪・・」
貴虎はそう言い放ち、マキと呼ばれた少女は妖しく微笑んだ。
この街に恐ろしい事件が幕を開けようとは・・
やっと本編第二部までいけました!
これも読者の皆様のおかげです!これからもよろしくお願い致しますね!