「おうらああああああ!」
「クッ!?・・・」
一方のユグドラシルでは、スカラーシステムが鎧武とベシルによって破壊されてしまい色々と慌ただしかった。
そんな中でマナはマキに問いただす。
「なんであの男をみすみす逃がしてしまったの?!」
「・・・」
そに対しマキは何も答えない。
「・・・マキちゃんがどうもしないなら私には考えがあるわ!」
マナはドス黒いオーラを纏い考えを巡らせていた。
「落ち着け今はそれ所ではないだろ」
貴虎が状況を打破しようとマナをなんとか落ち着かせようとするが
「うるさいわね!男性のあなたが首を突っ込まないでくれないかしら?!」
「だから今は・・・」
マナに怒鳴られる貴虎は退くまいと彼女を懸命になだめるが筋金入りの妹命なマナには依然効果無しであった。
「本当にどうしたものか・・・」
その頃、凌馬は一人研究室で鉱太と錬が自身が未確認のロックシードを所持していたことに彼等への対処をどうするかで頭を悩ませていた。
「まあ、葛葉鉱汰は光実君に任せてみる他あるまいか・・
しかし、奏獄寺錬・・彼は・・」
・・・
「むう!?これ程までとは!・・・」
「どわーっ!?・・・」
同じ頃、エツィオは黒影トルーパー隊とヘルヘイムで隆司達がいたあの海の上で調査をしていた。
その時、いきなり海上からたくさんのサメインベスが現れて船上は混乱していた。
エツィオは応戦して戦うが場所が場所だけにかなり苦戦していた。
「チッ!これで最後か!」
何とか撃退した。
エツィオは
「やはり、この海には何かがいるぞ…」
と呟いた。
そして、少し経ったチーム・ブルーパイレーツベース
「ヘルヘイムの侵略を乗り越え知性と強大な力を兼ね備えたインベス、オーバーロードだと?」
「そうだ」
ベースに戻り、黒崎達は隆司に一体何があったのかを聞くと彼の口から驚愕の事実が明かされた。
「まさかその上ヘルヘイムの樹海に海底神殿があったとはな・・」
「ああ、そこで俺はオーバーロード、リヴァイアサンに遭遇してこの話を聞かされたんだ」
「なあ、ユグドラシルがオーバーロードの存在を知っていると思うか?麗」
「いいえ、少なくとも主任がその様な事を言っていた記憶はございませんね・・」
「そうだったな・・本当にあそこは未だに分からない事が山積みだな・・」
黒崎は新たに発生したこの問題に頭を抱えるしかなかった。
「お?お前等も戻ってきてたか!」
そこに錬が帰還してくる。
「・・・」
「あれ?・・皆どうしたんだ?そんな顔してさ」
俺はユグドラシルへの奇襲をかけた直後、ブルーパイレーツベースへ顔を見せにきたのだが、何故か皆辛辣な顔をしていた。
「丁度よかったぜ錬。お前にも大事な話があるんだ」
「何だと?」
こりゃもしや・・