仮面ライダー鎧武~異質な戦種   作:カオスサイン

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EP六十四「はじまる侵略と新たなる脅威、そしてユグドラシルの秘密Ⅳ」

俺と縁者はネメシスをなんとか戦いながら説得しようとしていると突如、シグルド、コルテス、エンプレスが現れた。

「よお」

「こおんにちいはあー!」

「・・・」

シグルドとコルテスは俺達を見下ろし、エンプレスは無言のままなぜだか俯いていた。

「と!」

「!」

シグルドとコルテスがネメシスを攻撃する。

「お前達もか・・」

「そういうこったよ!コイツみたいなのが存在していると我々の計画にも支障をきたすものでねえ!」

「やめろおー!」

「おい!?」

縁者はネメシスをシグルド達の攻撃から庇う。

「うぜえんだよ!」

「ぐあ!?」

縁者はなんとか二人の攻撃に耐えるも今にも倒れそうである。

「どうして!?・・」

ネメシスは縁者の対応に戸惑う。

「どうしてって・・僕は元刑事だからね・・君から感じ取った何かを知るまでは君を殺させなる訳にはいかない!」

縁者はそう言い、カッティングした。

[イヨォー・ポン!シソ・スカッシュ!]

「はおいー!」

「なぬ!?」

縁者はENを充填したシソディフェンダーを思い切りコルテスにぶつけた。

コルテスは対応が間に合わず直撃を喰らう。

「痛いなあ~・・」

だがそんな一撃をものともしないコルテスは憤慨しカッティングした。

[ソイヤッ!ハバネロ・スカッシュ!]

「ほおーれ!」

「縁者!」

俺は即座に縁者の援護に入ろうとする

が・・ピシュン!

「・・マキ・・」

エンプレスとシグルドの攻撃に足止めさせられてしまう。

「がっはあ!?・・・」

縁者はコルテスの攻撃に吹き飛ばされ変身強制解除させられた。

♪~その時烈太から連絡が入る。

「なんだって!?」

彼からの連絡によるとインベスを操り現金輸送車を襲わせていたのはビートライダーズとは全くもって無関係のチンピラ達だったらしい。

「もっとロックシード使ってもらわねえと困るんだよ!」

シグルドがそう言い放つ。

「シド・・貴様!・・まさかマキに・・」

恐らくシドの奴がマキにもロックシードをバラ撒かせたのであろう。

それは絶対に彼女の本意などではないはずだ。

「これからもお互い街の平和を守る為に頑張ろうや」

「何を戯言を・・これでも喰らえ!」

俺はキャロットドリッサーでシグルドを攻撃する。

「うわああー!?・・・なんてなあ!」

「何ッ!?ガッ!?・・」

シグルドは俺の攻撃をものともせず反撃してきた。

「・・・」

そして其処に無言のままのエンプレスの一撃が入る。

「があああー!?・・」

その一撃によって俺は変身を解除させられる。

「あのなあ、もしもの時はボタン一つでこの街を焼き払う事だって可能なんだぜ?我々の計画、「プロジェクト・アーク」の一環でねえ!」

「なん・・だと!?・・」

シグルドのこの言葉に俺は驚愕する。

「どういう事だ!?・・」

「テメエ等が余計な手出ししなけりゃ街の人達は平和に暮らせるってことだよ!」

コルテスが俺の疑問にそう付け加え返す。

コイツ等・・そんな仮初の平和で無関係の人達を騙そうとしているのか。

「マキ!君はそんな事望んじゃいないはずだ!優実達の平和を・・日常を壊す様な事を・・君は・・」

俺はシドにブチギレながら必死にマキを説得しようと試みる。

「うるさい!うるさい!うるさい!」

エンプレスはそれでも聞き入れようとはしてくれない。

「マキ・・・おい・・シド、桐生業斗!彼女にまで汚名を被せようとするお前達ユグドラシルを俺は絶対に許さない!決してな!ロックオン!」

俺は決意を固め、変身する。

ビキン![ゴボウエナジー♪]

俺は即座にゴボウエナジーロックシードを解錠し、コアにセットしカッティングする。

[サイヤッ!キャロット・アームズ!細道・ステージイン! ジンバー・ゴボウ!ハハッー!]

「ここからは!・・俺の異質なステージを楽しみな!」

「何をこしゃくな!」

「ビートライダーズの小僧が粋がるなよ!」

シグルドとコルテスが突撃してくる。

「はっ!」

「ぐほおっ!?やるねえ~ベシルのあんちゃんよお!だがよお・・」

コルテスはカッティングする。

[ソイヤッ!ハバネロ・オーレ!]

「やられはしない!」

対する俺も拘束カッティングする。

[サイヤッ!キャロット・スパーキング! ゴボウエナジー・スパーキング!]

俺はソニックアローを鎧に取り付けコルテスに突進を仕掛ける。

「さーあーいーやーあー!!」

「何ィッ!?・・・」

コルテスがパワー負けし変身が強制解除される。

「覚えていやがれ!」

変身解除に追い込まれた桐生は捨台詞を吐いて逃げていった。

「次!」

「チイ・・小僧のくせにいつの間にそんなに強く!?・・」

俺はシグルドへと身構えた。

「お前達の計画は絶対に阻止してみせる!」

「ちょこざいな!」

シグルドはチェリーエナジーロックシードをソニックアローに装填する。

[LockOn!チェリー・エナジー♪]

「どらっ!」

「無駄だよ!」

俺は回転しシグルドの渾身の一撃を回避した。

「何ッ!?・・」

「今!」

奴に隙ができ俺はまた高速カッティングする。

[サイヤッ!キャロット・オーレ! ゴボウエナジー・オーレ!]

「さーあーいーやーあー!!」

ソニックアローに充填したEN刃でシグルドへと一撃を放った。

「がああー!?・・」

それでも尚変身が解除されないシグルドは

「チッ・・今ここでこのガキにやられる訳にはいかねえ・・仕方ねえここは退くしか!」

変身を解除したシドは逃げていった。

「よし!・・後は・・」

俺はエンプレスへ向き直る。

「・・・はっ!」

「そうくると思ったよ」

エンプレスはソニックアローを撃ってくる。

対する俺もソニックアローを撃ち放つ。

「忍耐比べときたか・・」

撃ち合い合戦の最中、俺はマキへの想いを再確認していた。

よし・・この一撃で彼女を救おう!

「!・・」

お互いドライバーに手をかけた。

[ナシエナジー・スカッシュ!]

[サイヤッ!キャロット・スカッシュ! ゴボウエナジー・スカッシュ!]

「うああああーー!」

「マキィー!さーあーいーやーあー!!」

エンプレスの「エンプレスインパクト」と俺の「無頼ソニックキック」が激しくぶつかり合った。

「ああああああ!」

「うおおおおおー!」

俺は技の途中に一回転しソニックアローを放った。

「キャア!?・・」

エンプレスはこれに対応出来ず攻撃が緩んだ。

「キャアァー!?・・・」

俺の一撃が勝ち、エンプレスの変身は解除され、彼女のナシエナジーロックシードは俺の手元に飛んできた。

「マキ・・」

俺は変身を解除する。

「あ・・」

「・・・」

変身を解除してから気が付いたが俺は彼女に馬乗りになってしまっていた。

「あ・・あのな・・」

「・・~~~~」

彼女は今にも泣きだしそうであった。

「し・・仕方ないなこれは・・」

俺は咄嗟の対応でマキにキスをした。

や・・やってしまった・・一瞬の判断だったとはいえ・・

「ああああ・・~~~///」

マキは顔を沸騰する程に赤らめたかと思うと一目散に逃げ出してしまった。

「あちゃー・・」

後にはちょっと後悔する俺が佇むだけであった。

後で聞いた話だがシドは鎧武にやられ、ネメシスはいつの間にかいなくなっていたようだった。

 

 

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